山中望美

やまなかのぞみ

『仮面ライダー剣』のキャラクター。仮面ライダーレンゲル・上城睦月の恋人。

「何も言ってくれなくても……私、睦月を信じてるから」

演：宮澤亜理沙

解説

『仮面ライダー剣』に登場するヒロインの一人。

第15話より登場。

17歳（初登場時）の高校3年生。

頼りないところのある睦月に発破をかけたり助けたりしている元気な女の子。

睦月の優しさを理解しており、そこに惹かれている。

睦月が仮面ライダーとなり、スパイダーアンデッドの呪縛に苦しんでいる間も、健気に心配し続ける。

特に、睦月が完全にアンデッドに支配されて自宅に帰らなくなってからは、たとえ冷たく拒まれても、決して諦めずに説得を続けた。

そうした彼女の献身が、回り回って城光/タイガーアンデッドの気持ちを変え、睦月を闇から救った。

睦月が正義の仮面ライダーになってからは、仮面ライダーとしての活動を応援しつつも、危ない目に遭ってほしくないという想いも抱いており、ダークローチとの戦いに赴く睦月に「行かないで！」と言ってしまったこともある。

全ての戦いが終わってからは、睦月と共に平凡な日常生活に戻ることができた。

それが剣崎一真/仮面ライダーブレイドの自己犠牲のためであると知っている、数少ない一般人でもある。

残念ながら登場せず。

脚本がサブライターの井上敏樹だったことと、ちょうど登場時期と映画の撮影時期が同じであるため、ストーリーに入れられなかったのかもしれない。

睦月と同時に大学を受験したものの、自分だけが志望校に合格してしまう。

睦月たちが橘さんのミスで解放してしまったカメレオンアンデッドと戦い終わった後に、睦月の母から教えられた、彼の志望校への補欠合格を伝える。

演じた宮澤氏は『剣』放送終了から間もなく、芸能活動を引退している。