概要
Vシネマ作品『鎧武外伝 仮面ライダーデューク/仮面ライダーナックル』の「ナックル」編に登場する、仮面ライダーナックルの新アームズ。
クルミアームズとマロンエナジーアームズが融合した陣羽織の形をした大型のアーマーを装備する新形態で、ジンバーレモンアームズ同様のゲネシスコアとマロンエナジーロックシードを使って変身する。
「デューク」編のレモンアームズとは違い、こちらは純粋にナックルの強化フォームと言って良いだろう。また、鎧武以外でジンバー系統に変身したのは彼が初。
「ナックル」編は本編の後日談を描いたストーリーなので、変身者であるザックがどういった経緯で再び変身出来る様になるのか、また変身音については下記の概要2(ネタバレ注意!)を参照。
スペック
身長 | 204.5cm |
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体重 | 112kg |
パンチ力 | 15.8t |
キック力 | 20.9t |
ジャンプ力 | ひと跳び30m |
走力 | 100mを4.8秒 |
形状・アームズウエポン
基本色は茶色。
頭部はクルミアームズと同形状だが眉間に豊臣秀吉の兜の前立を思わせる太陽を模した兜の前立がある。
陣羽織はジンバーレモンアームズと共通のデザインだが、表面にはマロンの輪切りが無数に並んだ様な模様がある。
アームズウエポンはソニックアローでも影松・真でもなく、栗を模した両手のグローブ“マロンボンバー”を武器としている。
鎧武と違ってソニックアローではなく、グローブ型なのは恐らく次世代ライダーのマツボックリエナジーアームズと同様に木の実系であることや、クルミボンバーを使用するクルミアームズと組み合わせた影響と思われる。
余談だが、クルミボンバーと違い、取っ手が盾のように外側に付いている為、カッティングブレードは指で下ろすことが可能。
玩具関係情報
このフォームの変身アイテムである、DXマロンエナジーロックシード&ゲネシスコアユニットがプレミアムバンダイより限定発売された。
ザックと戒斗の台詞を多数収録しているほか、ゲネシスドライバーを使えばマロンエナジーアームズも再現可能。
劇中では変身待機音は鳴らずに変身しており、玩具ではギミックの都合上、和風待機音及びソイヤ!での変身音となっている。外観も和風なのでジンバーは共通して和風になるのか?といった考察もあったが、公式には和風以外のジンバーの音声に関する設定が決まっていなかったことが後に明らかとなった。
この点がCSM版の制作時に作品スタッフにより再設定され、ゲネシスコアを用いても、そのライダーの通常時と同じ音であると再設定され、CSMではクルミアームズと同じロック音となっている。
以下、ネタバレ要素を含みます。本編未視聴の方はご注意ください!
概要2(ネタバレ注意!)
鎧武外伝2「ナックル」編にて登場する不良集団『ネオ・バロン』がアーマードライダーの力を保有している事を受けて、彼らを打倒するべくザックが再び変身する。
戦極ドライバー・クルミロックシード・マロンエナジーロックシードは呉島光実からの提供。
※詳しい事は描写されていないが、『ネオ・バロン』を支援しアーマードライダーの力を与えているテロリスト集団にてユグドラシルの残党の集まりである『黒の菩提樹』に対抗すべく呉島兄弟が開発・生産した物と思われる。
そしてゲネシスコアは、駆紋戒斗が使用していたゲネシスドライバーから取り出した物。
変身音は『ミックス!クルミアームズ!ミスターナックルマン!ジンバーマロン!ハハーッ!』
後日談である『小説仮面ライダー鎧武』にも登場し、鎧武、ナックル以外のジンバーアームズも登場した。
必殺技
- 正式名称不明
カッティングブレードを1回倒して発動する。空中で回転して両手のマロンボンバーからイガグリの棘を飛ばして攻撃し、グローブの中に隠されている赤いボクシンググローブである真のマロンボンバーを露出させる。
- 正式名称不明2
カッティングブレードを2回倒して発動する。両手の真のマロンボンバーに炎を宿らせ、高威力の拳で敵に殴りかかる。なお、必殺技発動時には頭部の兜の前立てが発光している。
余談
赤いグローブはその形状から仮面ライダーオーズのゴリバゴーンのリペイントと思われる。
関連タグ
ザック(仮面ライダー鎧武) 仮面ライダーナックル クルミアームズ 栗