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ディメトロドンの編集履歴

2022-05-09 23:46:16 バージョン

ディメトロドン

でぃめとろどん

哺乳類の遠い先祖にあたる「単弓類」の一種。 恐竜ではない。

概要

ペルム紀前期のユーラメリカ大陸域(アメリカドイツ)に生息していた単弓類

主な産出地としてテキサスの赤色層(Texas Red beds)が挙げられる。


全長は1.7〜4.6m、体重は28〜250kgと推定されている。


ディメトロドンとは「2種の歯」の意味で、大きさ・形状の異なる2種の歯を持つ。

また、歯の形態は狙う獲物によって異なり、小型種を狙うD.milleriには鋸歯(セレーション)がなく、大型の種を狩るD.limbatusやD. grandisにはエナメルセレーションが見られる。


 この種の最大の特徴である帆は伸長した脊椎の神経棘で、この棘の間に皮膜による帆が張られていたと考えられている。

 これは、求愛時に雌に対してのアピールに使用するディスプレイと言われている。

 また、この帆には多数の血管が張り巡らされ、大量の血液が供給される様になっており、『熱交換器』としても機能していたようだ。例えば、体温が低い朝方には日光を浴びて熱を吸収して血液を温めることで体温を上げて活発に行動し、逆に体温が上昇し過ぎた時には日陰で帆に風に当てることで、身体を冷やしていたと考えられている。この体温調節機能があったことで、他の動物よりも素早く行動することが可能となり、獲物を捕まえるのに有利だったことだろう。

只2014年にフィールド自然史博物館のアンジルチェックとシュミッツがある種類(milleri)の強膜輪の存在が気温の下がる夜に活動していた可能性を示唆するという研究成果を発表した。


 後年の恐竜の中にも、植物食恐竜のオウラノサウルスや肉食恐竜のスピノサウルスアマルガサウルスなどのように帆を持つ種が存在し、ディメトロドンと同じような仕組みをしていたと考えられている。


創作に於けるディメトロドン

 その特徴のある帆から古生代の陸上動物の中では有名で、恐竜玩具の中にディメトロドンのフィギュアが混ざることも多い。サブカルチャーにおいても出番が多く、キャラクターのモデルとして起用される事がある。

ディメトロドンモチーフのキャラ


ZOIDS』に登場するディメトロドン

ゴシック風 ディメトロドン

型番(所属)
形式
  • 旧:恐竜型(だから違うっての)
  • 新:ディメトロドン型
全長22.3m
全高12.6m
全幅8.42m
重量156t
最高速度150km/h
装備
  • 大型赤外線レーザーサーチライト〈旧〉/赤外線レーザーサーチャー〈新〉(額)
  • 接近戦用ビーム砲×2〈旧〉/TEZ20mmリニアレーザーガン×2〈新〉(喉)
  • 高圧濃硫酸噴射砲〈旧・新〉(左肩)
  • 全方位レーダーアンテナ〈旧〉/全天候3Dレーダー〈新〉(帆)
  • 全天候自己誘導ミサイルランチャー〈旧〉/地対地ミサイルポッド〈新〉(帆の前)
  • 全天候3Dレーダー〈旧〉/複合センサーユニット〈新〉(帆の後ろ)
  • 高速キャノン砲〈旧〉/AEZ20mmリニアレーザーガン〈新〉(尾端)
  • MAD磁気探知機〈旧〉(尾端)
  • 爆発物探知センサー〈旧〉(足)
  • 放熱口〈旧〉(脚)
  • チャフ・フレアディスペンサー〈新〉(脇腹)

 中央大陸戦争時代、ゼネバス帝国が暗黒大陸に亡命中に開発した、大型のディメトロドン型電子戦ゾイド


小型機で見つかりにくいゲーターよりも大型になってしまっているがこの機体最大の特徴である背中の巨大な背びれは超高感度レーダーアンテナであり、そのレーダーの性能はヘリック共和国ゾイドゴルドスのレーダー機能を凌ぐ。

この機体のレーダーとデータリンクした射撃管制装置は極めて正確に敵を狙い撃つことができ、かつ敵の通信電波を傍受すると自動的にそれを分析してより強力な妨害電波を発して通信を遮断することも可能と、隠蔽・索敵・精密射撃等に優れている。

ただしゲーター同様にディメトロドン自体の戦闘能力は低く、ゴジュラスだけでなくシールドライガー等の同クラスのゾイドとの直接戦闘では殆ど勝ち目がない。


後に大異変を生き延びており、ネオゼネバス帝国により再び運用され、ヘリック共和国滅亡後の共和国軍残党狩りに運用された。


対となるゴルドスに比べるとアニメでは登場せず、ゲーム作品でもほとんど出番がないとメディア的には不遇。

ただしゲーム・『サイバードライブゾイド 機獣の戦士ヒュウ』では攻撃速度が速く、最初の壁というべき強さを見せてくる。


関連タグ

ゾイド 古生物 電子戦

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