「タイガー!ファイアー!サイバー!ファイバー!ダイバー!ギャラクシーッ!」
データ
全長/51.9m
体重/2127.9t
スキン/星座オールスター
概要
倒された宇宙鬼のパワーが脳人レイヤーに積み重なって誕生した、巨大な宇宙モデルのヒトツ鬼ング。
赤い宝玉を咥えた東洋の獅子を模した冠を被り、両腕はそれぞれイエローとオレンジの手甲、両足はブラックとブルーの脛当てといった球状のパーツがついた装甲で覆われたスキン・“星座オールスター”を身に纏う。
ボディの顔は黒で、下半身には赤が挿し色として入っている。
騎士竜鬼ングの用いた物と同型の大剣や胸部からの紫の光弾を武器に、アイドルのコールを叫びながら銀河レベル級の九連攻撃を繰り出すギャラクシースキルを得意とする。要は小細工無しのゴリ押し戦法で戦うだけだが、その分地力は高くドンオニタイジンと互角の接近戦を繰り広げられる程。
また脳人レイヤー内へ高さ999mの「タマゲタワー」を召喚し、その頂上のバトルフィールドへ自身諸共敵を誘い込み強引に接近戦を促す芸当も可能。なお召喚時には宝玉をあしらった円盤のエフェクトが出現する。
活躍
撃破された宇宙鬼の欲望が暴走して変貌を果たし、直後にノリノリなダンスを披露しながら、脳人レイヤーに顕現した。
これを迎え撃つべく、アノーニを蹴散らしたドンオニタイジンも巨大化して脳人レイヤーに降臨、直接対決となる。
ビル街を動き回りながら二刀流の剣を振るうドンオニタイジンと互角の勝負を繰り広げ、自身の得意スキルのゴリ押し戦法で攻め立てるが、業を煮やしたオニシスターのオニキックによる不意打ちの百烈蹴りにたじろいでしまう。そこで足元よりタマゲタワーを出現させ、高所での戦いに持ち込むと左足役のイヌブラザーが高所恐怖症な為怖がり出す。
これでやや動きの悪くなった相手へ反撃を入れる宇宙鬼ングだったが、サルブラザーの判断でドンオニタイジンはタワーからダイブ・飛行。そこから上空へ舞い上がっての天空サル連撃を叩き込まれ、今度は自分がタワーから転落。
最期は地面に叩き付けられて動きが鈍った所を『一騎桃千・ドンブラパラダイス』で一刀両断されて、「ギャラクシーィィィィ…!」と叫びながら倒れ込んで敗北・爆散した。
宇宙鬼になっていた青年も元の姿に戻り、彼が取り込んだアイドル達も五体満足の状態で開発された。
また、(描写こそなかった物の)撃破時にキュウレンジャーギアがドロップされた様子。
余談
登場時の妙な動きはキュータマダンシング!の振り付けのひとつである。それも初期のもの。
モチーフはキュウレンオーで、四肢はそれぞれのカラーリングの戦士に該当するキュウボイジャーをモチーフにした物と思われる。頭頂部に宝玉を配したデザインからキュータマジンの要素も含まれている様子。
なおモチーフ元は四肢部分を自在に換装して変幻自在の戦術が行える万能型で、所詮スキン(外見)を変えただけで力任せの戦い方しか出来ない宇宙鬼ングとは真逆の存在でもある。
なお、キュウレンオーの両肩と両膝にコクピットが配されている点が、同じ部位にお供4人の顔が置かれるドンオニタイジンと類似する。
ヒトツ鬼のまま倒されるパターンが多かった中で、地球鬼ング以来のヒトツ鬼ングとなった。
スーツアクターを務める草野氏は、キュウレンジャーでカジキイエロー役を演じて以降、ゲスト怪人や戦隊ロボ役で戦隊シリーズに登板する機会が多くなった経歴を有している。
関連タグ
仮面ライダーギンガ:断末魔が同じ。
平安名すみれ:ラブライブ!スーパースター!!のキャラクター。口癖が「ギャラクシー!」という点も共通しているが、公式は「アイドル回だからってそんなコスリ、無いったら無いんですからね!」と述べている。
デザスト:角形の肩で顔面部分が赤かったりと、外観が非常に似ている。