概要
「ガンダムのプラモデル・ガンプラを作ってゲームの中で動かす」事が基本コンセプト。
タイトルが「ビルド」の形式となっていることが特徴で、公式ではガンダムビルドファイターズ関連作品、ガンダムビルドダイバーズ関連作品、ガンダムビルドリアルがビルドシリーズと呼称されている(ほかのガンダムでも見られるがこのくくりでの取り上げ方はアニメ作品だけをカウントしていたり商品としては外伝もカウントしていたりと取り上げ方によってまちまちではある)。
従来の作品とは異なり基本的に平和な世界で死人が出ないことなどが共通事項となっていたが、そのパターンを破った例外もある。
シリーズと呼ばれることもあるが、ガンプラをメインテーマにしている以外は各作品ごとに作風やテーマが変更されており、ほぼ独立しているのも特徴。特に世界観が異なるのは新規層にも届ける意図があるため。
そのためにどの作品からでも視聴しやすくなっている一方、作品毎に好き嫌いが出やすく、ライトユーザーの方が多くなりやすいという見方もある。
ただ、こういった手法はガンダムシリーズでは宇宙世紀シリーズ以外に共通する特徴でもある。
コミカライズや配信先行作品(バトローグやGMの逆襲、Re:Riseなど)を除き、テレビシリーズ3作品(及びアイランドウォーズ)はテレビ東京系で放送。
2019年8月31日から10月5日までBS11にて、TVシリーズ3作品の傑作選を放送する『ガンダムビルドシリーズメモリーズ』が毎週土曜日に放送。その後番組が「ガンダムビルドダイバーズRe:RISE」となる。
状況は様々だが最終話では今まで登場してきたキャラが共闘しての大乱戦が描かれるのが定番化している(※)。
2021年現在の最新作は実写作品である『ガンダムビルドリアル』。配信限定作品だったが同年11月23日よりTOKYOMXで放送される。
作品一覧
- ガンダムビルドファイターズ:初のTVシリーズ。
- ガンダムビルドファイターズA:本編と連動した外伝。
- ガンダムビルドファイターズD:GBF-Aを別の目線で描いた作品。
- ガンダムビルドファイターズA-R:GBF-Aの続編。
- ガンダムビルドファイターズ炎:主に模型作例を中心に展開した外伝。
- ガンダムビルドファイターズGMの逆襲:OVA。GBFとトライとの間の出来事を描く。
- ガンダムビルドファイターズバトローグ:配信限定の外伝。
- ガンダムビルドファイターズ プラモダイバー キット&ビルト:コロコロコミックにて連載されていた。ビルドファイターズシリーズとの世界観の繋がりは不明だが、ビルドストライクガンダムなどの本編で登場したガンプラが販売されている。
- ガンダムビルドファイターズトライ:GBFの続編。前作のキャラも登場。
- ガンダムビルドファイターズ炎トライ:GBF炎の続編。前作のキャラと本編のキャラも登場。
- ガンダムビルドファイターズトライ アイランド・ウォーズ :TVスペシャル。トライのその後の出来事を描く。
- ガンダムビルドダイバーズ:舞台設定を改めたTVシリーズ。
- ガンダムビルドダイバーズ ブレイク:マスダイバーを中心に本編の裏側を描く外伝作品。
- ガンダムビルドダイバーズ GIMM&BALL'S WORLD CHALLENGE:ダイバーズ本編の外伝の一つ。使用ガンプラはMG主体で商品展開は全面的にプレミアムバンダイ限定。
- ガンダムビルドダイバーズRe:RISE:GBDの続編。配信限定(後にBS11で放送)。
- ガンダムビルドダイバーリゼ:ELダイバーの目線から見るもう一つのビルドダイバーズ。
- ガンダムビルドダイバーズ Genius Head Line:Re:RISE本編の外伝の一つ。使用ガンプラはGIMM&BALL'S WORLD CHALLENGEと同様にMG主体で商品展開は全面的にプレミアムバンダイ限定。
- ガンダムビルドリアル:ガンダムビルドシリーズ初の実写作品。
ガンプラを題材としたアニメ作品
- ガンプラビルダーズ:初のガンプラを題材としたアニメ。OVA。本作の用語や一部スタッフはビルドファイターズにも引き継がれており原型と言える。
- ガンプラビルダーズD:電撃ホビーマガジンにて連載された外伝。
- ガンプラビルダーズJ:ホビージャパンにて連載された外伝。『D』と『J』はそれぞれ連動している。
- ガンダムブレイカー バトローグ:ガンプラを題材にしたガンダムブレイカーのうち3とモバイルの世界観を繋げたアニメ作品。
関連タグ
SDガンダムフォース 三国伝:テレビ東京で放送されたガンダムシリーズ。