概要
プロフィール
アーサー王に仕える混沌の騎士の1人であり、最上位の階級である四凶に所属している。
人物
容姿
白髪のセミロングで、どことなくマーリンを彷彿させる嫋やかな雰囲気を放つ美女
人物像
基本的な態度は淑女的であり、言葉遣いが丁寧な好人物といった感じだが、最奥は他の混沌の騎士と同じであり、相手を躊躇なく殺害しようとするなど冷酷な人物である。
また追い詰められると言葉遣いがぶりっこになるなど髪の色も含めマーリンとは対照的な人物である。
アーサーからの信頼は高く、キングとかち合うことを想定して妖精界に送り込まれたり、彼に対しややフランクに接しても咎められていない。
年齢は不明だが、作中では古代の魔術師と称されていること、エリザベスがマーリンから昔(おそらく3000年以上前)聞いた名前と言われていることから3000以上と思われる。
上記の通り、度々マーリンとの関係が示唆されており、彼女の魔法センスを踏まえれば、ベリアルイン出身の可能性が高い。
戦闘能力
混沌の騎士の中では珍しく魔法主体で戦う。本気を出さずにチビ羽キング(十戒相当の強さ)と渡り合い、自身を攻撃しようとしたディアンヌを返り討ちにする実力者である。
また、覚醒状態のキングを想定の範囲内(ディアンヌに至っては大したことがなかったのか触れてない)の強さと評価するなど中々底が知れない人物である。
魔力
「不明」
- 「衝撃の尾針(ショックスティンガー)」
魔法の針を放つ技、キング、ディアンヌが反応できない速度を有し、ディアンヌの人体を貫通し、吹き飛ばす威力がある。
- 「完璧なる立方体(パーフェクトキューブ)」
術者が認めた者以外の侵入を拒み、力の大小関係なく、いかなる攻撃も跳ね返す立方体の結界を張る魔界由来の秘術。
- 「瞬間移動(テレポート)」
自身や周囲の人間を任意の場所へ瞬間的に移動する、またはさせる魔法。
- 「はね回る四大元素(バウンズ・フォーエレメンツ)」
バウンズ属性が付与された四大元素の塊を放つ技
相手を完璧なる立方体に閉じ込め、瞬間移動で四大元素を立方体に移動させることによって跳弾として使用
また、完璧なる立方体を破壊する威力がある。
- 「不明」
相手を自白させる魔法
- 「記憶の回路」
生き物や大地の記憶を再生する魔法
- 「黒葬(ダークデストロイ)」
黒い雷を放つ魔法
- 「不明」
空中を移動する魔法
キングのシャスティフォルを難なく回避できるほどのスピード
- 「不明」
分身を作り出す魔法
ネタバレ注意
またアーサーとの契約により、混沌の力を授かっている。
これにより戦闘能力が七つの大罪並に跳ね上がった上、死を超越した存在になっている。
経歴(ネタバレ注意)
第一章
パーシバルが眠りについた後、他の四凶と共にアーサーに召集される。
第二章
古の秘薬を入手するため、部下のキルベガンとともにキング、ディアンヌの住む妖精王の森に侵入を目論む。
手始めとしてマートルにキングに対する懐疑心を植え付けることで、侵入を手引きさせる。
侵入後はキルベガンにキングの相手をさせ、自身はジクタスと交戦、圧倒的な実力差で彼を瀕死に追い込み、魔法で秘薬の隠し場所を自白させ入手する。ジクタスを助けに来た他の兄弟を蹂躙し絶命寸前まで追い込むが、駆けつけたキングに阻止される。キングが呪いで本気を出せないことも相まって彼を追い詰めるが、次期妖精王として覚醒したナシエンスの助太刀により致命傷を負い敗北、したと思いきや古の秘薬を使い復活し、キング一家の心臓を貫き、ナシエンスを死亡寸前まで追い込む。だが、ナシエンスが危機に陥ったことによりパーシバルが復活を果たしてしまい、彼に圧倒されてしまう。最終的には力を取り戻したキングによって遥彼方まで吹き飛ばされた。
死亡したと思いきや、生き延びており、何事もなかったかのように事の顛末をアーサーに報告した。