ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

ザ・バーザーカーの編集履歴

2022-08-02 12:55:54 バージョン

ザ・バーザーカー

ざばーざーかー

ザ・バーザーカーとは、『キン肉マン』の登場人物。

「我は天界にて“自制の神”と呼ばれし者」

「此度の下天で得た地上での超神名は…」

「ザ・バーザーカーッ!!」


概要

属性超人の神→超神
出身地天上界
超人強度9999万パワー

「超神編」で初登場。

超人滅亡を企てる調和の神に賛同する超神の1人。

元々は超人の神の一柱自制の神であり、調和の神や他の同志達と共に下天を行い地上に襲来した。

口癖は「ドフドフ」。


獅子を思わせる長髪と人間に近い風貌が特徴で、もみあげの辺りからお下げのように結った髪を垂らし、冠のような髪飾り「ベルセルクビーク」を装備。手には重厚で派手なデザインの大剣を所持しており、名乗る際にも誇らしげに掲げている。

顔付きやレスリングウェアのような衣装は、完璧超人始祖ジャスティスマンにも似ており、コマによっては瞳も描かれている。


元が自制を司る神のためか、余裕のある落ち着いた性格の持ち主である事が窺える。超人を見下すような態度も見せるが、一方で自身の予測を上回る力量を持つ相手を素直に褒め称えるなど、他の多くの超神と共通する一面が見られる。


同じ超神のザ・ナチュラルとはタッグチーム「モデスティーズ」を組んでおり、防御技に優れるナチュラルを「」、自らを「」に例えている。

連携はとれているが、コンビとしては互いに利用し合うだけの関係の為、戦闘不能になったナチュラルの体を乱暴に扱うなど冷酷な面もある。


活躍

はぐれ悪魔超人コンビ戦

中国の秦始皇帝陵に降下し、駆け付けたキン肉マンビッグボディと遭遇。彼を守るべく現れた強力チームランペイジマンの戦闘を傍観していた。

そこへ乱入してきたキン肉マンスーパーフェニックスの提案により、フェニックスの開いた大穴を通っていずれかの場所に移動し、カピラリアの欠片を賭けての戦いを見届ける。

マイティハーキュリーズの敗北後、調和の神の指示によってバベルの塔で超人達を迎え撃つ展開となり、その場から撤収した。


バベルの塔では、第一の関門を突破して登ってきたアシュラマンサンシャインを闇に覆われた部屋のリングにてザ・ナチュラルと共に待ち構えており、両者と対面。両者を一度に相手しようとするナチュラルに、自身とコンビを組んでのタッグマッチを行う事を持ちかける。

ナチュラルがこれを了承すると、自身のリングとナチュラルのリングを合体させ、更にマントを脱いでその姿を現す。

試合が始まると、サタンクロスの仇であるナチュラルとの戦いを望むアシュラマンの意思を汲んで、最初はリングの外で様子見を兼ねて待機に入る。その際、改めて自身達のタッグチーム名を「モデスティーズ」と名乗る。


アシュラマンとナチュラルの戦いを黙って見ていたが、ナチュラルがアシュラマンとサンシャインの繰り出した「砂塵迷宮投げ」を受けてグラついたのと同時にタッチを交わしてチェンジ。リング入りすると、挨拶代わりと言わんばかりに強烈なドロップキックをアシュラマンに喰らわせた。


吹っ飛ばされるアシュラマンだったが、直後にサンシャインが変化した6つの球体「地獄の砂団子」を手にし、それをバーザーカーに投げつける。すると砂団子は元のサンシャインの身体に変化。背後を取ったサンシャインはフルネイソンの体勢からのドラゴンスープレックスを繰り出し、バーザーカーをマットに叩きつけようとする。

しかし、バーザーカーはサンシャインの左足に自身の両足を絡めることでドラゴンスープレックスを防ぎ、逆に左腕でサンシャインの首を抑え込み、ブレーンバスターによるカウンターを仕掛けた。だがサンシャインも再び砂に変化してダメージを回避、カンガルーキックをバーザーカーの背面に叩き込む。それによりバーザーカーに隙ができ、それを逃さなかったアシュラマンは「阿修羅稲綱落とし∞パワー」を繰り出し、バーザーカーとその背後にいるナチュラルの双方に大打撃を与えようと図る。

ナチュラルはすぐさま「ナチュラルレイヤークッション」を発動。ナチュラルの盾2枚が破壊されるが、バーザーカーとナチュラルは共に直撃だけは避け、ナチュラルの盾を破壊したアシュラマンに対し、「(ナチュラルの盾を2枚も破壊した事を)誇りに思うがいいぞ」と彼の力量を褒め称える。


「舐めた口をきく!」とアシュラマンは殴りかかるが、これを軽く避け、彼の顔面に蹴りを叩き込み、またしても劣勢に追い込む。そこへサンシャインがアシュラマンの前に立ち、アシュラマンとサンシャインは「サンシャイン・マグナム」を繰り出し、バーザーカーとナチュラルに命中。

続けざまにサンシャイン・マグナムが放たれるが、ナチュラルが再びナチュラルレイヤークッションを使用、残りのサンシャイン・マグナムを防ぎ切る。

しかし、はぐれ悪魔超人コンビの狙いはナチュラルを目前に引きずり出す事にあり、ナチュラルが「キャノンボール」による攻撃を受ける。

しかし、バーザーカーとナチュラルもすぐさまショルダータックルで反撃に転じ、ツープラトン技「ベルセルクの剣」がはぐれ悪魔超人コンビに炸裂。サンシャイン・マグナムの残骸による砂のクッションで威力を半減されるが、それでもサンシャインに吐血させる程のダメージを与える。


その後ナチュラルがサンシャインの「呪いのローラー」に巻き込まれるが、彼が盾で生き延びているのを確認するとツープラトン技「モデスティーズグリードボンバー」をサンシャインに喰らわせる。

更にナチュラルが必殺技「ナチュラルボーンクラッシュ」でサンシャインに致命傷を与えるが、サンシャインの決死の覚悟を受け取ったアシュラマンが「竜巻砂塵地獄」をナチュラルに対して繰り出し、最終的に竜巻砂塵で砕かれた盾の破片が全身と心臓に突き刺さったことでナチュラルが死亡。

ナチュラルの死を見届けたバーザーカーだったが、そのナチュラルの死体をリング外の壁へ投げ叩きつけるという冷酷な行為を見せ、また自身にとって「パートナーとは所詮道具に過ぎない」と発言した。


結果バーザーカーのその言葉を聞いて「パートナー=サンシャインを侮辱された」と感じたアシュラマンの激しい怒りを買うこととなり、彼の「阿修羅六道蓮華」による鉄拳制裁が顔面に連続して命中。

それでも余裕の態度を崩さないバーザーカーにアシュラマンは、怒涛のチャランボでバーザーカーの顔面を何度も蹴り上げるが、バーザーカーはそれを回し蹴りの一撃で容易に破り、ビッグブーツで反撃に出る。

顔面にビッグブーツを喰らいながらも耐えたアシュラマンは「連撃竜巻地獄」で3つの竜巻を放つが、素早い身のこなしで竜巻を全て回避し、アシュラマンの眼前に接近。驚愕するアシュラマンに延髄蹴りを喰らわせ、彼を自ら作り出した竜巻の中に突っ込ませる。アシュラマンが竜巻に巻き上げられるのと同時に空中から「バーザーカーブレード」を繰り出し、アシュラマンの首を攻撃する。

息も絶え絶えになってきたアシュラマンは6本の腕を2本に束ねた「波羅密多ラリアット」で反撃を試みるが、バーザーカーはアシュラマンの両腕を拘束し、逆に「超人殲滅落とし」で大打撃を与える。


しかし技を受けたアシュラマンは血反吐を吐くものの、散らばっていたサンシャインの砂でダメージを軽減しており、巴投げでバーザーカーを投げ飛ばした。

「サンシャインが守護してくれている」というアシュラマンの言葉に「妄言甚だしい」と返しつつ、今度は「バーザーカーエクスカリバー」を繰り出し、アシュラマンの右腕の一本を圧し折る重症を与える。

アシュラマンの武器とも言える腕を折ったことで「お前の自慢の鉾はただの鈍らとなり果てた」と煽るも、アシュラマンは折れた右腕にサンシャインの砂を纏うことで、なんと右腕をサンシャインの腕に変化。その腕でラリアットを繰り出す反撃に出た。

「散った仲間をゴミのように葬り去ったお前と私は全然違う」「ここに私が立っていられるのはサンシャインのおかげ」「今も私の後ろに立ってお前を倒せと囁いている」と言い放つアシュラマンの背後に、確かにサンシャインの幻影が見えるのを確認し、「この先私はお前たちがふたりいるものと思って闘えばそれでいいーーーっ!」と声を荒げながら空中からの踵落としで攻撃。だがアシュラマンに足を受け止められ、更にアシュラマンは全悪魔超人の代表としてリアル・ディールズの一員となった覚悟により友情パワーを発動。自らの6本腕を悪魔六騎士のものに変化させ、バーザーカーの攻撃を押し返すと、バーザーカーの頭を捕まえた状態で拳のラッシュを繰り出し、ジャンクマンの腕で顔面に強烈な一撃を食らわせた。


  • バーザーカーブレード

髪飾り「ベルセルクビーク」を嘴状に変形させ、落下しながら頭突きの要領で敵の首を攻撃する。


  • 超人殲滅落とし

相手の両腕を交差させたまま両手首を掴み、そのまま空中に舞い上がり自身の両脚の甲を相手の膝の内側に入れ、自身を上に反りながらマットに叩きつける必殺技。



  • バーザーカーエクスカリバー

ショルダータックルで相手を空中に舞い上げて、相手を頭を下に腹部に乗ったまま相手の両膝の内側に両腕を入れ、相手の両手首を抑え、右脚で相手の左手の外側を抑え、左脚で右腕を脇にいれ、足の甲を顎の下に抑え、そのままマットではなくロープに滑り込み相手の頭部を鉄柱に叩きつけるザ・バーサーカーのフィニッシュホールド。その衝撃で相手の右腕を折るほどの威力。


  • ベルセルクの剣

ザ・ナチュラルとのツープラトン技。ナチュラルが左腕だけでチョークスリーパーをかけ、ナチュラルが膝を曲げ脛の上に、バーサーカーが左足で相手の又、右足で身体を抑え、相手の顎の下にエルボースタンプをくわらす。


  • モデスティーズグリードボンバー

ザ・ナチュラルとのツープラトン技。自身はラリアットで突進していき、ナチュラルは体を丸めながらバーサーカーのラリアットに合わせて相手にぶつける。その威力は巨体のサンシャインを空中に舞い上がるほどの強さを持つ。


余談

  • 名前の由来は、読んで分かる通りバーサーカーから来ている。
    • 元プロレスラーのジョン・ノードが使用していたリングネームの一つに「ザ・バーザーカー」があり、こちらも掛けたネーミングになっていると思われる。

関連タグ

キン肉マン 超人の神 超神 自制

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました