「闘うものの礼儀だ 私の紹介といこう」
「天界での我が名は"理性の神"!」
「下天して得た新たなる名はイデアマン!」
概要
属性 | 超人の神→超神 |
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出身地 | 天上界 |
超人強度 | 9999万パワー |
「超神編」で初登場。
元々は超人の神の一柱「理性の神」であり、調和の神や他の同志達と共に下天を行い地上に襲来した。
笑い声は「ヌガヌガ」。
古代ローマの剣闘士を思わせる容姿を持つ。頭部にはキン肉族の物に似た造形のマスクを被っており、眉毛や顎髭のような装飾が施された派手な外見である。
かつて、邪悪五神の知性の神と気の合う仲だったらしく、知性の神に見初められたキン肉マンスーパーフェニックスと戦えることに嬉々と心躍らせている。
超神の中では、超人達に理解と興味を示して戦いに心躍らせる(元々知性の神より「進化の秘訣は超人にあり」と言われたのが下天した理由)等、好奇心溢れる穏健派とも取れるが、その性質がパートナーとは考えを違っていることもあり、タッグ中に摩擦をもたらし、後述の敗因に繋がってしまった。
狂気の神ことザ・ノトーリアスとはタッグ「マイティハーキュリーズ」を組んでおり、シングルマッチに長ける天界の超神の中でも、「タッグマッチにおいては最強の名を馳せてきた」と豪語するほどの実力を持つ。
また、ザ・マンや悪魔将軍と同じくダイヤモンドパワーを操る能力を持つ。
活躍
ゴッドセレクテッド戦
中国の秦始皇帝陵に降下し、駆け付けたキン肉マンビッグボディと遭遇。彼を守るべく現れた強力チームとランペイジマンの戦闘を傍観していた。
そこへ乱入してきたキン肉マンスーパーフェニックスの提案により、フェニックスの開いた大穴を通ってイタリア・ローマのコロッセオに移動。到着したフェニックス、ビッグボディと対峙する。
フェニックスとビッグボディから2つのカピラリアの欠片を賭けてのタッグマッチ戦を持ちかけられたことで、フェニックスとビッグボディによる「ゴッドセレクテッド」との戦闘を開始。
最初は両チーム1人ずつリングに上がり、ビッグボディとのチョップの応酬を繰り広げ、その際にフードを脱いで姿を晒した。
途中でビッグボディがフェニックスと交代、知性の神に見初められたフェニックスと戦えることに喜びの表情を見せる。自身の名を誇らしげに明かした後、フェニックスの「不死鳥ストレッチ」を受けるが軽々と抜け出し、逆にフェニックスを捕らえて高々とジャンプ。リング外で待機していたザ・ノトーリアスに合図を出し、タッグ技「ハーキュリースープレックス」を喰らわせた。
その後も更なるタッグ技「フィギュアフォーティガークロークラッシュ」「サンドイッチラウンドハウスキック」「パラサイトストーム」を仕掛け、ゴッドセレクテッドを苦戦させる。
苦戦の中でゴッドセレクテッドが仲間割れを起こし、単身で突っ込んできたビッグボディを苦しめるが、キン肉マンの説得を聞いて目が覚めたフェニックスがビッグボディの危機を救うべく、ノトーリアスにネックブリーカードロップを繰り出しながらリングに参入。更に「オクラホマアバランシュクラッシュ」を喰らい、初のダウンを喫す。
しかし、これにより自分達を本気にさせたことで、より強力なタッグ技「リアルツインDDT」をゴッドセレクテッドに炸裂させる。
それでも立ち上がる2人に驚き、フェニックスの発言に激昂して打撃を放つも肉のカーテンでガードされる。それでも肉のカーテンを崩すが、交代したビッグボディによる妨害を受ける。自身もノトーリアスと交代し、ノトーリアスの攻撃でダウンしたフェニックスにとどめを刺そうとするが、ノトーリアスと交代して油断している瞬間をフェニックスに突かれ、「マッスル・リベンジャー」の体勢に持ち込まれる。
マッスル・リベンジャーをモロに頭部に受けるが、頭部を硬度10のダイヤモンドパワーで硬質化することでダメージを最小限に抑え込む(それでも頭部から出血し、よろける程のダメージは負っている)。だが、ノトーリアスからは「ハシャギすぎだ」と一喝され、自身もそれを反省。
再びパラサイトストームの体勢に入るが、マッスル・リベンジャーの一撃で三半規管を負傷していることが判明。体勢が崩れ、よろめいた所でフェニックスのデスバレーボムを食らう。
その様子を見ていたノトーリアスからは足手まといと言わんばかりに蹴飛ばされリング外に退避。ノトーリアスにより強力な連携を求めるが、「今日のお前は調子が悪すぎて信頼性に欠ける」と言われてしまい、そのチームプレーに乱れが生じ始める。
ゴッドセレクテッドに噛みつき続けるノトーリアスを止めようと説得し、ビッグボディに投げ飛ばされたノトーリアスを自らクッションとなり守る。激昂したノトーリアスに髪を引っ張られ、「今日のお前は何かがおかしい」と指摘されるも、口論を後回しにし再びリアルツインDDTを繰り出すための準備に入る。しかし、ゴッドセレクテッドに咄嗟に技を外されたことで体勢が崩壊。
フェニックスにマッスルリベンジャーを掛けられ、ダイヤモンドパワーで防御を図るも、フェニックスとビッグボディの技が合体した「ゴッドブレス・リベンジャー」を受け遂に敗れた。
死に際、自分達を倒した超人の成長を喜ぶと同時に、自分を含む数名の超神が「超人の殲滅」ではなく「地上の様子を知りたくて下天した」事を語り事切れた。
死後、天上界と地上を繫ぐ唯一の道であるバベルの塔に至るための鍵として、所持していたカピラリアの欠片を調和の神に抜き取られる。
技
イデアマン単体よりも、ザ・ノトーリアスとのツープラトン技が大半を占める。
- イデアツイスター
相手を逆さにして片手・片足を捉え、もう片方の脚を踏みつけて股裂きをかける関節技。
- ハーキュリースープレックス
ザ・ノトーリアスとのタッグ技。イデアマンが相手をジャーマンの体勢で捉え高く跳び、更にザ・ノトーリアスがイデアマンの胴体に両腕を絡め同じくジャーマンの体勢を取ると、2人掛かりのジャーマンスープレックスで敵をリングに叩きつける。
- フィギュアフォーティガークロークラッシュ
ザ・ノトーリアスとのタッグ技。空中で錐揉み回転しているザ・ノトーリアスに向かってイデアマンが同じく錐揉み回転しながら飛び、ノトーリアスに足4の字固めを仕掛ける。これにより錐揉み状態のノトーリアスに更なる回転とパワーを与えると同時に敵に突っ込み、ノトーリアスの爪で敵の身体を抉る。
- サンドイッチラウンドハウスキック
ザ・ノトーリアスとのタッグ技。ノトーリアスと共に相手を挟み込んで蹴りを叩き込む。その威力はビッグボディのマスクを切り裂くほど。
- パラサイトストーム
ザ・ノトーリアスとのタッグ技。ノトーリアスがイデアマンの腕に絡みつくことで、あたかもイデアマンの腕の一部のようになり、振り回すことで敵をノトーリアスの爪で切り裂く。
- リアルツインDDT
ザ・ノトーリアスとのタッグ技。イデアマンが2人の敵の足を抱えて空中に高く跳び、同時にノトーリアスも更に高く上昇。イデアマンが敵2人の首をDDTで捉え、ノトーリアスが敵の足を拘束。その状態のままリングに落下し、敵を顔面から叩きつける。
余談
- 元は読者考案の応募超人で、考案者は他にサイコマンやカラスマンを生み出している。
- ダイヤモンドパワーを使用した為、ザ・マンと何らかの関連性を考察したり、「諸事情で降りて来た穏健派でないか?」と想像していた人もいた。
- 実際イデアマンが降りて来た理由は『今、地上にいる超人達と試合をする事で自身の更なる向上に繋げる』という物でありジ・エクスキューショナーに次ぐ穏健派と言える。