ジ・エクスキューショナー
じえくすきゅーしょなー
「私はかつて天界で"進化の神"と呼ばれた者」
「下天後に得た名はジ・エクスキューショナー」
「超神編」で初登場。
元々は超人の神の一柱「進化の神」であり、調和の神や他の同志達と共に下天を行い地上に襲来した。
口癖は「ムハー」、笑い声は「ムッハムッハ」。
サンシャインやシングマンのように大柄で、超神の中では最も巨大な体格の持ち主。
ザ・ナチュラルのような無機質な表情のマスクを被り、胸・左肩・左腕・腰・両脛には蛇腹状のアーマーを身に着けている。また、右肩には大きく鋭い鎌状の刃「エクスキューショナーソード」が付いており、見る者の目を引く。
対戦相手であるジェロニモに対し、「私はお前のことはなんでも知っている」という意味深な言葉を呟いているが……。
正体
過去にジェロニモを人間から超人に昇格させたスーパーマンロードの神その人であったことが判明(対戦したジェロニモも、彼の発言の数々や目元などを見て、その正体に気が付いた)。
調和の神率いる超神一派に属しているが、彼自身は超人殲滅に同意した訳ではなく、何らかの思惑を持って下天を決めたことを明かしている(超神の地上侵攻に関しては、超人に対する「脅し」ではなく、本気の「最後の審判」を下すためと語っている)。
夢の超人タッグ編
シャイアン族長の祈りに応え、ジェロニモを超人へとすべく3つの試練を与える。
最後の試練では族長の姿で現れ、ジェロニモが「いくら自身の恩人であろうとも悪は悪だと割り切れる心」を持っている事を直接確認すると彼を認め、超人へと生き返らせた。
ジェロニモ戦
中国の秦始皇帝陵に降下し、駆け付けたキン肉マンビッグボディと遭遇。彼を守るべく現れた強力チームとランペイジマンの戦闘を傍観していた。
そこへ乱入してきたキン肉マンスーパーフェニックスの提案により、フェニックスの開いた大穴を通っていずれかの場所に移動し、カピラリアの欠片を賭けての戦いを見届ける。
マイティハーキュリーズの敗北後、調和の神の指示によってバベルの塔で超人達を迎え撃つ展開となり、その場から撤収した。
バベルの塔では、一階にて「リアル・ディールズ(真の男たち)」を待ち構えており、バベルの塔における第一の関門として立ち塞がる。
リアル・ディールズにバベルの塔での戦いに関するルールを説明すると、一番手としてリングに上がってきたジェロニモと対峙。ジェロニモがリング入りした際、彼にマントを剥ぎ取られる形でその姿を表し、巨体による圧倒的な威圧感を見せつける。
試合が開始すると、ジェロニモのチョップやカンガルーキックなどの連続攻撃を食らうが、その体格差故に全くダメージを受けておらず、ショルダースルーやジャンピングニーアタックによる返し技で対処しつつ、「ドリル・ア ホール・スコップ」でジェロニモの胸を切り裂く。
ジェロニモの実力に対し「この程度なら甚だしい」「私にとっては赤ん坊ほどの力」と煽った上、ジェロニモの顔に唾を吐きかけ侮辱するが、彼の怒りを買いバックドロップで投げられ反撃を受ける。
カピラリアの欠片で力を増したジェロニモの「トマホークチョップ」「トマホークボンバー」を長け続けに受けたことで片膝を付くまでに怯み、フライングボディアタックを繰り出したジェロニモを「エクスキューショナーソード」で真っ二つにしようとするも、直前に出した肉のカーテンによるガードで防がれる。
そして、ジェロニモはトドメとばかりに「アパッチのおたけび」の体勢に入るが、ジェロニモの喉はエクスキューショナーソードから放たれた真空波の刃によって本人も気付かぬ内に切り裂かれており、「アパッチのおたけび」の威力が弱まるどころか喉の傷口が開き重症を負う(この際に「お前のことはなんでも知っている」と発言しており、「アパッチのおたけび」の弱点を既に理解していた模様)。
「アパッチのおたけび」を封じられたジェロニモに対し、「ドリル・ア・ホール・スコップラリアット」による追い打ちを食らわせる。
対するジェロニモはカピラリアの力を纏ったチョップの猛攻を仕掛け、エクスキューショナーはこれをオーラの膜によってガード。だが僅かに膜が脆くなった胴体に激しい出血を伴った「アパッチのおたけび」を浴びて大穴が空き、そのまま穴に飛び込んですり抜けたジェロニモにバックを取られ、両腕を制した「双手蹂躪スープレックス」を叩き込まれる。
この技により一時的にダウンするが、ジェロニモの足を捕らえつつ起き上がり高々とジャンプ。「エクスキューショナーシックルバスター」を繰り出し致命的な裂傷を与え、更にジェロニモをぶん回しながら天井に叩き付けた。
ジェロニモをダウンしたかに見えたが、キン肉マンの激励でジェロニモは立ち上がり、バベルの塔に来られなかったテリーマンを思わせる激しい技の応酬を繰り広げる。
倒れず自身に向かってくるジェロニモとの戦いに愉しみを覚えるエクスキューショナーだったが、彼も負けじと巨体を活かしたジャイアントバックブリーカーで反撃、ジェロニモをリングの柱に吹き飛ばして危機に陥れる。
しかし、ジェロニモは切り裂かれた自身の喉を手で強引に閉じ、仲間達の応援も合わさった渾身の「アパッチのおたけび」をエクスキューショナーに浴びせると、エクスキューショナーの肉体はボロボロに崩壊していき、左腕も崩れ落ちる。それでも残った右腕でジェロニモの顔面を捕らえ、「アパッチのおたけび」を封じ込める。
だが、ジェロニモの狙いは超神の身体を保護するオーラの膜を破ることにあり、肉体が崩壊する程までに「アパッチのおたけび」を受け続けたエクスキューショナーには最早オーラの膜を纏う余裕はなく、カピラリアの力を得たジェロニモのチョップによる連続攻撃で遂にダメージを受け始める。
ここまで自身を追い詰めたジェロニモに対し、「超人としての機転と勇気」「自らの喉を潰してまでも仲間のため勝利をもぎ取らんとする捨て身の犠牲心」を褒め称え、彼に「最後の試練」と称し「エクスキューショナーシックルバスター」を再度繰り出そうとするが、ジェロニモはエクスキューショナーソードの真上でブリッジすることでこれを回避。逃れたジェロニモによってテリーマンの「テキサス・クローバーホールド」の体勢で捉えられると、彼の新必殺技「ニュー・マシンガンズ カウベルスタンピード」を叩き込まれ敗北を喫した。
敗北後、リアル・ディールズに「自身を含んだ12名の超神は、全員が超人殲滅に同意した訳ではなく、それぞれ様々な思惑を持って下天した混成集団」であり、神々が超人を創造したのは「天界に存在する神の座る108の席を全て埋める為、新たな神を創らんと欲したのが始まり」という事実を語り始める。
語り終えた後、勝者であるジェロニモを塔の最上階へと送るが、自身も何処かへと姿を消す。
超神一の巨体を活かしたパワー溢れるファイトスタイルを得意とし、右肩と左腕に装備された武器も用いる。
- ドリル・ア・ホール・スコップ
左腕に装備しているスコップ状の武器をドリルのように高速回転させ、敵の身体を抉り切り裂く。
- ドリル・ア・ホール・スコップラリアット
左腕に装備しているスコップ状の武器をドリルのように高速回転させ、強烈なラリアットを食らわせる。
- エクスキューショナーソード
右肩に装備されている巨大なギロチン状の武器。使用する際は刃の部分を持つが、エクスキューショナー自身の手や指が負傷する心配はない模様。
刃自体の切れ味が鋭いのは勿論だが、振るった際に真空波による見えない刃が発生し、敵のガードをすり抜け傷を負わせる。その鋭さは、受けた敵に全く痛みを感じさせない程で、見えないが為に食らったことにすら気づかない。
- エクスキューショナーシックルバスター
捕らえた敵をエクスキューショナーソードの上に乗せ、その状態から高く跳び勢いよく落下。バックブリーカーの要領でエクスキューショナーソードに敵を叩き付けると同時に、背中に深々と刃を突き立て大きな裂傷を負わせる。
- ネプチューンマンのように、2案の応募超人を組み合わせる形で生み出された。作者の1人はランダマン、もう1人は「オメガ・ケンタウリの六槍客編」のモブ超人で採用されている。名前は死刑執行人を意味し、同名の悪役覆面レスラーも実在する。
- 彼の正体については、ジェロニモに対する幾つかの意味深なセリフや「アパッチのおたけび」の弱点を知っていたこと、蛇腹状のアーマーが階段のようにも見えるデザインであること等から、早い段階で読者から推察されていた。
- スーパーマンロードの神は元々超人であったという設定があることから、作中では現状唯一の「超人→超人の神→超神」という遍歴を重ねている存在となっている。
- 前述の通りシャイアン族長の祈りを聞いて現れたが、彼とシャイアン族長の関係は現在でも不明となっている。元々は超人だったという可能性や、そうでなくても地上に降りて困っている人達を救っていた彼の性格を見るに「神と人という種族を超えた友情」で結ばれていたのかもしれない。
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すべて見る天使になりたい津島善子。
津島善子ちゃんが進化の神のジ・エクスキューショナーと戦うお話です。勝利をすれば善子ちゃんは人間を捨てて天使になれます。善子ちゃんを軸に花丸ちゃんとルビィちゃんの3人の友情も書き、敵となるエクスキューショナーも大物感が出て強豪に見えるようにがんばルビィしました。今回もAIのべりすとで加筆修正を行っています。2,977文字pixiv小説作品