「ヴオリャァァァァ!!」
概要
メ・ギノガ・デとの戦いで瀕死状態に陥った五代雄介が蘇生するための電気ショックを受けたことで体内の霊石アマダムが器質変化を起こし、更に雄介の「強くなりたい」という意思を受けたことで変身できるようになったタイタンフォームの強化形態。
劇中で最初に登場したライジングフォームである。このライジングフォームは雄介ならではのイレギュラーなフォーム(雄介曰く「ミレニアム特別バージョン」)らしく、超古代の碑文には記述がない。
そのためか、『仮面ライダーディケイド』には他のライジングフォームも含めて登場しなかった。
外見
タイタンフォームのボディを覆う生体装甲の銀色だった部分が紫に変化、逆に紫色だったラインは金色に変化している。ライジングフォームでは強化前との変化の差が1番大きい。変身ベルト・アークルにも金色のパーツが発生、モーフィングクリスタルも金色へ変化し、「ライジングアークル」となっている。アームドグローブ(拳)の手甲部分には「地割れ」を意味する超古代文字が刻まれている。
ツール
ライジングタイタンソード
タイタンソードの強化版。刃先が金色のパーツへ変化している。
ゴ・ジャーザ・ギ戦では2本生成し、二刀流で闘った。
スペック・戦闘スタイル
身長 | 200cm |
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体重 | 122kg |
ライジングになったことで、パワーと防御力が更に強化され、特に防御力はゴ・ガメゴ・レの鉄球攻撃を苦も無く跳ね返すほど高い。
また紋章の力も強化されており、トライゴウラムアタックの紋章をかき消したメ・ガリマ・バを葬り去っている。但しライジングマイティと比べると紋章の力は劣るようでゴ・ガメゴ・レには変身制限時間内に耐え切れられてしまっており「純粋なパワーの強化だけではグロンギを倒せない」という本作の紋章システムを体現している。
上記の通り紋章の力はライジングマイティに劣るものの、ライジングフォームの性質上あちら側は必殺技ぶっぱ専用フォームで放つタイミングを選ぶ必要がある為ライジングタイタンと住み分けが出来ており、決定打不足のライジングドラゴンや強化前と性質があまり変わっていないライジングペガサスに比べると制限時間以外の欠点らしい欠点が無く純粋に攻防力を上げ安定して運用できるためゴ集団との戦闘ではライジングマイティと共に五代に多用されている。
必殺技
ライジングカラミティタイタン
カラミティタイタンの強化版。劇中ではメ・ガリマ・バとゴ・ジャラジ・ダの2体を葬る。
ダブルライジングカラミティタイタン
ライジングタイタンソードの二刀流から繰り出す必殺技。ジャーザを倒した。
劇中での活躍
トライゴウラムも通じないメ・ガリマ・バに対して戦闘中に初変身し、カウンター気味のライジングカラミティタイタンでガリマを倒す。
通常のタイタンフォームにもダメージを与える怪力自慢・鋼の猛ぎゅ…ゴ・ガメゴ・レに対しては鉄球攻撃を難なく弾き返しライジングカラミティタイタンを浴びせたが、耐えられている間に時間切れでタイタンフォームに戻ってしまい敗北を喫した。
ジャラジ戦では、人々の命を弄び嘲笑うジャラジに対して怒りを爆発させ、怯えるジャラジに必要以上の猛攻を加え、惨殺(この時、クウガは爆発の中にライジングタイタンの動きをトレースするアルティメットフォームの幻影を見た)。
敵の中でもトップクラスの実力を持つジャーザとの戦いでは、新技・ダブルライジングカラミティタイタンを披露。番組内で描かれた勝利は、通常のタイタンフォームより多い。
科警研で特訓を重ねた模様。
余談
ジャラジ戦はみんなのトラウマともなったが、そのインパクトのせいかシティウォーズやバトルスピリッツなど放送終了後のカード作品でよくイラスト化される。
関連タグ
仮面ライダークウガ クウガ タイタンフォーム タイタンソード