(訳:)「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」に登場するもう一つの世界。
讎りヲ(概要)
『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』に登場する、現実世界(王苦市)と隣り合わせに存在している別世界。
普通の人間では目視できないが、ドンブラザーズが所持する不思議なサングラスをかけることで目視できるようになる。
ドンブラザーズはこの世界でヒトツ鬼や脳人と戦いを繰り広げる。
桃井陣曰く「人間の持つ波動によって支えられた上位世界」であり、人間世界とは切っても切れない縁で結ばれているらしい。
しかし、人間の強い欲望は彼らの世界に影響を及ぼしてしまうらしく、揺らぎとなって消滅の危機に陥るほど不安定な様子。
脳人は世界の均衡を保つべく、歪んで暴走した欲望を抱えた人間を消去して回っている。
迚ケ蠕エ(特徴)
現実世界と電脳空間が組み合わさったかのような世界で、そこかしこにホログラムのようなものでできた階段やドアなどが点在している。なお、このドアに入ることで離れた場所にも移動可能になる模様。
また、マンホールはワープパネルかトランポリンのようなギミックになっており、踏むと高所へ飛ばされる。
この世界での文字は基本文字化けしており、後述する敵の存在もあって不気味さを印象づけている。
例.現実:瞬間、変わる。→脳人レイヤー:迸ャ髢薙?、峨o繧九?
脳人レイヤーでは人間に擬態しているアノーニ(脳人配下の雑兵)を見破ることができる(ディスプレイに映っているものも同様。サングラスを付けている人間にはアノーニが服を着ているように見える)。しかも、広告で人間に扮したアノーニが出演しているところを見るに、知らぬ間に相当なレベルで脳人による支配が進んでいることは想像に難くない。脳人側には知られてはならない禁忌として扱われているのか、勘付いてしまった人間を問答無用で襲ってくる。
ヒトツ鬼が暴走してヒトツ鬼ングに変貌すると上空に脳人レイヤーが浮かび上がり、電子基板をむき出しにした未来都市のような電脳バトルフィールドが形成される(ここに建つ建物は、さながらコンデンサー等の部品に見えなくもない)。
このバトルフィールドは現実世界とリンクしており、ヒトツ鬼ングがバトルフィールドの建物を破壊すると、現実世界でも同じようにビル等が破壊され被害が発生してしまう。しかし、ドンゼンカイオーやドンオニタイジン、トラドラゴンジンがバトルフィールドの建物を破壊しても現実世界への影響は一切ない。これは、公式によればドンブラザーズがヒトツ鬼を元に戻すことができるのと関係がある様子。
また、ドン23話からは虎龍攻神の登場に合わせ、中華街風の街並みのバージョンの脳人レイヤーが展開されるようになった。
ドンブラザーズはヒトツ鬼や脳人との戦闘になると、本人の意思に関係なく敵地へと転送されるが、あくまでアバターとして戦っているため、戦闘が終了すると元いた場所へ送り返される仕様になっている。
ドン29話では桃井タロウがソノイの葬式に出席するため召喚されたが、ぬるい風呂、弱いマッサージ、味も歯ごたえもない綿のような食事を与えられるなど、この世界には刺激物を避ける風潮があると見られる。
菴呵ォ(余談)
前作では並行世界という形で『世界』を描いてきたが、本作の脳人レイヤーは日常世界と隣り合わせにある異世界という位置付け。公式はその様を『Photoshop』における非表示レイヤーに例えている。
上記の巨大化戦だが、前作で生まれた「ヒーローだって悪いビルなら壊していいんじゃない?だってビル壊すの気持ちいいでしょ」という発想を基本コンセプトにしようとした結果生まれたアイデアであるとのこと。
(以上、東映公式サイトの解説より)
髢「騾」鬆?岼(関連項目)
デリシャスフィールド:1時間違いの世界における巨大な怪物と闘う時に展開される異次元世界繋がり。ただしあちらは自動で展開されるのではなく、一人の男が出している。
レイヤー機能:語源。脳人レイヤーはこれで言う非表示レイヤーのようなもの。
ゼイリブ、ナンマイダー:特殊なサングラスをかけることで本来の姿が見えるようになるという共通点がある。
電光超人グリッドマン:作品に登場するコンピューターワールドと本作のバトルフィールドがかなり似ており、話題になった。
ムーンサイド:市街地に隠されたサイケデリックなエリアで恐ろしいモンスターが跋扈している。
電波世界/デジタルゾーン:特殊な眼鏡を付ける事で見えるようになる世界。いずれもデジタル関連作品に登場する。
ただのへいわな日常どうが:雰囲気が脳人レイヤーに似ている。なお、このエピソードが描かれた作品はスーパー戦隊シリーズとも関係がある。
牙狼VR、クリエイターゲーマー:VRゴーグルを介してもう一つの世界に行く作品
螟夜Κ繝ェ繝ウ繧ッ(外部リンク)
文字化けテスター:脳人レイヤーの文字化けの解読に使用可能。