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東海ラジオの編集履歴

2022-11-07 00:06:44 バージョン

東海ラジオ

とうかいらじお

いちさんさんにー東海ラジオ♪

愛知県岐阜県三重県を放送対象地域としてAMラジオ放送を行う事業者。

略称はSF。(親局コールサインJOSFより)

社名が似ているため、東海テレビのラジオ事業部と思われることもある(本社の場所が同じ東海放送会館、中日新聞休刊日の案内で「東海テレビ・ラジオ」と表記されるなど)が、東海テレビと東海ラジオはあくまでも別会社で、互いに「同じテナントに入る別々の会社であるから、相互連携・干渉しない。」というスタンスを貫いているものの、東海テレビが制作に関与している午後の昼ドラマのラジオCMをやっている為に全く干渉しないとは言いがたい。

それに、東海テレビのコールサインは開局時からJOFXで、JO○Xはテレビ単独局に割り当てられるコールサインである。

成り立ちはフジテレビに対する文化放送ニッポン放送に似た部分を持ち、東海テレビ開局以前に岐阜県・三重県にそれぞれあったラジオ局2社が共同で東海テレビを設立。ただ東京の局と異なるのは、母体のラジオ局2社があとから合併して移転、名古屋の局になったことである。合併後元の親局(岐阜・津)は廃止したが、母体会社が保有していた中継局はそのまま引き継いだ。

「東海ラジオ」の開局が東海テレビより後になっているのはそのため。

放送局概略

放送対象地域愛知県・岐阜県・三重県
系列NRN
コールサインJOSF
親局名古屋(七宝)1332KHz/50kw

親局送信所は名古屋市近郊のあま市七宝町にある。当初は接地抵抗が低く電波を飛ばしやすい名古屋市港区汐止町に建設する予定だったが伊勢湾台風で付近が2m近く浸水し断念、次の候補地として同じ名古屋市の中川区富田町に設置しようとし、調査を行ったが地上げに遭い断念。結果として建設地を七宝町(現在のあま市)に決定した。なお七宝町に決定したのは伊勢湾台風からわずか10日後である。

放送エリア

愛知・岐阜・三重の三県の他、静岡県西部の一部でも親局1332KHzを受信できる。受信できない場合は中継局(豊橋、高山、下呂、恵那、尾鷲、新城、神岡、熊野、上野)を受信する。昼間でも北陸地方、長野県和歌山県奈良県滋賀県千葉県徳島県伊豆諸島の一部地域で受信できることがある。電波が飛びやすい夜間になれば北海道から沖縄まで広範囲に受信可能になるが、特に関西ではラジオ大阪が隣接周波数1314kHz、NHK大阪第1放送が1/2低調波の666kHzを使っていて、さらに出力も大きいため聴取は至難の業。また隣接周波数では1350kHzも中国放送が使用しているため混信が起こることがある。


番組編成の特徴

NRN系なのでNRN主幹局の文化放送ニッポン放送や各系列局から番組のネットを受けることもあるが、ニッポン放送の人気番組オールナイトニッポンを同じ在名ラジオ局のCBCラジオ(JRN系)が長年ネットしている。これは自社の深夜番組が人気を博しており、ネットするわけにもいかなかったため。

年末年始に特番を組むことが少なく、NRNで放送されるはずの箱根駅伝をCBCラジオがネットしている。一方、11月の全日本大学駅伝の方はZIP-FMから移管される形でこちらで放送されている。

アニラジ事情

かつてはアニラジの放送に非常に積極的で文化放送やTBSラジオラジオ関西製作番組のネット受けの他、自社製作の番組まで持っており、中京圏のアニラジの雄と言われることがあった。電波の出力も他地域で受信できるほど十分な強さを持っているため、遠距離リスナーの頼りとする局の一つとなっている。長い間小森まなみ氏の番組(mamiのRADIかるコミュニケーションなど)をスポンサーなしの状態となっても放送し続けていた。

ところが、2010年代後半にかけて、スポンサー撤退の影響によりネット受け番組を中心に本数が改編ごとに減少。自社製作のアニラジ枠の開拓に乗り出したCBCラジオとは対照的な状況となっている。

自社製作番組

他多数

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