ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー
がーでぃあんずおぶざぎゃらくしー
概要
大きく分けて1969年~1990年代にかけて連載された第1期と、2008年以降から連載されている第2期以降がある。その名のとおり銀河の守護者であり、構成員のほとんどが宇宙人である。
1969年版(1期)
初出は1969年の『Marvel Super-Heroes』。作者はアーノルド・ドレイクとジーン・コーラン。
正史(マーベル・ユニバース)とは異なる次元(Earth-691)の物語で、西暦3000年代の未来が舞台。太陽系の侵略をもくろむ宇宙人バドゥーンと戦うために結成された。時空を越えて20世紀の地球に現れ、アベンジャーズと共闘したこともある。
メンバー
- ヴァンス・アストロ
- マルティネックス
- チャーリー27
- ヨンドゥ・ウドンタ
2008年版(2期)
初出は2008年の『Guardians of the Galaxy』。作者はダン・アブネットとアンディ・ランニング。
正史(マーベル・ユニバース)での結成。クロスオーバー作品『アニヒレーション』『アニヒレーション:コンクェスト』で宇宙規模の危機が起こり、宇宙に異次元の裂け目が発生、これらの脅威から率先して銀河を守るのがガーディアンズの目的。先のクロスオーバー作品の時に登場した囚人部隊が基になっている。1期のヴァンス・アストロヴィクが時空を超えて現れ、チーム名を継承した。
メンバー
地球人と異星人のハーフ。元NASAの宇宙飛行士訓練生。
訓練中に滞在していた宇宙ステーションで、異星人マスター・オブ・ザ・サンから惑星間警察官の印であるスターロードのマントを与えられた事がきっかけで、スターロードと名乗る様になった。
喋るアライグマ。銃器の扱いに長け非常に口が悪く短気な性格。
実は1960年11月発売の「テイルズ・トゥ・アストニッシュ」第13号が初登場と言う古参キャラで、なんと地球人を実験体用に捕獲すると言う設定だった(初登場したのがホラー誌だったので)。
それ以降は2,3回ほど登場したきりの超マイナーキャラだったが、前述の「アニヒレーション」で、大出世を果たす。
元はアーサー・ダグラスと言う地球人で、家族ともどもサノスに殺されたが、打倒サノスのためにサノスの父と祖父によって、魂を強靭な肉体へと転移させられた。
サノスによって滅ぼされた種族の最後の生き残り。サノスが自身の養女として引き取り、人体改造を施した後に暗殺術を仕込んだ。
協力者
2013年版(3期)
2012年に開始した現行誌大規模リニューアル『マーベル・ナウ!』以後のストーリー。2期のメンバーに加え、アイアンマンのゲスト参加、エージェント・ヴェノムことフラッシュ・トンプソンの加入、イメージコミックスの『スポーン』からアンジェラが参戦した。
MCU版
現在、予定も含めると映画6本・ドラマ1本に登場。
主役となる作品(太字)は、どれもジェームズ・ガンが監督・脚本を務めている。
1 | ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー | 2014年8月公開 |
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2 | ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス | 2017年5月公開 |
- | アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー | 2018年4月公開 |
- | アベンジャーズ/エンドゲーム | 2019年4月公開 |
- | ソー:ラブ&サンダー | 2022年7月公開 |
2.5 | ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル | 2022年11月配信 |
3 | Guardians of the Galaxy Vol.3 | 2023年5月公開予定 |
2・3期を原作としており、メンバーはスターロード、ガモーラ、ドラックス、ロケット、グルートの5名。
『リミックス』でマンティスが加入し、『エンドゲーム』でガモーラが抜けてネビュラが加入。『ラブ&サンダー』からはクラグリン、『ホリデー・スペシャル』からはコスモも行動を共にしている。
またアニメ『ホワット・イフ...?』にも、それぞれの形で登場している。
詳細については、日本語版の正式タイトルでもある「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」(「ザ」がない)を参照。
アニメ版
2期以降の人気の高まりや上記の映画の宣伝も兼ねて、複数回登場している。
ゲスト登場
2014年の映画公開に合わせて、日本発のアニメ『ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ』の24,25話に登場。
行き違いからアベンジャーズと戦うも、手を取り合って和解。ロナン相手に共闘し、強大な力を持つクリー・マクトをアベンジャーズと「S.H.I.E.L.D.」に託して宇宙へ去った。
キャスト