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オートレースの編集履歴

2022-12-01 07:30:34 バージョン

オートレース

おーとれーす

オーバルトラックで行われるモータースポーツ。

概要

オートレースは、モータースポーツの一種。

競馬競輪競艇と同じく公営のギャンブルで、オートバイでコースを指定回数周回しその勝敗を予想する競技。

かつては『特殊法人日本小型自動車振興会』が統括していたが、日本国政府による特殊法人改革方針と、近年の公営競技不振による売り上げ減少により、2008年に競輪を統括する『財団法人日本自転車振興会』(2007年、『財団法人日本競輪財団』として発足、後に改名。)が全業務も承継し、法人名を『財団法人JKA』に改名。2013年に「公益財団法人JKA」として移行して現在に至っている。



競走車(バイク)は、ブレーキやメーター類・灯火類が付いていない、ギアが二段のみ、ハンドルが左右非対称など、オートレースのためだけに作られた専用の車両を用いる。また、エンジン(排気量は原則600ccだが、新人選手は一定期間500cc)、フレーム、タイヤ(専用設計の三角タイヤ)に至るまで、指定の1種類しか認められておらず、厳しいイコールコンディションが保たれている。整備も選手が自分で行うが、改造は禁止されている(ハンドルをバーナーで炙って高さを調整したり、車体にステッカーを貼るなど一定の基準の範囲内での装飾は可能で、新日本プロレスのステッカーや高齢者マークを貼り付ける選手もいる)。

このため、各メーカーが独自に開発した車両を用い、チームで臨む8耐などのMFJ公認レースとは素性が大幅に異なる。


現在は舗装路(オーバルトラック)のコースであるが、かつては、未舗装路(ダート)のコースもあった他、競走車も様々なメーカーのものが使われていた。


またオートレース場も、競馬場や競輪場に併設または隣接して設けられた例もあった。


オートレース選手は、通常オートレーサーと呼ばれるが、正式には『小型自動車競走選手』と呼ばれる経済産業省管轄の国家資格所持者である。2年に1回、筑波サーキットに隣接する養成所で9ヶ月間の訓練を受け、国家試験に合格した者が選手になれる。


オートレース場


過去に存在したオートレース場


追記

伊勢崎と山陽の各オートレース場は、それぞれ大井と柳井の代替施設として開設された(1958年に新規開設が禁止された一方で1962年に代替施設であるなら開設が可能になったため)。


関連項目

森且行・・・元アイドルの現役オートレーサー。

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