『充実感』だ………これがオレの『燃える』目的だ！
曖昧さ回避
競走馬名。 → 1994年生まれのドイツの競走馬。
ここではジョジョの奇妙な冒険に登場するキャラクターについて解説する。
CV:山崎たくみ
概要
第6部「ストーンオーシャン」に登場するキャラクター。
ジョースター家の宿敵DIOの息子の1人。1988年生まれ。母親はDIOの餌として殺された。
第5部『黄金の風』の主人公であるジョルノ・ジョバァーナや同じく第6部に登場するリキエル、ドナテロ・ヴェルサスとは異母兄弟にあたる。
DIOの息子の中で唯一美形ではないが、祖父ダリオ・ブランドーに似ていると考えれば納得できるだろう。
絶望しながら転がり落ちていくだけの人生を送っており、生きる目的を見つけられず、劇中では麻薬中毒に陥っていた。このような人生を送ってきた為に社会を憎んでおり、また人々に希望を与える絵画や漫画、アニメ等のキャラクターを嫌悪している。
父DIOや祖父ダリオもまた思い通りに行かないことから酒に浸る日々を過ごしていたことがあり、麻薬に依存していたウンガロとよく似ている。加えて前述の通りウンガロは父親と似ていないのだが、それはDIOとダリオも同じである。
エンリコ・プッチがDIOの骨から産まれた緑色の赤ちゃんと一体化し、彼の中に流れるDIOの生命力に引っ張られフロリダまで来訪。そこで麻薬が原因によるバイク事故に遭い、病院に搬送される途中でプッチと出会う。
そしてプッチによってスタンド能力を引き出され、プッチから「自分を天国へ押し上げれば幸福に満たされる」と唆され、絶望だけの己の人生で初めて『燃える目的』を獲得。自身のスタンド能力を使い、今まで自分を見下してきた社会を滅茶苦茶にして、希望の無い社会へ叩き落とそうと行動する。
スタンド「自由人の狂想曲」
「自由人の狂想曲」と書いて「ボヘミアン・ラプソディー」と読む。
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活躍
スタンドを発動し世界中を大混乱に陥らせた（この現象は作中では「ファンタジー・ヒーロー事件」と呼称されている）。これによる被害と死傷者数は測定不能。
恐らく、今までのジョジョシリーズでも未曾有の大災害と思われる。
ミロのヴィーナスは全裸で街中に現れ（TVニュースでその様子がモザイクなしで放送されている）、北斗の拳のケンシロウとラオウの戦闘で新宿は壊滅してしまった。
一方でウンガロは自らが狙われない様に、ニュースで流れる被害情報に耳を傾けながら飛行機で安全地帯に移動していた。
ナルシソ・アナスイとウェザー・リポートを葬る寸前まで追い詰めたが、ウェザーがゴッホの自画像を脅迫して"全てのキャラクターを元に戻すヒーロー"「プット・バック・マン」を創作、実体化させた結果、スタンド能力そのものを無力化されてしまい敗北。
能力を封じられたのを知ったウンガロは、再び希望の無い人生に戻った事実を悟り、精神的な意味で再起不能となった。
関連イラスト
関連タグ
ジョルノ・ジョバァーナ、ドナテロ・ヴェルサス、リキエル:異母兄弟たち
カン十郎/黒炭カン十郎:中の人および「絵を実体化させる」能力や何かに依存する性格、そして過去の不幸から内に秘めた狂気を孕んだキャラつながり。能力の効果範囲及び発動条件、末路に関しては真逆だが、内に秘めた悪意・狂気の度合いはあちらが上。
| 特徴 | ウンガロ | カン十郎 |
|---|---|---|
| 能力の発動条件 | スタンドによってアニメや漫画から出てこさせる | 筆で描く |
| 能力の効果範囲 | 全世界 | 描いた絵の大きさによる |
| 依存症 | 麻薬 | 誰かを演じること |
| 生い立ち | 両親の存在を知らず、絶望を味わいながら生きてきた | 両親が存在したが、その家族が加害者家族だったために迫害により目の前で殺されてしまった |
| 思考 | 自分を見下した社会を見返したい鬱屈した思いを抱き且つそのために世界を巻き込むほどの短絡的思考を持つ | 実家が演劇だったことと目の前で家族が殺されたことにより人間性を失っている |
| 末路 | 自身の能力を封じられたことで元の生活に戻ったことを悟り、廃人となった | 本人は一度は死亡したが、能力で復讐の塊を作ったがあえなく失敗し、主君と道連れとなった |
