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ツングースカ大爆発の編集履歴

2022-12-30 16:48:34 バージョン

ツングースカ大爆発

つんぐーすかだいばくはつ

ツングースカ大爆発は、1908年6月30日7時2分(現地時間)頃、ロシア帝国領中央シベリア、エニセイ川支流のポドカメンナヤ・ツングースカ川上流北の上空で隕石によって起こった爆発である。

概要

ツングースカ大爆発は、1908年6月30日7時2分(現地時間)頃、ロシア帝国領中央シベリア、エニセイ川支流のポドカメンナヤ・ツングースカ川上流北の上空で起こった爆発である。


その威力たるや広島原爆の185倍に達している。


東京都ほどの面積の樹木がなぎ倒される被害が発生し、また数夜にわたって爆発物が気化して夜に輝き、ロンドンに至るまで夜が明るかったという記録が残っている。

幸いなことに僻地であったため、死者は確認されていない。

(ただし爆発が凄まじすぎたために巻き込まれた者を確認できなかった可能性はある)


当時はロシアもロシア革命間近で国内が混乱していたため調査自体がほとんど行われず、長らく爆発の原因は謎であった。

当初から隕石の衝突が原因の候補の一つに挙げられていたが、当時の科学的知見では隕石が衝突したならばクレーターが残ってるはずだと予測され、現場の状況と合致しなかったことから謎の爆発として扱われた。

現在は隕石が上空で爆発したことによるという説が有力である。

隕石が上空で爆発すること自体はよくあることだが、ツングースカ爆発では偶然にも地表に到達する直前の低空で大爆発を起こしたため、森林に大きな爆発痕を残しながらもクレーターは存在しないという一見すると奇妙な状況が現出した。



余談

一応、現代の核兵器ならば、この爆発に匹敵する規模の爆発を起こすこと自体は可能である。

実際、史上最大威力の爆弾であるロシアの核兵器・ツァーリ・ボンバは広島原爆の3300倍ほどのエネルギーを放出している。

しかし、1908年の時点では当然地球上に核兵器などは存在していない。


ツングースカ大爆発を取り扱ったフィクション作品





外部リンク

ツングースカ大爆発 - Wikipedia

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