VRMMORPG
ばーちゃるりありてぃまっしぶりーまるちぷれいやーおんらいんろーるぷれいんぐげーむ
VRMMORPG(Virtual Reality Massively Multiplayer Online Role-Playing Game)は仮想現実技術によって実現されるMMORPGのこと。
概要
現在の一般的な(実現可能な)形のMMORPGは、端末画面を見つつマウスやキーボード、タッチパネルでアバターを操作し、キーボード入力またはインカムによる音声入力にてコミュニケーションをとる形である。
それに対し、VRMMORPGは、アバターとして仮想現実空間にダイブしアバターを通して視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚と言った五感が直接フィードバックされるようになっている。
特徴
大型のヘッドギアや、カプセルに入って仮想空間にダイブするといった手法をとるものが多い。触覚等のフィードバックは、電気信号を神経に直接流すことで、本当の刺激を受けたように錯覚させる作りとなっているものもある。
そのため、痛覚のフィードバックが大きすぎて、プレイヤーが死亡してしまう場合やゲーム内外の事故等による『ログアウト不可状態』が発生してしまう事がある。ゲーム内での出来事も、自分自身に起きた事としてフィードバックされるが故遭遇したゲーム内の出来事によっては、心的外傷を負ってしまうなどの問題も描かれている。
一部作品においては、知識のあるプレイヤーがアイテムを作成できる仕様となっているがそれが現実世界における違法薬物に相当する物であったり、プレイヤーの倫理観の問題も孕んでいる事をうかがわせている。
主人公の現実の境遇と、華やかなゲーム世界のアバターとのギャップをテーマにしている作品もある。