概要
2018年5月から『バンドリTV』で放送されたミニアニメ。全6話。
Pastel*Palettesをメインとしたミニアニメであり、彼女達の普段の生活を描いた作品。実は『バンドリ』のショートアニメの中では、本作が最初の作品である。
後に『ガルパ☆ピコ』(あちらもPastel*Palettesが登場している)に受け継がれる形で、本作の放送は終了した。但し、現在YouTubeで無料公開されている(ちなみに、なんと放送から4年以上経った2023年1月現在でも視聴可能!)ので、あちらで何回も視聴することが可能。シリアス要素が多いアニメ版や、カオス度が多いガルパ☆ピコとは違って、本作はPastel*Palettesの日常系ゆるふわアニメなので、これからBanG_Dream!やPastel*Palettesを知りたい人にもオススメしやすい作品である。
登場人物
その他、モブキャラも一部の話で登場する。
備考
スタッフ
実は、アニメ版やガルパ☆ピコとは違い、制作会社がStudio_A-catである。1年前にフレームアームズ・ガール(ゼクシズと共同制作)や大正メビウスラインちっちゃいさんを制作した会社であり、中でも後者はミニアニメ&制作会社繋がりでもある(具体的な内容は全く異なるが)。
ちなみに、初めてキャラクター原案に『Craft Egg』が付いた作品であり、何気にPoppin'Partyの初期デザインを担当したひと和が唯一キャラクター原案に参加していない『バンドリ』のアニメ作品でもある(アニメ版1期はひと和のみで、ガルパ☆ピコ以降はひと和と『Craft Egg』の両方が付いた)。また、唯一、制作が『バンドリ! ガールズバンドパーティー』になっている(それ以外は『BanG Dream! Project』になっている)。
他のミニアニメとは異なる点
ガルパ☆ピコとは違い、意外にも3分半(OPを含める)のミニアニメになっている(ガルパ☆ピコはED含めて3分のミニアニメ。後にブシロードで制作されたショートアニメも同様。後に2分半(ED含める)のミニアニメも登場した)。また、EDは存在していないが、逆にOPは存在している(ガルパ☆ピコの場合はOPが存在しないが、逆にEDは存在している)。ちなみに、OPは『しゅわりん☆どり~みん』。また、BGMはガルパのBGMを利用している(後のガルパ☆ピコでも使用されている)。
その他
バンドリのアニメで初めて、Poppin'Party以外のバンドがメインとなる作品。なお、この作品の配信から数年後、Roseliaがメインとなった『劇場版 BanG Dream! Episode of Roselia』が公開された。但し、バンドリのアニメ作品とは異なり、全ての話でPastel*Palettesしか登場しない。
Pastel*Palettesの内、丸山彩と大和麻弥の二人は、本作が(『バンドリ』のアニメ作品限定では)初登場となった(本作から1年前に放送された『BanG_Dream!』第1期では、若宮イヴが戸山香澄達のクラスメイトとして、氷川日菜と白鷺千聖が第3話でSPACEの客として登場している)。
とあるエピソードだけ、『はなまる◎アンダンテ』が数秒だけ流れるシーンが存在している(しかも、ちゃんと挿入歌としてクレジットされている)。さらに、前述のOP曲として用いられている『しゅわりん☆どり~みん』が……(詳しくは関連動画で見てほしい)。
前述したように、Pastel*Palettesがメインのショートアニメだが、第1話だけ、何故か丸山彩と白鷺千聖だけの登場になっている(詳しくはあやちさを参照してほしい)。
評価点
ガルパ☆ピコの存在もあって、この作品はマイナー作品扱いになっていることも多いが、前述したように、ガルパ☆ピコやアニメ版とは違って、現在でも全話がYouTubeで無料配信されているということもあるため、簡単にパスパレの活躍を見ることが出来るという利点がある。
また、この作品のパスパレの衣装は、練習着や私服姿が殆ど(それ以外だと最終話にアイドル衣装が登場する)であり、制服姿は未登場であるのだが、そのおかげで、時系列を気にせずに見ることが出来るという利点がある。これはガルパ☆ピコにはない利点(あちらは制服姿が登場している上に、無印版はシーズン1、第2期『大盛り』&第3期『ふぃーばー!』はシーズン2の時系列になっている)である。
何よりも、登場キャラはパスパレだけであり、他のブシロード制作のショートアニメでは問題になることが多い、キャラの扱いの格差がほぼない状態である利点もある。
- 例えば、少女☆寸劇オールスタァライトは聖翔の方に出番が多く、スタリラ限定の舞台少女の出番が若干少ない(+それに加えて、キャラ改悪もかなり酷く、多くのスタァライトファンから黒歴史扱いされることが多い)。
- アサルトリリィふるーつの場合、全13話中9話が一柳隊の話で、ヘルヴォル&グラン・エプレの話が2話ずつしかないという感じになってしまい、明らかに一柳隊優遇になってしまっている。
- また、ガルパ☆ピコでも、第1期はバランスが良かったが、第2期『大盛り』以降は若干キャラの扱いの格差が出てしまう欠点も少し生まれている(例えば、第2期『大盛り』では、RAISE A SUIRENとMorfonicaの出番が少ないなど)
- それに対して、ぱすてるらいふは、登場キャラはパスパレに限られている上に、第1話を除いた全ての話で、全員登場しているので、キャラの扱いの格差が非常に少ない。
このように、非常にマイナーな作品であるのだが、現在でもYouTubeでも見れる且つ時系列に関係なくパスパレの活躍を見ることが出来るという、隠れた名作の一つなので、暇な時間が出来た時や、これからパスパレを知りたい人、そして、かつて丸山彩の1代目声優である前島亜美(ゲーム版では2022年11月30日に彩の声優を降板することが決まってしまった。なお、公式より、降板による収録済みボイスの差し替えは行われないことが発表されている)が演じる彩の声を聞きたい人は、絶対に見てほしいショートアニメである。
関連イラスト・関連動画
関連イラスト
関連動画
第1話
前述したように、この話だけ、丸山彩と白鷺千聖しか登場していない。
メイン画像や関連イラストの丸山彩と白鷺千聖の衣装は、この話で登場した変装姿である。
第2話
この話以降は、Pastel*Palettesの全員が登場している。
第3話
第4話
第5話
この話の若宮イヴの表情が凄いことになっている。ある意味ガルパ☆ピコの元祖……かもしれない。
第6話
『ぱすてるらいふ』最終話。そのため、第5話まではOPしか披露されていないアイドル衣装を着たPastel*Palettesが登場する。
関連タグ
ガルパ☆ピコ:本作から受け継がれる形で放送されたミニアニメ。但し、本作よりもカオス度が多い(本作はカオスな場面があまり見られない)。
りばあす:ブシロード制作のミニアニメで、本作と同じように、タイトルが平仮名のみ(それ以外は英文字や片仮名や漢字が利用されている)。
ぷっちみく:本作に登場する丸山彩を演じる中の人が担当するキャラが登場する、同じブシロード作品のミニアニメ。
にじよん:2023年に放送開始される、同じブシロード作品のミニアニメ。アイドルが中心のミニアニメという点で共通する(あちらはスクールアイドルだが)。