概要
CV:大地葉
【ガネーシャ・ファミリア】の団長で、【象神の杖(アンクーシャ)】の二つ名を持つLv.5の冒険者。38歳。
オラリオでもトップの実力を持ち、長身と怜悧な顔立ちから麗人と呼ぶに相応しい人物で、剣姫と同じくヒューマンの第一級冒険者である。
オッタルやモルドなどよりも年上(椿・コルブランドと同年齢)だが、見た目は20代にしか見えないほど非常に若々しい容貌をしている(フィンと同じく、ランクアップによる老化の遅延効果によるものと思われる)。
暗殺者時代のクロエ・ロロを返り討ちにした過去を持ち、現在もクロエにとってはトラウマ的存在となっている。異端児(ゼノス)のリドからも鎮圧に来た部隊の中で、唯一タイマンなら分が悪いと思われていた。
主神のガネーシャには呆れながらも信頼と忠誠を誓っており、彼から異端児の存在を聞かされている数少ない人物でもある。
オラリオの治安維持に関わるために【アストレア・ファミリア】とは親しかったため、現在は一線から退いたリュー・リオンとも旧知の仲。
オラリオの【暗黒期】も精力的に活躍していたが、闇派閥(イヴィルス)の凶行で妹のアーディを失っている。
作中の動向
作中では、武装したモンスター(異端児)によるリヴィラの襲撃の際、【ヘスティア・ファミリア】のベル・クラネルを加えた討伐隊を率いてリヴィラで彼らと戦うが、現れたアステリオスに一撃で倒され、部隊も全滅する。その後は治療により回復し、市民の警護に就いていた。
『派閥大戦』では、フレイヤ及び【フレイヤ・ファミリア】に怒りを覚えて派閥連合側への参戦を主張する団員達を宥め、審判という公平な立場を取り、戦場の準備やオラリオの弱体化を目論む別勢力の乱入を阻止する規制と監視をするために不参戦を表明。
「ファミリアクロニクルepisodeリュー」では、歓楽街『大賭博場(カジノ)』にあるテリー・セルバンティス(を騙るテッド)がオーナーの『エルドラド・リゾート』の警備に就いていたが、実際は彼を検挙するために調査をしていた。しかし、リューによって彼の悪事が暴かれることとなり、逃走しようとするリュー達を敢えて見逃した。
「アストレア・レコード」では、闇派閥から市民を守っていたが、作戦中にアーディが殉職。
強い悲しみを覚えながら、団長として「アーディの判断は間違っていた」と言わなければならず、リューから問い詰められる一幕もあったが、最後まで団長として戦い続けた。遺体の無いアーディの墓にガネーシャと赴いた際、静かに涙を流していた。
関連タグ
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか ガネーシャ・ファミリア
レイヴィニア=バードウェイ:中の人繋がりにして、こちらも強大な組織を率いるリーダー。そして妹もいる(こちらは存命)。