概要
主に地中に栄養分が少ない土壌を生きるために進化したといわれている。
食虫植物とは言うが大体の種が地中の養分を主として生きている。補虫は養分の補給として使用しているに過ぎない。落とし穴式のものやハエトリソウ等は、一つの補注葉で大量に捕虫してしまうとその葉が枯れてしまう事がある。これはハエトリソウ等は、虫をとらえて消化するのにエネルギーを費やしてしまうことにある。ウツボカズラ等の落とし穴式のものは葉に溜まりすぎた死体が腐る事でダメージを受ける場合があるためだ。前述したのと矛盾するではないかという意見があるが、実際そうなのだからそうとしか言えない。それ以前に自分が食われないようにするためという説すらあるため、すべての食虫植物が昆虫を餌にしているかは不明である。例として特に高い標高の雲霧林等に住む一部のウツボカズラは、虫よりも動物の尿を目当てにしている。
なお、植物である以上、虫に対して全くの無敵であるとは言えず、中には虫に食される物も少なからずいる。例えば飼育下にあるゴキブリがモウセンゴケの葉を食してしまった報告もある。
映画やアニメでは巨大な食虫植物が人を襲ったりしている。ポケモンではある銀髪をことあるごとに食べるウツボカズラやハエトリグサが有名だろう。ただしコジロウの食虫植物系ポケモンは食欲から来る噛みつきではなく一種の愛情表現に近い。(犬の甘噛みみたいなもんである。)
pixivでは転じて「一見おとなしいが、本性は肉食系」なキャラに、このタグが付けられることもある。
関連タグ
ハエトリソウ・ハエトリグサ ウツボカズラ サラセニア モウセンゴケ ムシトリスミレ ミミカキグサ・ウサギゴケ タヌキモ フクロユキノシタ