クエスターとは、スーパー戦隊シリーズ第30作『轟轟戦隊ボウケンジャー』に登場する敵組織の一つである。
曖昧さ回避
ナムコが1987年に販売したアーケードゲーム用ブロック崩しについては→クエスター(ナムコ)
スーパーロボット大戦30に登場するキャラクターについては→クエスター(スパロボ)
概要
ボウケンジャーに倒されたアシュのガイとレイを、類稀な戦闘力を惜しんだ大神官ガジャがゴードムエンジンを埋め込み、サイボーグ化して復活させた存在。「探索者」を意味する「クエスター(Quester)」と名付けた。
ところが自軍の手駒にしようとしていたガジャの目論みに反し、2人は復活させてもらった恩義すら感じずガジャに反旗を翻して逃走、最強最悪の第4のネガティブシンジケートが誕生してしまった。
構成員は終始ガイとレイの2人だけだったが、アシュの頃からの戦闘センスや術に加えアクセルスーツを超える性能のボディやゴードムエンジンをはじめ短期間で現代の兵器技術を学ぶ学習能力、アシュでなくなったため高丘家の対アシュの術が直接効かなくなった肉体を手に入れており、個々の戦闘能力では、ネガティブ4組織の中で最強であり、ボウケンジャーも「最も戦いたくない相手」として危険視していた。
ただしその凶暴さと、人類を滅ぼそうという悪意は、ボウケンジャーの全力による討伐を招くことになり、4組織の中で唯一、『ボウケンジャー』本編で壊滅した組織となった。
その後映士によって墓が建てられたが、その墓にはガイとレイの武器グレイブラスターとグレイボンバーがくくりつけられていた。
構成員
クエスター・ガイ
声:三宅健太
口調はいささか軽めだが性格は粗暴。高丘漢人を殺した張本人であり、映士にとっては父親の仇。
黒い体に緑色の模様を宿し、頭部の形状はライオンに近くなった。
プレシャス探索の前線に立ち、ボウケンジャーと闘う役割を担うことが多く、ボウケンジャーからも一番戦いたくないと言われている。
短剣にもなる2丁拳銃状の武器・グレイブラスターを使用。
モチーフは『五星戦隊ダイレンジャー』の大連王。
クエスター・レイ
声:鈴木千尋
冷静で理知的な性格だが、人間を見下し憎悪している点ではガイと共通している。
黒い体に黄色の模様を宿し、頭部の形状はより虎に近いものになったが、アシュの時に見られた腹部の顔と爪は見当たらない。役割分担として主にメカニックを担当している。
長剣又はショットガンとして使える武器・グレイボンバーを使用。ズバーンですら破壊できなかったほどの強力な結界を張る、菜月を催眠術で操るなど、アシュとしての特殊能力も引き継がれている。同じくクエスターとなったガイとは良きパートナーとして信頼関係を築く。
モチーフは『五星戦隊ダイレンジャー』の牙大王。
クエスターロボ
ガイとレイが作り上げる巨大ロボット。詳細は当該記事を参照。
関連タグ
ネガティブシンジケート-ゴードム文明・ジャリュウ一族・ダークシャドウ(ボウケンジャー)
地底冥府インフェルシア→ネガティブシンジケート→臨獣拳アクガタ(臨獣殿)