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往生堂七十七代目堂主、若くして璃月の葬儀を仕切り、責任を持ってそれを執り行っている。

概要

名前胡桃(ふーたお)(英:Hu Tao/中:胡桃)
レアリティ★5
国/所属璃月/往生堂
使用武器長柄武器
神の目(元素属性)
誕生日7月15日
命ノ星座彼岸蝶座
オリジナル料理幽々大行軍(松茸のアワビもどき)
CV高橋李依

今の堂主?コホン、あの子は苦手だ。

~胡桃について…鍾離

人物

璃月で葬儀屋を営む往生堂の77代目堂主である少女。

普段は笑顔を絶やさず、堂主という立場を偉ぶることもなくじゃじゃ馬のごとく遊び回っており、あちこちの人間にちょっかいを出したり驚かせてはその反応を楽しんでいる。

しかし一方で往生堂の堂主として自らの仕事に対して人一倍のプライドを持っており、客は生者も死者も心から満足させ、その上で儲けも蔑ろにしないよう研鑽を重ねている。

ひとたび依頼を受けたならどんな事があっても必ず最後までやり遂げるという確固たる信念を持ち、もしも葬儀の邪魔をする無粋な輩が現れた場合はファデュイであろうとも武力行使も厭わない。

往生堂の年長者たちも彼女の普段の奇行には眉をひそめているが、いざ葬儀が始まり胡桃が重々しく厳かな一面を表に出すと、その見事さに感嘆の声を上げるという。璃月港の住人から葬儀の悪い印象が払われつつあるのも彼女の尽力によるところが大きい。

作中きっての天才児であり、奇人でもあるキャラクターで、そのふざけた態度には枚挙に暇がない。

夜中に森や山を彷徨ったり、総務司の門にある二体の石獅子に「ニャンイチ」「ニャンジ」と名前を付けて可愛がったり、四人でないと遊べない遊戯を一人で楽しんだりと、常人には理解出来ない行動を繰り返している。

趣味である詩の創作は行秋が認める程の才を持ち、特に彼女が創作した「ヒルチャー夢」は、作中のみならず、プレイヤー間でも胡桃の代名詞とも言えるものとなっている。

こうした明るくもキテレツな普段の言動に加え、葬儀屋という職業とミスマッチな押しが強いスタイルから、璃月勢の多くにも奇怪な目で見られている。

しかし神の目を手に入れた経緯からも、本質はきちんと人の心を理解している心優しい少女であり、彼女を理解している友人達や部下達からの信頼は厚い。ギャグもシリアスもこなせる二面性の強さも彼女の魅力となっている。

「陰陽は整然。運命は無常。死は予測できないけど、規則はある。覚えておいて、いつどんな時も、死を軽く扱っちゃだめ。死を理解し尊重してこそ、生きる価値を理解出来るのよ」

プロフィール 〜胡桃を知る・5

能力と戦術

2021/3/2~3/16(復刻:2021/11/2~11/23)の期間限定祈願(ピックアップガチャ)「彼岸満開」で追加(原神ではPU限定★5キャラが恒常ガチャのラインナップに加わる事は原則無いため、期間が終わると復刻が来ない限りは入手不可)。

膨大なHPを火力に変換する独特のスキルを軸としており、元素スキル・元素爆発ともにHP半分以下で更に火力が上昇するという性質を持つ。タルタリヤを足してさらに独自要素を追加したような原神屈指のピーキーな性能を持つアタッカー。

無策で使えばあっさり倒れる儚さがある反面、理解してポテンシャルを引き出せば全キャラ屈指の火力で敵を葬ってくれる。

  • 通常攻撃・往生秘伝槍法

最大6段。

広い攻撃範囲、素早い攻撃速度、高めの天賦倍率とどこを取っても非常に高い水準で纏まっている。

ただし自身の基礎攻撃力が極めて低いためこのままでは役に立たず、これを元素スキルで強化するのが立ち回りの主軸となる。

モーションが非常に凝っており、ダイナミックさを感じると好評。表情も攻撃に合わせてコロコロと変化するため、眺めて見るのも良いだろう。

特に納刀時のモーションが異様に作り込まれており、4、5段目で止めると槍を巧みにくるくると回転させ、6段目まで打って攻撃を止めると道教で「死」「あの世」を示す"往生印"を手で切ってから合掌する。

葬儀屋らしく印を切る一瞬だけ真剣な表情を見せているが、その直後の合掌の際の表情はてへぺろである。

重撃は単発高倍率の突進攻撃。下記の元素スキル中は少しモーションが変わり隙が大幅に減る。詳しくは後述。

  • 元素スキル『蝶導来世』

「散ッ!」

現在のHPの30%を消費し、9秒間冥蝶の舞状態となる。冥蝶の舞状態中は胡桃のHP数値を基準に攻撃力が上昇する他、全ての攻撃属性が炎元素となり中断耐性が上昇するほか、前述の通り重撃のモーションが特殊なものになる。また、敵に重撃をヒットさせることで血梅香を付与し、定期的に炎元素ダメージを与える。なお、CTは16秒だが発動時点からカウントされるため時間経過による効果終了まで出続けた場合は実質7秒となる。

HP→攻撃力の擬似的な変換が肝で、全キャラ最大級のHP数値を持つ胡桃が使うことでスキル使用中の攻撃力は3000をゆうに上回る。システム上は胡桃の基礎攻撃力の400%分が上限となっているが、身につけさせている装備を全部HP特化にでもしない限り上限に引っかかることはない為あまり気にしなくても問題はない。

自傷ダメージは最大HPではなく現HP基準のため自傷ダメージで倒れる心配はしなくて良いが、多用すればどんどんワンミス即死圏内に近づいていく(例えば回復無しで5回使えば残り体力は2割を切る)。反面HPが半分以下の間は炎元素へのダメージバフを獲得できるという利点もあるため回復のタイミングは慎重に。

また、控えにいるキャラクターと交代した場合は経過時間にかかわらず強制的に解除される。余程のピンチでもない限り効果終了まで引けなくなるためシールドの貼り直しやお膳立ては忘れないように。

特筆すべき点として、この状態での重撃の性能がある。冥蝶の舞状態中の重撃は力を溜める動作が削除されほぼノーモーションで発動されるようになる上に終了後の硬直も大幅に軽減される。これにより炎元素・単発・高倍率という好条件の重撃をスタミナが許す限り乱発することができるのだが、これに加えて行秋夜蘭の元素爆発と組み合わせた場合に胡桃の重撃側でほぼ確実に蒸発反応を起こせるという特徴がある。

つまるところ、単体でも強力な重撃を超特大蒸発ダメージでの連打が可能ということであり、これがアタッカーとして最強クラスの一角に数えられる所以である。

また、キャラ突破段階1(Lv20~40)で天賦「蝶隠の時」が開放され、冥蝶の舞の効果終了から8秒間、胡桃以外のチームメンバーの会心率が+12%される。効果が切れたら大人しく控えに下がり再燃の時を待とう。

  • 元素爆発『安神秘法』

「燎原の蝶!」

灼熱の魂を振り回し、広範囲に炎元素ダメージを与える。敵に命中した場合、胡桃のHP数値を基準に体力を回復する。この効果は最大5体まで対象となる。

更に、胡桃の現在HPが50%以下の場合、威力と回復量が上昇する。

広範囲・高倍率・単発と分かりやすく強力な胡桃第二のダメージソースであり、HP調整手段。元素スキルで減った体力を定期的に補填できるほか、残り体力と敵の数で回復量が変わる点にも注目。

凡その回復量を覚えておけば、使うタイミング次第で完全な盤面の立て直しにも『回復しすぎない』ことによる最大火力の継続にも利用できる。

  • 天賦『血のかまど』

キャラ突破段階4(Lv60~70)で開放。HPが50%以下の場合、胡桃が与える炎元素ダメージが+33%される。

  • 天賦『多々益善』

料理を完璧に調理した際に18%の確率で「微妙な」料理を追加で獲得する非戦闘系天賦。

一見すると何の役に立つのか分からないが、バーバラノエル等が持つ2倍獲得の天賦と比べて確率が高い為、質よりも量を求められる復活系料理や得意キャラの極端に少ないスタミナ料理を獲得する際に重宝することとなる。

なお、オリジナル料理「幽々大行軍」の解説を見る限り、料理の腕はアンバーと並ぶメシマズに分類される模様。旅人も彼女の料理を警戒しており、海灯祭で自作料理の話題になった瞬間逃げようとしている。意外にも自分の料理が不味いという事は理解していた様子で、「あれ?な、なにその表情?逃げようとしてるの!?行かないで!絶対不味くないから!」と色々なものをかなぐり捨て、ダミ声で叫ぶ堂主の姿がそこにあった…

  • ダッシュ

ダッシュ開始時に一瞬姿を消す。小型の敵であればすり抜ける事が可能。内部処理的には「当たり判定が最小化した上で敵に引っかからなくなる」形になっているようで、引っかかる以前につっかえる大型の敵相手にすり抜けは使えない。

動かした時の見た目こそかなり特殊であるがあくまで「出始めにすり抜けが出来るだけの通常のダッシュ」であり、モナの天賦『虚実流動』のような「ダッシュの代わりの天賦」ではない。

  • 命ノ星座
第一重「朱色の花束」元素スキル効果時間中の重撃のスタミナ消費が0になる。
第二重「晴れのち雨」血梅香のダメージにHP上限の10%分のボーナスが付く。元素爆発でも血梅香を付与できるようになる。
第三重「血色の儀」元素スキルの天賦Lv+3。
第四重「花室の添い寝」胡桃自身で血梅香を付けた敵が倒れてから15秒間、胡桃以外の周囲のチーム全員の会心率+12%。
第五重「漂う花の香り」元素爆発の天賦Lv+3。
第六重「冥蝶の抱擁」HPが25%以下になるダメージを受けてから10秒間「自身の物理&全元素耐性+200%、会心率+100%、中断耐性大幅アップ」の効果を得る。また、この効果を発動させたダメージで胡桃が戦闘不能になる事はない(HP1で踏みとどまる)。クールタイム60秒。

重撃での息切れを防ぎ攻撃力と機動性を爆発的に増加させる1凸と、まともに育成していれば3000~4000の追加ダメージが乗る2凸が強力。

6凸は一見かなり破格な内容に見えるが、実は結構弱い。効果時間に対する待ち時間があまりにも長いのと、会心ダメージではなく会心が伸びるので、そこまで火力上昇に貢献しない。元素耐性&中断耐性上昇もシールド要員をチームに入れれば解決する話であり、わざわざ6凸を目指すぐらいならその金元素で無凸から強いシールドキャラをお迎えした方がチーム単位での火力も耐久力も上になる。

現状は単騎でのダメージチャレンジ用の凸効果と思っておいた方が良いだろう。

  • 装備について

同時期に実装された★5長柄武器「護摩の杖」は最大HPを増やし、その分攻撃力も増やし、HPが50%を切るとさらにその効果が増すという、胡桃の能力に完全に噛み合う実質専用装備である(ただしその特性上、他キャラが装備しても十分以上に強い)。

火力と耐久を著しく強化するだけでなく、重要な会心ダメージまで大きく伸びる事というあまりの性能の凄まじさから、「原神最強の武器は?」という話題になると、まず間違いなくこの槍の名前が上がる。胡桃が最も武器効果と噛み合っていると言えるが、彼女以外の殆どの槍キャラの適正候補1位〜2位として上がる程。

装備自体の効果が胡桃と奇跡的な噛み合いを見せており、この武器を装備する事で通常時の攻撃力が他のアタッカーと遜色ないほどに埋まる。そのため、元素スキルを起動していない状況でも、強力な通常攻撃のモーションも相まって、ある程度の火力で攻撃することが可能となる。

聖遺物に関しては炎元素ダメージを強化する「燃え盛る炎の魔女」(通称火魔女)4セットが一番安定しているが、周回用の秘境を簡単に言うと「敵がばらけて出てくる上に無駄に耐久値の高い敵がたくさん出てくる」と言った印象だ。他の秘境を回った際に聖遺物廻聖(リサイクル)で「火魔女」を手に入れた方が圧倒的に楽である。

「追憶のしめ縄」は元素スキル発動時にエネルギーが15以上あるとエネルギーを15消費して通常攻撃、重撃、落下ダメージを強化する。ただし効果上、元素爆発を撃ちにくくなるので回復の確保が難しくなる。

後は蒸発を主軸としたパーティなら「金メッキの夢」4セットがおすすめ。胡桃は以外と元素熟知の恩恵があり、4セットにするとそこそこの元素熟知を得られる。水元素キャラ2人(その内1人は行秋やバーバラなどヒーラーを入れておくと良い)を元素共鳴によりHPが大幅に上昇し、相対的に火力が上がる。

注意点として元素熟知を盛り過ぎるとダメージが出ないので最低限100、上げても300までにすること。よって金メッキ型は★4「匣中滅龍」などの熟知上昇武器は相性が悪いので「護摩の杖」など他の槍に変えよう。

また夜蘭が「終焉を嘆く詩」にすると元素熟知をばら撒いてしまうので、こちらも相性が悪い。夜蘭を「終焉」以外にするか、胡桃の聖遺物を「火魔女」か「しめ縄」にするのが良い。

さらに金メッキの場合は装備するだけで熟知が稼げるので砂(時計)をHPにした方が強くなる。「火魔女」や「しめ縄」なら砂を熟知にする方が強い。

「金メッキ」は需要も多く、同時にドロップする「深林の記憶」もまた需要が多いので、他のキャラの聖遺物を集めるついでに胡桃用に確保しても良いだろう。

オプションは前述の通り砂は武器が「匣中滅龍」か聖遺物が「金メッキ」の場合はHP、それ以外なら熟知。杯は炎ダメージ、冠は会心率か会心ダメージ。

砂が熟知の方が火力は出るが、その分HPが減ってしまうので程々に。

元素爆発に必要なエネルギーは「60」と平均的なのでチャージ効率は110~130%あれば充分。

サブステータスは元素熟知が100になるまで、次いで会心系、元素熟知(300まで)、最後にHP%にしよう。

とはいえ金メッキは2セットで元素熟知+80、4セットで自分と元素が違う者がいるごとに熟知が+50されていくので、行秋や夜蘭などの水キャラ2人で+100、累計で+180(3人目も別元素なら累計+230)されるのでそこまで深刻に考える必要はないだろう。

  • 総括

総括すると、元素スキル発動中の爆発力は全キャラトップクラスであるものの、HPの管理が難しく使いこなすにはかなりの技量が求められる上級者向けの性能となっている。

元素爆発の強化や天賦発動のトリガーとなるHP50%以下の状態は元素スキルを2回発動することで容易に調整可能だが、そこからどのようにダメージコントロールを行い、最大火力を出せる=HPが減った状態で死なずに戦い続けるかが重要となる。シールド使い(筆頭は職場の客卿)と組むか回避の腕を磨くか、いずれにせよプレイヤーの腕前が試されることになるだろう。

ただしHP50%以下で得られる各種バフはそこまで劇的な強化が見込めるわけはないため、慣れないうちは生存を優先した堅実な立ち回りでも問題はない。

また通常攻撃を元素化する近接アタッカー殆どに共通の悩みとして、元素スキルのCT中は火力がなく殆ど仕事を持てないという明確な隙がある。この隙を埋めるためのアタッカーを別で起用するかサポーターがお膳立てをする準備時間とするか、相手によりどちらを選択するかも腕の問われるところだろう。

装備の選定にあたっては、アタッカーでありながら基礎攻撃力が全キャラワースト一位となっている点に注意。所謂攻撃力%のオプションを持つ装備は基礎攻撃力を基準とする乗算になるため、この数値が低い胡桃とは相性が悪い。各要素の要であるHPや炎元素バフ等をメインにするのが吉。

なお、HPのみならず基礎防御力も非常に高いため、耐久力自体は全キャラでも最高クラスとなっている。

更に火力を出すためには耐久力を上げる必要性があるため、育成が進むとHPが半分の状態でも他の攻撃特化のアタッカー以上の耐久力となることも決して珍しくはない。

故に、極まってくると最高クラスの攻撃力、高い耐久力、重撃による機動力、高い中断耐性を併せ持ったアタッカーとなりうる存在である。

余談

  • 理由は不明だが公式から意図的にその存在を隠されており、2月27日に突如として情報が公開された(但し、同日は声優を勤める高橋李依女史の誕生日である)。それまではアップデート前に行われる生放送でも全く情報が明かされず、公式のアップデート内容を纏めたページでも以外に何かしらの追加キャラがいる事を匂わせる文があっただけで詳細は語られていなかった。
    • ……が、実は一部旅人からは1.3のアップデートが終わった時点でその存在を認知されていた。理由は名刺の飾り紋である。なんと飾り紋の一覧に胡桃の好感度をMAXにすることで貰える飾り紋が並んでおり、これによりその存在が公になってしまう事態が発生した。
    • また、胡桃が公の発表から初めて誕生日を迎えた2021年7月15日はこれも何らかの偶然か高橋女史の日齢10000日(1994年2月27日生まれ)でもあり、高橋女史とは偶然な日々が続いている。
  • 瞳孔や各部の装飾など、全体的に「の花」をイメージしており、miHoYo本社の在る中国では牡丹と共に代表され、花言葉は「艶やかさ」である。
  • 彼女が大切にしている特徴的な帽子は祖父の形見である「乾坤泰卦帽」。雨や風が激しい日、どれだけ体が汚れても帽子だけは守るらしい。作中でも天候が雨だと露骨に嫌がる様子を見せている。
  • 待機モーションなどで登場する幽霊に関しては謎。マスコットとしてかわいいと評判で、グッズも既にいくつか作られている。尻尾(?)を引っ張られて遊ばれたり、元素爆発では突然呼ばれて武器として振り回されたりと割と散々な扱いを受けている。
  • 彼女が爪に施しているマニキュアの色は「黒」であり、死者もしくは死に携わる者(葬儀)を表している。
  • 魅力的なデザイン、破天荒な性格でありながらも「死」と向き合う、筋の通ったシリアスなキャラクター性、非常に高い戦闘能力、完成度の高い作り込まれた戦闘モーションなどの様々な要因から、本編である魔神任務に一切登場していないにもかかわらず、本作のキャラクターの中でもトップクラスの人気がある。
    • 2022年2月に米遊社(HoYoLAB中国版)で行われた最新の人気投票では雷電将軍甘雨神里綾華刻晴などを抜いて、女性部門1位の人気を獲得している。
    • 可愛らしい容姿に加え、見てる側が元気になるほどに明るい性格、更に前述の奥が深いキャラクター設定も相まってこの手のキャラクターとしては珍しく批判が少なく、男性プレイヤーのみならず女性プレイヤーからの人気も非常に高い。
    • 彼女の復刻ガチャの総売上が、過去に記録的な売上と称された雷電将軍を超えて歴代1位(2022年1月現在)となった事からもその高い人気が窺える。ゲーム内で使えるスタンプ数も魈と同じく8個と最多で好評。
  • 彼女は本作の中で、公式の立ち絵が2枚存在する最後のキャラクターとなっている。リリース時点で実装予定だったキャラの中で、恐らく彼女が最後に実装されたキャラであった事に起因すると思われる。事実、彼女の実装以降は以前のキャラクターの復刻が始まっており、新規キャラの実装ペースが少し遅くなっている。
  • アルベドディオナ辛炎と同じく実装前から各キャラのテキストやNPCとの会話等でその存在が語られていた。…が、はっきり言って旅人達からあまり良いイメージを持たれているとは言い難かった。
    • 一部ではサイコパス扱いまでされていたが、実際に彼女が登場すると、「思ってたより遥かに常識的」「なんだかんだで行動自体は筋が通ってる」などと評価が覆り、瞬く間に人気キャラの一人となった。
  • 好きなものは「水煮魚」と「エビ蒸し餃子(水晶蝦)」。どちらも彼女の友人である香菱行秋の得意料理である。嫌いなものは香菱に食わされたと思しき「清心とスライムの液体の炒め物」。これを語る際に私への復讐かとぼやいているため、普段憎まれるような事をしている自覚はある模様。彼女からの反応やイベントでのやり取りを見る限り、仲の良さを窺える。
  • CV担当の高橋李依女史は演じるに当たりキャラに二面性がありすぎて相当苦労したとか。また、彼女は「空気を読めない」のではなく「分かった上で空気を読まない」タイプと評している。
    • CVが高橋女史、かつ火属性のキャラクターということで、某爆裂魔法の使い手を想起した旅人がいたとかいないとか。もっとも、胡桃の技は大爆発系ではないが。(しかしながら、その技の共通名は「元素爆発」である)
  • 待機モーションで「ヒルチャールのお兄さんが病気になった♪ヒルチャールのお姉さんが看病して~♪」と、彼女が創作した「ヒルチャー夢」を身振り手振りを交えて陽気に歌うのがユーザーからかなり好評。ただし、この歌の元ネタは中国に実際にある残酷な内容の童謡であり、そのせいかこの歌の中国語版は少々不気味に歌っていたりする。
  • 2021年のエイプリルフールの際は公式アカウントを一日ジャックした。

他キャラクターとの関係

  • 鍾離
    • 胡桃が堂主を務める往生堂の客卿。彼の正体を知っているかは不明であるが、勘付いているような台詞がある。何気に魔神任務において彼から「胡堂主」と存在の言及はされており、彼女の名前は「胡・桃」で姓・名となっていることが窺える(他の璃月キャラ全員が該当するかは不明だが、少なくとも雲菫はこの形式である模様)。
    • 彼からは「今の堂主は苦手」と言われているが、実際これはほぼ誤訳に近く、原語版では「那孩子,我应付不来」(あの子は手に負えないな)と、似ているようで全く異なる印象を与える台詞を言っている。伝説任務で絡む事が一切ない上、イベントなどでも長らく絡む事がなかった状態が続いたため、多くの旅人に誤解を招いてしまっていたが、2回目の海灯祭においてようやく公式で絡みが見られた。
    • 互いに強い信頼関係があり、特に二回目の海灯祭のクライマックスにおけるムービーにおいては彼女の軽いいたずらに対しても笑みをこぼしており、「親子」や「祖父と孫」のようだと称するプレイヤーが続出した。(実際に、胡桃の中国語版吹替を担当している陶典氏は崩壊3rdキアナの声優をも担当しており、鍾離吹替役の彭博氏が声優を担当しているジークフリートとは丁度親子関係にある。)
    • 2022年の鍾離の誕生日イラストでは胡桃が財布を贈ったことが語られている。
    • 彼とのコンビは戦闘における相性でも二次創作においても人気が高い。本作でも屈指の人気キャラ同士という事も相まって、多くのイラストが見られる。
  • 七七
    • 出会ってすぐに胡桃は一方的に動く死体である七七のことを親友とみなし、事あるごとに埋葬しようとしたらしく、その結果、当然七七からは蛇蝎の如く嫌われるに至っている。この行動は生と死の理を絶対視する胡桃なりの善意である。一応その後七七の事情を知ってからは埋葬する事はやめ、七七の事をもっと知りたい、と積極的に交流を図っているのだが、如何せん最初が最初だったので現在も中々警戒を解いて貰えていない。
    • 一応公式絵やPVなどでは一緒になっている場面が見られるが、彼女からの警戒が現時点で解かれているのかどうかは不明。
  • 行秋
    • 性格的に共通点が多く(いたずら好きで詩の創作が趣味)、仲が良い友達。行秋は胡桃の仕事のやり方に対しては一定の理解を示している様子で、胡桃は「周りであった事を教えたら、面白い物語を書いてくれるかな」と期待している。重雲を審査員として巻き込んで詩の創作で度々対決を行っている。
    • 戦闘での相性が抜群に良く、彼女の火力を蒸発によって大幅に強化し、雨すだれの剣によって耐久力を強化することが出来るため、原神全体で見ても強烈なシナジーを誇るコンビとなっており、彼と組んだ編成は高難度コンテンツである深境螺旋でも随一の使用率を誇る。
    • 「ハイソックスが良いですよね」
  • 香菱
    • 同年代、同性、同元素、同武器ということも相まってか相当に仲が良く、イベントなどでは良く絡んでいる。香菱の驚く反応を面白がっているが、やりすぎるとグゥオパァーに怒られるらしい。一見香菱がいじられる対象であるものの、彼女の奇異な料理に振り回される事も多い模様。メシマズである胡桃にレシピを教えているらしいが、料理の出来はお察しください。
    • 行秋同様、戦闘では互いにシナジーを与え合う事が出来るため相性が非常に良いが、炎元素の付着過多となってしまい、蒸発などを胡桃側が起こしにくくなってしまう。
  • 重雲
    • 彼の体質については知っている模様。彼からは「信頼はしているが、人を食ったような笑顔を見ると少し腹が立つ」と言われている。重雲の性格や胡桃のキャラストーリーの記述から仲が悪い訳ではない模様だが、現時点で彼とのシナリオ中での絡みは無い。
    • 彼女に対して好感を持っている模様(「困るほど元気」、「彼女は面白い」との事)だが、理由は不明。定命の存在でない仙人として、「死」や「魂」というものに真摯に向き合う彼女に思うところがあるのかもしれない。
    • 一方で胡桃は彼の存在を「あわわ、お願いだから何も聞かないで!」と必死に隠そうとしている様子が見受けられる。スイートパラダイスでのコラボイベントなどでもペアとして書かれているため、間違いなく何らかの接点はあるのだが、詳細は不明となっている。
    • しかし、三回目の海灯祭では言葉巧みに……というか口八丁手八丁で半ば強引に魈を宴席に招待しており、これには魈も困り果てていた。どうやら、実際には胡桃の方が一枚も二枚も上手なようだ。
  • 雲菫
    • 胡桃は「正式な場では優雅だけど、私生活では凄く親しみやすい」と彼女を称しているが、「彼女と賭けをして、ヒルチャー夢を劇場の歌い方で歌わせた」というボイスが雲菫の実装前に聞けたため、「胡桃の新しい被害者か?」と一部から疑われた。が、後に実装された雲菫側も「表情が豊かで、頭の回転もとても早くて羨ましい」、「何をするにしても楽しい」と彼女の事をこれでもかというほどに絶賛しており、単純に仲が非常に良い事が判明した。
  • 白朮
    • 七七に対する行動は、彼女を弟子として雇っている彼も頭を悩ませている模様。現時点で彼の描写が不足しているため詳細は不明であるが「不老不死」の研究を行っているらしく、胡桃の考え方とは真っ向から対立する存在である。

関連動画

関連タグ

原神 璃月(原神)

葬儀屋

香菱 行秋 重雲 辛炎

……同年代組。恐らく刻晴雲菫も含まれる。13歳の頃に祖父の葬儀を行い、そこから数年経っているという胡桃自身の設定から逆算すると、現在16〜19歳と思われる。

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