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のっきの編集履歴

2023-03-08 23:00:53 バージョン

のっき

つながりあらし

ピクシブ百科事典において「AとBは〇〇つながり」といった関連付けを無理やり行い、リンクを貼りたがる荒らし行為。

概要

項目Aと客観的に見て関連性が薄い(あるいは、まったくない)項目Bを引き合いに出して、「AとBは〇〇つながりである」とこじつけてリンクを貼る行為。こういった編集を繰り返すユーザーのことを、以下「つながり荒らし」と記す。

本人はちょっとした「余談」「豆知識」ないし「小ネタ」のつもりで加筆しているものと思われるが、第三者からは「蛇足」「牽強付会」「ネタとしても滑っている」と冷ややかに見られている。


こういった関連付け自体はピクシブ百科事典に限らず、ユーザーが自由に編集できる一部の情報サイトでもちらほら見られるものだが、現在の本百科は特にこの傾向が顕著となっており、外部から「治安の悪い百科サイト」と馬鹿にされる原因の一つとなっている。


しかし、つながり荒らし当事者たちは自分で加筆した関連付けの記述を削除・修正されたりすると「別に規約違反じゃないから問題ない」「少しでも共通点があるなら間違ってない」と開き直り、むしろ「人が書いたのを勝手に消すそっちこそ削除荒らし」と逆ギレして記事を私物化する始末である。


つながり荒らしの編集の例

つながり荒らしの編集の傾向として、主に二つの例が挙げられる。


「関連タグ」に関連性の低い単語を並べる

ピクシブ百科事典は、各項目の末尾に「関連タグ」や「関連項目」として、その項目に関連するリンクを貼ることが慣例化している。本来は閲覧者の役に立つよう、その項目に関連する別の項目を紹介するのが目的なのだが、ここに「〇〇つながり」と称して関連性が乏しく記事に関係のない項目のリンクを貼ってしまうのがつながり荒らしである。

例としては、


  • ある作品の項目の関連タグ欄に、「扱っているテーマが似ている」などの理由で無関係・ジャンル違いな作品のタイトルを挙げる
  • あるキャラの項目の関連タグ欄に、髪型や髪色、性格、ストーリー上の立ち位置など少しでも共通点がある(と編集者自身が感じた)他作品のキャラの名前を列挙する

といった行為が挙げられる。


しかしながら、客観的に見ると

  • 偶然の一致、くらいの話でありことさらに取り上げるようなことでもない
  • 他にも山ほどある「似たテーマの作品」「属性・モチーフが同じキャラ」の中からわざわざ関連づける意味があるようには見えない
  • そもそもの「共通点」からして編集者の主観だらけの的外れなもので、全く似ているように見えない

といったケースが大半であり、傍から見ると「浅学なオタクが自分の知っているキャラや作品の名前を闇雲に挙げて知識をひけらかしたり、無理やりこじつけて妄想を膨らませたりしているだけ」という状態になってしまっている。

こういった行為が繰り返された記事は、もはや何が主題なのかすら解り辛い、つながり荒らしとその同類にだけ通じる内輪ネタと化してしまっており、閲覧者からの不評を買っている。


文章の中に見当外れなリンクを貼る

ピクシブ百科事典は二重括弧「[[]]」と「>」を使うことで文章の中にリンクを貼ることができる。たとえば「運営が仕事をしないことに定評のあるSNS」という文章を「pixiv」の項目へのリンクにしたい場合、「運営が仕事をしないことに定評のあるSNS>pixiv」という記述を「[[]]」で囲えば可能となる。

キャラの名称と項目名が一致せず「キャラ名(作品名)」となっている場合や、ネタバレを伏せる場合などに役立つ機能だが、つながり荒らしはこの機能を使って文章と直接関係のない記事へのリンクを貼ってしまうことがある。


たとえば、別々の作品の中で似たような扱いを受けたキャラAとBがいたとして、Aの記事の文中に「~のような扱いを受けた>B」というリンクを仕込む、という具合である。

ただ、これも先述の「関連タグ」と同じで「その共通点はAとBに限った話ではない」というケースが大半な上、「〇〇つながりでリンクを貼っている」という説明もないため、知識のない閲覧者には誤解や混乱を与えかねない。酷いときには連想ゲーム状態になっているリンクまで見受けられる始末である。


つながり荒らしの問題点

つながり荒らしの編集によって、以下のような実害が発生しうる。


ネタバレ

関連タグで類似作品・類似キャラに触れることでネタバレを食らう可能性がある。

たとえば「物語の終盤で主人公が神になった作品A・B」があったとする。すると、つながり荒らしはAの項目に「B←こちらも主人公が神になった作品つながり」と加筆する。しかし閲覧者が作品Bを未見だった場合、不本意なネタバレを食らうことになってしまう。


解釈違い

自分の解釈が他人の解釈と一致するとは限らない。

つながり荒らしは「キャラAとキャラBは性格が似ている」といった関連付けを簡単に行うが、閲覧者には解釈違いと思われる可能性もある。また、A・Bどちらかのキャラしか知らない閲覧者には誤解を与えかねない。


アンチ

つながり荒らしはアンチの温床にもなっている。

少しでも評判の悪いキャラ、評価の低い作品の記事があれば「こちらも酷評された作品つながり」などと称して自分が嫌いな対象の悪評を広めようとする、ネガティブキャンペーン目的の編集も頻繁に行われている。


風評被害

アンチとは逆に、自分のお気に入りの作品・キャラを他項目と関連付ける、布教活動的なつながり荒らしもいる。

オタクにありがちな愛の暴走ともいえるが、それで興味を持ってもらえる可能性は薄く、逆に無理矢理なこじつけを目にしたことで閲覧者が不快感を覚え、該当ジャンルを敬遠する可能性すらある。つまりは逆効果。

実際、2021年の年末に「ある漫画五番勝負は、まったく無関係の特撮テレビドラマで行われた五番勝負と内訳が同じである」と書かれた項目がTwitterに晒されて炎上。ピクシブ百科事典が原因で特撮オタク全体が批判と嘲笑の的となった。


検索妨害

記事内に関連性の薄いキーワードを列挙した結果、そのキーワードで検索した際に関連性の薄い記事がヒットしてしまう。

たとえば「この項目は作品Aと〇〇のようなつながりがある」といった記述があちこちの記事にされていた場合、作品Aについて検索しようとした人が大量の不要な記事を目にしてしまう。れっきとした検索妨害である。


つながり荒らしにならないために

ピクシブ百科事典は「不特定多数のユーザーが利用・閲覧している」「非常に広範なジャンルを扱う」Wiki形式の百科事典であるため、興味関心・知識の範囲はユーザーごとに大きく異なっている。

そして当然、基本的に閲覧者の興味関心の対象はその記事が主として扱っているものにあるものである。


にもかかわらず、つながり荒らしとされる編集者は「自分はこれだけ比較対象を思いつく知識を持っているんだ」という自己顕示欲や、「自分の知っているものはみんな気になるに違いない」という思い込みに囚われ、無関係なページへのリンクを強引かつ大量に追記しているのである。


例えるなら「Aというキャラはどんな設定ですか?」という質問に対し「私は(Bというキャラと)似ていると思います」「(Bというキャラとは)こんな共通点があります」と、知らない・興味のないキャラの話ばかりを無理やり聞かせているようなもの。

何度も所構わずそんなことをされれば、白けるどころか無関係なキャラ「B」やその登場作品自体に対する悪感情を抱かれてしまっても無理はない。


つながり荒らしになってしまわないためには、一応はフリー百科事典であるピクシブ百科事典にどんな記述が求められているか、知識のない閲覧者のつもりで客観視してみることが大切と言える。

言ってしまえば何にでも探せば共通項の一つや二つくらいあって当然だし、そんなことはわざわざ話題にするほどでもない。そこから自分でクロスオーバー創作などに繋げられるならともかく、ピク百の関連項目にひたすら共通点だけを書き連ねたところで、興味のない側からすれば何の益もないし鬱陶しいだけである。

記述が削除された場合、引き下がるのも賢明である。


公式に影響について言及されているものでもない限り、基本的に他作品のネタを追記することは立派な荒らしである。良識のあるユーザーはしっかり頭にいれておくように。


関連タグ

ピクシブ百科事典 関連タグ 〇〇つながり

無自覚な荒らし 迷惑行為 こじつけ 脱線 連想ゲーム 独自研究 布教活動 内輪ネタ

作者はウケると思ってたシリーズ

削除荒らし繋がり荒らしの不倶戴天の敵

一覧厨:非常によく似た存在。兼任している者も多い

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