「死ねやシャバ僧が!!」
データ
体長/46.8m(異常成虫時)
重さ/374.4t(異常成虫時)
分布/ンコソパ(夜)
好物/夜景
観察ポイント/ブースターの明るさは時に100万ルーメンに達するようである。
概要
地帝国バグナラクが送り込んだ、お尻から光のサインを出す虫「ホタル」のBNAを備えた怪ジーム。
メカニカルなモールドの施されたホタルが、赤ベースの飛行ユニットを上半身と両腕に装着した外見を持つ。所々に生身の部位らしき箇所も見受けられるので、謂わばサイボーグの類の様子。
上半身を覆う、ハイビームライトも組み込まれた推進ユニット『ボダルブースター』で浮遊・加速し、鋸刃付きブレードとしても扱える両腕の『ボダルウィング』による姿勢制御を行う事で、金色の軌跡を描きながら高層ビル群を自在にすり抜ける高速飛行による圧倒的な制空力を発揮。装甲もかなり頑強で、ビル壁へ何度叩き付けられても問題無く高速戦闘を続けられる上、その強度を転用した高速体当たりのパワーも侮れない。
ボダルブースターからのハイビームで敵を煽り挑発する、昆虫界のイルミネーションキングで、高速飛行による空中ゲンカ(電撃戦もしくはドッグファイト)で対象の国を奈落に落とす。
昆虫最終奥義は、エネルギー充填してからボダルブースターのライト部分(顔周りの照明)より放つ高出力ビーム・ルシフェリン光線。
対象を威圧しながら攻め落とすスタイル故か、性格は攻撃的で不遜な様子。無駄な会話こそしないが、時たまに上記の罵声を吐いての挑発も行う。
活躍
反逆者ギラを引き渡しラクレス王への謝罪を求められたヤンマだったが、直前で自身の信念を曲げずキッパリ拒否。使いの者たちを追い返す。
シュゴッドを奪い人間を滅さんとボダルジームを差し向ける。
これを撃退せんとギラとヤンマはそれぞれクワガタオージャーとトンボオージャーに変身、キングオージャーで迎え撃つ。
今回はヤンマも搭乗しているがゆえに飛行能力を得たキングオージャーはボタルジームと凄まじい空中戦を繰り広げる。
そこにンコソパ国民一同がパソコン操作で国のエネルギーを集結させサポート、さらにシオカラが用意したガーディアンローリングによってボタルジームは粉砕、撃破された。
この戦いで仲間の大切さを知ったギラは共に戦う仲間の必要性を知りヤンマを誘おうとするも、今度は突如現れたゴッドカマキリの手によって2人はイシャバーナへ強制的に連行されてしまう…
余談
- ホタルモチーフの戦隊怪人はシリーズ46年の歴史の中で今作が初となる。
- 昆虫最終奥義名にもある「ルシフェリン」とは、生物が発光の際に生成する酵素物質の事。ホタルが発光する際にもこの物質が生み出される。
関連タグ
エレキボタル、ファイアフライアンデッド、ランピリスワーム、ホタルアマゾン:東映特撮における蛍モチーフの前例。