小公女セーラ

しょうこうじょせーら

「小公女セーラ」とは、フランシス・ホジソン・バーネット著の「小公女」を原作とするテレビアニメである。

概要

世界名作劇場『小公女セーラ』は、1985年1月6日から同年12月29日まで全46話が放送された。

英語表題は『A Little Princess Sara』。表題の「小公女」には「プリンセス」というルビがふってあるため「プリンセス・セーラ」とも呼称される。

原作はフランシス・ホジソン・バーネットの『小公女』。

各キャラクターの設定やストーリーに原作との相違点が見られ、特に「いじめ」の描写は原作よりも過激である。そのため、これまで全体にソフト路線だった「世界名作劇場」にあって異彩を放つ作品であり、大きな話題となった。また、苦境の表現を少しでも和らげるための味方としてオリジナルキャラクターのピーターが配されている。

当時は閲覧者からセーラを擁護する声や、いじめの中心だったミンチンに対し尋常ならざる憎しみの声が多数挙がっており、ミンチン役の声優であった中西氏ですら「二度とこんな役やりたくない」と話す程である。

ストーリー

10歳の少女セーラ・クルーは、インドで実業家の父ラルフ・クルーの一人娘。何不自由ない生活を送っていたが、父の希望でロンドンのミンチン女子学院に特別寄宿生として入学する。そして11歳の誕生日、インドにいる父が破産の末に熱病で死去したという知らせがもたらされる。マリア・ミンチン院長は、セーラ・クルーを学院から追放することも考えるが、世間体を考慮して学院の使用人として無賃金で働かせる事にするのであった。

登場人物

セーラ・クルー（CV：島本須美）

マリア・ミンチン（CV：中西妙子）

アメリア・ミンチン（CV：梨羽由記子）

ラビニア・ハーバート（CV：山田栄子）

ベッキー（CV：鈴木みえ）

ピーター（CV：坂本千夏）

ミンチン女子学院の生徒

アーメンガード・セントジョン（CV：八百坂万紀）

ロッティ・レイ（CV：渡辺菜生子）

ジェシー（CV：飯塚はる美）

ガートルード（CV：佐々木るん）

クリステル（CV：梨羽由記子）

ダイアナ

リンダ（CV：坂本千夏）

ドルシラ（CV：津島瑞穂）

ジェニファ（CV：神田和佳）

スーザン（CV：高木早苗）

ジェイン

ペネラビ

ミンチン女子学院の使用人

モーリー（CV：向殿あさみ）

ジェームス（CV：郷里大輔）

マリエット（CV：高木早苗）

ミンチン女子学院の先生

デュファルジュ先生（CV：上田敏也）

パスカル夫人）

ミンチン女子学院の来客達

バロー弁護士（CV：藤本譲）

市長夫人（CV：花形恵子）

ワイルド医師（CV：槐柳二）

ハーバード夫（CV：岸野一彦）

ハーバード妻（CV：滝沢久美子）

セントジョン（CV：沢木郁也）

イライザ

ジム（CV：古谷徹）

少年（CV：広森信吾）

クリスフォードとカーマイケル一家

トム・クリスフォード（CV：仲村秀生）

ラムダス（CV：田中秀幸）

カーマイケル弁護士（CV：屋良有作）

カーマイケル夫人

ドナルド・カーマイケル（CV：堀江美都子）

ジャネット・カーマイケル（CV：向殿あさみ）

ロンドン街頭に住む人々

洋服屋の主人（CV：神山卓三）

花屋のおばさん（CV：丸山裕子）

ブラウン夫人（CV：峰あつ子）

アンヌ（CV：本多知恵子）

老司祭（CV：村松康雄）

パン屋の主人（CV：大山高男）

マギー（CV：峰あつ子）

その他

ラルフ・クルー（CV：銀河万丈）

エミリー

シーザー

メル

ボナパルト

ジャンプ

スーリャ

ボリス

テディ（CV：伊倉一恵）

マーサ（CV：神代智恵）

主題歌

オープニングテーマ

「花のささやき」

作詞 - なかにし礼 / 作曲 - 森田公一 / 編曲 - 服部克久 / 歌 - 下成佐登子

エンディングテーマ

「ひまわり」

作詞 - なかにし礼 / 作曲 - 森田公一 / 編曲 - 服部克久 / 歌 - 下成佐登子

関連タグ

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シリーズ

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外部リンク

TVアニメ公式サイト