CV:城雅子
※本家ロックマンにおけるロールについてはロールちゃんの記事を参照。
概要
PETと呼ばれる携帯端末に組み込まれたナビゲーションプログラム(ネットナビ)の一種。
オペレーターは桜井メイル。
言い合うこともある熱斗とメイルの関係に対して、普段からロックマンと仲がいい。
ヒーリングが得意で、ロックマンの戦いをサポートする。
戦闘は不得手。ゲーム版ではロックマンを「ロック」と呼ぶほど親しい関係であり、アニメ版や漫画版ではロックマンに恋をしているという設定である。
特にアニメ版はロックマンとの相思相愛らしき描写が多め。バーチャルアイドル・AKIやメディに嫉妬する描写がある(特にメディとはロックマンと取り合いに発展する事も)。
また、エグゼ6のEDで熱斗とメイルが成人後に結ばれた際、ロックマンとロールも同時に結ばれる事となり、二人の特徴を掛け合わせて作られたナビ「ロックマン.Jr」が登場している。
ゲームでは戦うような描写があるものの、実際に彼女と戦えるのは一部の作品のみ。
殆どの作品のストーリー中で、メイルから彼女のナビチップがプレイヤーに送られるため、
もっぱらナビチップとして活躍する印象が強い。
4ではウイルスの使役能力や、チップを破壊する「ロールアロー」という意外な才能を発揮した。
ナビチップ「ロール」は、額についたヘアバンドのようなものでロックマンに一番近い敵にダメージを与えながら、ロックマンのHPを回復する「ハートフラッシュ」を使う。使い勝手がよく、3からは3ヒットする攻撃になったので、アタック+などと組み合わせて簡単にダメージを稼ぎつつ回復することが出来る。
アニメ版では無印では自身のチップとコードが同じアクアタワー(バンク有)やサイクロンなどを多用し、N1グランプリ以降は綾小路やいとから貰ったレアチップ、トリプルランスを使用する。
ゲームでは回復兼攻撃技の「ハートフラッシュ」が、ハート型の飛び道具を飛ばす技になり、ウイルスを浄化したり、相手に埋め込んで魅了させる事ができる(カラードマンには食べられた事もある)。
「ロールフラッシュ」はゲームでの「ロールウィップ」のような技になっている。
一度、WWWの策略により悪魔チップで操られ、子供向け番組とは思えないほどのSM嬢キャラに変貌した。日暮闇太郎のアドバイスで悪魔チップを排出され、元に戻った。
アニメ版のロールは、戦闘能力が不明瞭なゲーム版に比べるとそれなりに高いような描写が多い。
ゲーム版で障害物を目の前に設置できるため相性が悪そうなカラードマンやアイスマンにもN1グランプリで辛勝している。
特にカラードマンはゲームでは終盤のボスであり、ロールはネットバトルの末デリート寸前だったため、原作を知っている人からすると驚く描写だろう。
だが序盤ではファイアマンにも苦戦している。
ただし、上記の通りアニメのカラードマン戦前にはやいとから複数のレアチップをもらっている。
戦闘以外では、学校のセキュリティプログラムを利用して作られた壁の中の情報を頭の物体を差し込んで読み取り、パスワードの入力をする事もできる。
クロスフュージョン
『ロックマンエグゼStream』で、ラッシュシンクロチップを使いメイルとロールがクロスフュージョンした姿。
なお、変身する時の各ポーズが伊集院炎山のものと同じである。
ロックマンXDiVE
2021年11月に想い人の最強形態と共に参戦。エグゼ出身キャラの中ではかなり遅れての参戦となった。ボイスはアニメ版のものは権利の問題からか流用されず喋らない。
戦闘中の前傾姿勢を反映してか他のエグゼ出身キャラとは異なりダッシュするモーションが割り当てられている。これができるなら本家フォルテのモーションをダッシュにできなかったのかという声がごく一部のプレーヤさんから上がっていた。なお、シリーズキャラでモーションが異なるのはこれが初で、2例目はXシリーズのアンジュピトールが該当する(あちらはスライディング)。
スキルは「ロールウィップ」や「ロールアロー」といったエグゼ4レッドサンの攻撃方法をさりげなく再現しており、ロールアローのチップ破壊は抗体シールド貫通のくらみ状態という形で再現されている。
肝心の性能は同シリーズ出身のあの赤ピクミンと同等かそれ以上のぶっ壊れという有様である…本当に熱斗くんとロックマンの身の回りはぶっ壊れしかいないのか…?