「世界の循環を、君で途切れさせてはならない」
概要
CV:田村睦心
傭兵シェズの心の中に意識を宿している謎の存在。アルファベットでの表記は「Arval」。
シェズがジェラルト傭兵団の“灰色の悪魔”と戦って敗れた時、記事冒頭のセリフを言い、不思議な力を行使して救った。
以後、意識だけでシェズの中に潜み、シェズに語り掛ける。どうやら記憶が欠落しているようだ。
高い頻度で致命的なドジを踏んでしまうシェズを助けている模様。
ヒーローズ
循環を見守るもの ラルヴァ(神階英雄)
| 属性 | 無 |
|---|---|
| 兵種 | 魔法/歩行 |
| 武器 | 魂の秘儀(専用) |
| 奥義 | 氷華 |
| A | 陰陽の法則(専用) |
| B | 攻撃魔防の拍節3 |
| C | 攻撃魔防の信義4 |
2022年10月から理の神階英雄として早くも登場。宙に浮いていたが歩行扱い。
ステータスは補正込みで攻撃67とグレゴと同率一位(全魔法ユニットはトップ)。そして魔防も52と花嫁リリーナを抜いて全英雄トップだが速さと守備は低い。
専用武器「魂の秘儀」はキラー武器効果に加え、ターン開始時に自身の縦横三列にいる自身より魔防が1以上低い敵にキャンセルを付与する。後述する陰陽の法則を加味すると宿敵である女神の眷属(ナバテアの民)や灰色の悪魔のどのバージョンにもキャンセル効果を付与することができる。もう一つは自分から攻撃する時か周囲二マス以内に味方がいる時に戦闘中、全ステータス+5と自分の魔防の20%をダメージに加算しつつ敵は追撃不可という魔防版になりダメージ加算のみになったアスク算効果。
専用Aスキル「陰陽の法則」は攻撃魔防+9の「攻撃魔防2」や「止水4」の上位互換かつ赤、青、緑属性の相手と戦う時は一方的に自分を三すくみ有利にし、敵を三すくみ不利にする効果がある。。しかし、将来的に相性激化の聖印が出た時のためか、自身と相手の相性激化効果を無効にしてしまう。もう一つはHPが25%以上のときは絶対追撃。
普段使いする分には弱点は少なく、まず無属性相手だと専用Aスキルは攻撃魔防上昇と絶対追撃以外腐ってしまうが、一般的な汎用スキルである「攻撃魔防の万全4」と同じ補正値があるため、欠点というほどではない。まともに欠点であるといえるのは魔防参照でない武器種から攻撃されることと、追撃操作を無効果されることぐらいである。かつては、守備依存回避や速さ依存回避相手ではほとんどの場合耐えられてしまっていたが、「奥義の螺旋4」で改善された。
飛空城防衛時、これはラルヴァの直接的な欠点ではないが、理の神階英雄である都合上、天の神階英雄であるエリミーヌやセイズと戦わなければならない。上記二人(二柱？)は素の魔防では陰陽の法則込みラルヴァに及ばないものの、魔防の虚勢聖印をつけられていると魔防で負けて行動済みにされたり、キャンセルばら撒きや信義ワープができなくなって戦闘力がガタ落ちしたりする。ほかにも、無属性魔法かつ「束縛、秩序、安定」と「攻撃魔防の万全4」で魔防を盛り味方の強化の値を参照して攻撃に加算するアスタルテ、「神竜王の牙・神」で味方と自分に絶対追撃をばらまくナーガ、2連撃が武器錬成とスキル追加ででさらに強化されたオルティナなど、全体的に天の神階英雄とのかみ合わせが悪い。しかし、天理シーズンでは現状「すべてが閉じた世界」に相当するスキル持ちがいないため、同じ理の神階英雄であるフォデスに護り手してもらうことで、上記の神階英雄を返り討ちにすることができる場合もある。
関連タグ
リオン(幼少期)、マリス…同シリーズの中の人繋がり。演じたのはこれらが先。
ダルイゼン…中の人&主人公とただならぬ関係繋がり。但し、行動原理等ラルヴァと極めて真逆。⇒プリキュアエムブレム
ネタバレ
『……僕はラルヴァじゃない。僕の名は、エピメニデス。地上を焼いた獣を討つと誓った、ただの人間だよ。それに、本当に僕の目的がわからないのか？僕はヒトを……世界をその手で救うんだ。そのために「僕」という存在を、引き継がなければならない。君は……そのための、器なんだよ』
正体はアガルタの民エピメニデスの分身。エピメニデスによって自身の魂を入れる器として作り出された。なお、上記の「世界の循環」とは魂の再利用およびその際に用いる秘術を指す(ゆえに「世界そのものの循環」という意味ではなかった)。
そしてシェズも彼の器であった。(シェズの専用兵種「アスラ」の習得スキルに「造られしもの」とあることから、恐らくシェズはエピメニデスによって造られた可能性が高い)
やたらと灰色の悪魔に執着していたのも、エピメニデスの悲願である「“灰色の悪魔”の中に眠る獣魔」すなわちソティス抹殺のため。主人公との関係やキービジュアルではあたかもソティスと対になるかのように描かれ、『ヒーローズ』の神階英雄にも選ばれているが、ラルヴァ(エピメニデス)はあくまで敵の幹部の一人である。
ジェラルト傭兵団を自軍で雇うベレト/ベレス生存ルートの場合、このままではいけないと終盤にシェズの体を乗っ取り“灰色の悪魔”を襲う。しかし、自軍の妨害でそれが叶わぬと悟ると、ちょうど戦場にいたソロンを生贄として(本編ではソロンが行使していた)大禁呪・ザラスの禁呪を発動し、“灰色の悪魔”ではなくシェズと三級長を闇に閉じ込める。その後、エピメニデスはラルヴァを吸収、そしてシェズの体を乗っ取ろうと一行に襲いかかってくる。
エピメニデスは最期にはシェズに討たれることになるが、消える間際に、ラルヴァの意識が表層化。シェズの成長を認め、複雑な思いを馳せた。
ベレト/ベレス生存ルートクリア後に名声値60で交換可能となり、エクストラユニットとしてフリーバトル及び後述の外伝限定のプレイアブルキャラとなる。選択できるクラスは現在のシェズの性別と連動しており、初期クラスは交換したときのシェズの性別に連動してダークビショップまたはグレモリィだが、マスターしているのは交換した時の前段階のクラスのみなので自力でフリーバトルを回してマスターさせる必要がある。また、異性のクラスはそもそも上級職から未開放のため、シェズの性別を変更した場合は要注意。シェズとラルヴァが同時出撃した場合、「無間の瞬動」の回数は共有される。
また、交換した以降の周回において、ベレト/ベレス殺害ルートが確定するとラルヴァ(エピメニデス)を動かす外伝が発生する。外伝の描写では1000年以上前の英雄戦争の時代からタレスとは反りが合わないらしく、『闇に蠢く者』は目的こそ同じだが一枚岩とは言い難い様がうかがえる。
