「希望の光は消えません。あきらめない限り、この胸の中に…」
CV:羊宮妃那
概要
光の国ヴァナの女神。光の王ニョルズに仕える。義妹にヘイズがいる。
グラデーション豊かなショートボブと、アホ毛が特徴。頭の周りには宝石のようなものが4つほど浮いている。巨乳。羽衣を身に纏い、大胆に太ももを見せた服装をしている。
身長は召喚師やアルフォンスと同じくらいで、戦う際は角が2本の馬に横座りする。
一人称は「私」、二人称は「あなた」。誰に対しても敬語を用いて話す。
穏やかかつ奥ゆかしい物腰で、神秘的な雰囲気。ニョルズに「崇高なる光の女神たらねばならない」と教えられており、常に女神として相応しい振る舞いを心がけている。しかし方向音痴であり、そのことを気にするあまり取り乱す節がある。
また、食事は不要だが、食べること自体はできるようだ。
同じくヴァナの女神であるヘイズは妹のような存在で、長い間姉妹として一緒に暮らしている。彼女からは「お姉様」と慕われており、セイズも彼女を誰より大切にしている。
時を操る黄金の魔女グルヴェイグによって世界が滅ぼされる未来を、神託として召喚師に見せた。人間を救うためミズガルズに降臨したセイズは、特務機関をヴァナに導き、共にグルヴェイグに立ち向かうことになる。
女神の神託は、相手の人間に身も心も捧げるに等しい特別なもの。そんな大事な相手に召喚師を選んだ理由は、セイズが幼い頃に出会った大切な人に似ているから。しかし、当の召喚師に心当たりはない様子。
そんな事情もあって、セイズは出会って間もない召喚師に「あなたとの子を生ませてくれませんか?」という衝撃発言をした。
女神と人の子作りは、手を重ねて心を交わすという「女神の契り」によって成される。そのため、召喚師の性別にかかわらず子どもを作ることが可能。そしてその子は身体から生まれるわけではなく、数年後ヴァナのどこかに光と共に女神として生まれる。
セイズはニョルズから、繁栄のため神々の子孫を残すように命じられていたのだ。召喚師との子作りは肉の交わりでもなく、あくまでヴァナの繁栄のためであって、決して「ふしだらな女神ではありません」。
これまでアプリアイコンは各部のヒロインが担当していたが、第7部はボス枠であるグルヴェイグが担当。なぜセイズではなくグルヴェイグなのか、その真相やいかに…
ユニット性能
希望の女神 セイズ(神階英雄)
「人の子よ…
私はセイズ、光の国ヴァナの女神です。
人々の未来に光あらんことを…」
属性 | 緑 |
---|---|
兵種 | 魔法/騎馬 |
武器 | セイズ(専用) |
奥義 | 氷蒼 |
A | 止水4 |
B | 攻撃魔防の封印3 |
C | 共に未来を見つめて(専用) |
2022年12月から天の神階英雄で登場。新英雄召喚で特別にピックアップされた。
ヒロインのためストーリーの第7部13章をクリアすると必ず仲間になる。この13章の表記は第7部が『時』に関係する物語上、順番が不安定であるため。
ステータスは止水補正で攻撃が64と水着トールと同率3位。魔防も47で全魔法ユニットで3位。守備は12と全英雄でワースト2位と良くも悪くも神々しさと儚さを兼ね備えた彼女らしいステータスと言える。
専用武器はキラー武器効果と、ターン開始時に周囲2マス以内に味方がいれば自分と周囲2マス以内の味方に「敵は追撃不可」を付与。もう一つは自分から攻撃するか周囲2マス以内に味方がいると戦闘中、全ステータス+5かつ絶対追撃に魔防の20%分ダメージに加算する。
味方がいるだけで中途半端な速さも武器でカバーしてダメージも加速し、味方にも付けてくれる。
専用Cスキル「共に未来を見つめて」は奇数ターンのみ、敵軍のターン開始時スキル発動後、十字方向にいる最も近い敵は自分の魔防が敵より自分と敵の距離×3以上高いとその敵は行動を強制終了。遠ければ遠いほど発動しにくくなるが強制終了させるメリットは今までなかったので確実に止められる事はかなり大きい。位置次第だが伝承シグルドや踊り子ユニットを確実に封じられるので戦況を崩せる。
魔防の差を比較するため、聖印を魔防の虚勢3にすると更に発動がしやすくなるのでオススメ。
低い守備とHPと相まって、近接武器かつ重たい一撃では確実に落とされてしまう。騎馬特攻は言わずもがな。追撃関連の効果も見切り追撃効果で全て腐り、再移動がないので仕留めきれないと標的になる。
Cスキルも便利な効果だが近づかないと発動しにくい、もしくは偶数ターンだと不発になるので使いにくいのが欠点。
新春の女神姉妹 セイズ(比翼英雄)
属性 | 青 |
---|---|
兵種 | 魔法/飛行 |
武器 | 女神姉妹の手鞠(専用) |
奥義 | 氷蒼 |
A | 鬼神明鏡の離撃 |
B | 速さ魔防の混乱3 |
C | 共に未来を変えて(専用) |
2024年1月からヘイズ初の超英雄。今回は妹のヘイズの比翼英雄として組んだ。
因みに神階版のセイズは騎馬、ヘイズは歩行であり、グラフィックも一見歩行であるが、今回の兵種は飛行。よく見ると浮遊している。
神階版とステータスを比べると補正込みでは攻撃は下がってしまうが他は大差が無い。
専用武器はキラー武器効果と2ターン目以降は再移動(1)を発動可能。
ターン開始時に自分のHPが25%以上の時は自分と周囲2マス以内の味方に攻撃魔防+6かつ敵は追撃不可付与。もう一つはHP条件がそのままで戦闘中、全ステータス+5かつターン数に応じて様々な効果が発動。
・ターン数×2分、全ステータスが増加(最大8)
・3以上は自分と周囲2マス以内の味方のうち、バフ合計値が最も高い値分ダメージに加算
・4以上は自分から攻撃した時のみ魔防が敵より5以上高いと2回攻撃
ただし自分が時の門付与及び敵かその周囲2マス以内の敵に時の陥穽が付与されていると4として扱う。
専用Cスキル「共に未来を見つめて」のグレードアップ版が登場。敵の行動を強制終了する条件が、敵軍ターン開始時のスキル発動後「自分と敵の距離×3-5以上」「時の陥穽が付与されていない時」に変更。そして時の陥穽を付与。
もう一つは周囲3マス以内に味方がいると戦闘中、全ステータス+4かつ絶対追撃と最初に受けるダメージが30%軽減。
この時の陥穽は戦闘中、全ステータス-4と味方の戦闘中、自分のスキル無効化。洗脳マリアの祈り効果やヴェイルの専用Cスキルも無効化する。
余談
セイズの元ネタは、ヴァン神族の女神グルヴェイグが使う魔法の一種。
担当声優の羊宮妃那はファイアーエムブレムシリーズ初担当。なおクワシルと兼役。
2023年4月に公開された動画では、後ろで召喚師と一緒にポンポンを持ってチアガールのように踊っている。そしてこの動画のオチは、召喚師がセイズの乗った地面ごと持ち上げるというもの。
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ネタバレ注意
過去の世界には黄金の魔女になる前のグルヴェイグがいた。それがクワシルなのだが、その姿はまだ幼い少女である。なぜ現在の世界で成長した「中間の姿」が見当たらなかったのか。
その答えは
セイズが現在の世界のグルヴェイグであり、その中間の姿だからである。
彼女が『光の儀』で現在のグルヴェイグを探しても全く見つからなかったのは彼女自身がグルヴェイグだから。見つけることができないのも当然だったのである。
そして妹のように可愛がっているヘイズは『女神の契り』で生まれたセイズの子供であり、黄金の魔女の運命を持っていたが故の影響で「蛇の呪い」を宿していたのだった。