「きゃあ、恥ずかしい… お姉様ったら… なんて大胆なのでしょう。」
CV:三森すずこ
概要
黄金の魔女グルヴェイグの呪いに身を蝕まれている。ニョルズの力で進行を抑えているが、症状が出ると気を失ってしまう程危険な状態。そのため、左半身にはグルヴェイグと同じ黄金に変色している所がある。
緑髪のツインテールで、毛先は橙色。オッドアイで、右目は青色、左目は金色である。
額には金色の宝石があり、頭の周りには泡のようなものがいくつか漂っている。
一人称は「私」、二人称は「あなた」。口調は基本的にお嬢様言葉で、上品な言葉遣いをする。
無邪気で、心優しい性格。明るく、女神としての威厳はあまり無い。女神なので食事は不要だが、食べる事はできる。
同じくヴァナの女神であるセイズを「お姉様」と慕い、姉妹同然の仲。セイズからは呪いに侵された体を心配されているが、余命わずかである事を自覚しているヘイズは彼女と少しでも長く一緒にいたいと思っている。
セイズが信託を授けた特別な人である召喚師に興味があり、「自分に何かあったらお姉様を慰めて欲しい」とまで頼んだ。
正体
※以下ネタバレ注意
実は「女神の契り」によってセイズと召喚師の間に生まれた娘。
女神は肉の交わりではなく、手を重ねて心を交わす事で人と子を成す事ができる。その結果、ミズガルズが滅んだ遠い未来に誕生したのがヘイズなのである。
ちなみに、召喚師が男性でも女性でもヘイズは生まれる。
しかしヘイズは、生まれた直後にグルヴェイグによって過去に送られた。それは、ヘイズの存在はセイズがグルヴェイグとなるために必要な鍵であるため。セイズがヘイズを殺し、その体を蝕む黄金の蛇を取り込む事でグルヴェイグへと進化するのである。
過去に送られたヘイズはセイズと出会い、彼女が実の母である事も知らずに姉妹として暮らした。そして、大好きなセイズに殺される。全ては黄金の蛇に定められた事だった。
活躍
第7部6章から登場。
金糸の川のほとりでグルヴェイグのしもべに襲われていたところを、セイズと特務機関に助けられる。
ヘイズの呪いから救うため、ニョルズは自らの力の源である【櫂】をネルトゥスから奪取するようにセイズに命じた。彼女の住む大地の神殿に向かおうとする一行に、ヘイズは無理やりついて行く。
見事【櫂】を取り戻し、ニョルズによって力を与えられたセイズはグルヴェイグを討つために光の神殿にて【光の儀】を行う事になる。この際、ヘイズは休むために王城に残る。
過去へ行き、再び現在に戻ってきたセイズ達を迎えたのは、黄金の蛇に完全に蝕まれたヘイズだった。ヘイズを殺して苦しみから解放する事をニョルズに命じられたセイズは、悩みながらも彼女を殺害。ヘイズは姉に感謝を告げ、息絶えた。
「どうか、わすれないでください…」
「私、お姉様のこと… ずっと大好きですから…ね?」
性能
正月の晴れ着姿でセイズとの比翼英雄としても登場した。性能についての詳細はセイズの記事を参照。
無垢の女神 ヘイズ(神階英雄)
属性 | 緑 |
---|---|
兵種 | 魔法/歩行 |
武器 | ヘイズ(専用) |
補助 | 黄金の蛇(専用) |
A | 鬼神飛燕の離撃 |
B | 魔の見切り・追撃 |
C | 恐慌の幻煙4 |
2023年6月から天の神階英雄として新英雄ガチャのピックアップで先行登場。
ステータスは攻撃速さが高く、HPと魔防が低い。
専用武器はキラー武器効果と応援を使用するかされる時、自分と対象の味方の十字方向にいる敵に全ステータス-4かつキャンセル付与の大共謀系効果を持つ。もう一つは自分から攻撃するか周囲二マス以内に味方がいると戦闘中、全ステータス+5かつ攻撃の15%分ダメージに加算しつつ、最初に受けるダメージを30%軽減。離撃や幻煙を用いて攻撃もサポートもしながら妨害をも行う万能型。
専用補助スキルは「応援」として扱い、自分と対象の味方はターン数×2分、攻撃速さが上がるかつターン数に応じて以下の効果を付与。使用後は再行動可能。
・2以上は再移動(1)
・3以上は強化ダメージ+
・4以上はデュアルアタック
時間がかかればかかるほど強くなる晩成型。ただし1ターンに一回のみで、再行動した後のバフ以外の有利な状態付与は不可能。
見切り追撃効果の応用版が登場。効果自体変化はないが、ダメージ軽減効果を半分無効と戦闘中、敵の速さ魔防-4が追加。回避などの軽減効果を持つ相手にある程度対策が取れるようになった。
自分自身も軽減効果無効に弱く、耐久面が高くないのでやられやすい。
呪われし女神 ヘイズ
属性 | 緑 |
---|---|
兵種 | 魔法/歩行 |
武器 | 黄金の蛇の呪い(専用) |
第7部9章に登場する、黄金の蛇の呪いに蝕まれた姿。
イラストは全身に黄金が広がっており、瞳も両方金色に変化している。SDキャラの姿は完全に黄金の蛇そのものになっている。
専用武器の効果、ステータスの傾向は神階版と同様。
余談
名前の元ネタは、北欧神話に登場するヴァン神族の女神グルヴェイグの呼び名。
担当声優の三森すずこ氏はFEシリーズ初出演。グルヴェイグと兼役である。