「どれだけ来ようと、薙ぎ払うまでだ」
プロフィール
概要
スティア先遣隊を率いる隊長。
常に陣頭に立って戦うことから隊員たちからの信頼は厚い。
セントラルシティのクロフォードとは旧知の仲だったが、ある事件が原因で疎遠になっていた。
性格
口数は少なく寡黙だが、ドールズを前にするとそれまでの寡黙でクールな態度が一変。まるで狂戦士のように猛り狂いながらドールズを一掃する。
その実力もアークスで一位二位を争う腕前で、彼に匹敵するのはクロフォードくらいだと言われている。一方でダークファルスを退けたほどの実力者として主人公の勇名を聞いているが、実際に共闘するまでは半信半疑であるなど目で見たものではないと信用しないところもある。
その責任感からか自分を責めるタイプで、仲間に犠牲がでると後で静かに自身に憤っている。
スティアキャンプに行った時に「…………」の選択肢を選ぶと主人公を気遣う台詞を掛けてくれるなど、本来は仲間思いで気配りもできる良い上司。ただし口下手(無口)で無表情(強面)なために誤解されがちで、陽気で社交的な補給部隊のシトレーが彼だけに敬語を使うほどには、初対面の相手を畏怖させてしまうしまうところがある(気を悪くさせると命がないと思われていた)。
実際に自身でも口下手であることには自覚があるらしく、伝達事項などは副官のカヌイに任せっきりなところがある。
ニルス・スティア討伐後にセントラルシティに一度戻り、主人公に礼を言おうとするもなかなか切り出せずカヌイに促される始末であった。
口にこそ出さないが主人公のことは高く評価しており、それを知るカヌイも「隊長が認めた数少ないアークス」として一目置くようになった。
実はスティア先遣隊は、グレンがクロフォードの反対を押し切って独自に結成した部隊とである。正確にはグレンの人柄に惹かれた者たちが自然と集まってできたものとなる。
このことからもグレンは、自分の我侭に付き合ってくれているとして哨戒を始めにできることは自分でやるようにし、隊員たちに負担が行かないようにしていた(グレン自身はそれを単なる優しさではないと否定しており、どちらかというと献身に近い)。
過去
かつてのグレンとクロフォードにはヒバナという仲間がおり、3人で共にドールズと戦っていた。
しかし、10年前にニルス・スティアがセントラルシティを襲撃。
何とか退けることはできたものの、その時の戦闘でヒバナが命を落としてしまう。
ヒバナの死によってクロフォードは守りを固めると同時にセントラルキャノンを始めとした強力な兵器開発によって決着をつける方法を選んだ一方、グレンはニルス・スティアが撤退したスティアリージョンに全ての元凶があると考えカヌイを含めた志願者をアークスから選抜して先遣隊を結成。
ニルス・スティアのようなドールズを完全に惑星ハルファから根絶するために敵の拠点を直接叩くことを決意した。
このことからドールズに対して強い復讐心を持っているが、同時にヒバナのことがトラウマとなり、仲間がドールズの犠牲になる度に強いストレスを感じている。
活躍
主人公がハルファに降り立つ遥か以前から先遣隊を率いてスティアの調査と攻略を行っていたが、一進一退の連続で限界が近づいていたため、撤退も考えていた。
しかし部隊の士気は高く、最後に大攻勢をかけようとした折、エアリオから増援として主人公たちが駆け付け、次々と要所を攻略。
部隊に多大な犠牲を出しながらもダークファルスを修理・整備するハルファ・メディオラ の攻略に成功。スティアでの勢力図を一気に塗り替えることに成功した。
その後もスティアにてドールズ設備の調査と、残存勢力の制圧に従事している。
ダークファルス・エイジスとの決戦を描いた緊急クエスト「ハルフィリア湖の戦い」では後方支援を担う形で登場。
エイジスに挑む主人公に「PP自然回復力アップ」という支援をしてくれる。
関連イラスト
関連タグ
ファンタシースターオンライン2_ニュージェネシス 惑星ハルファ アークス(PSO2NGS) スティア先遣隊 カヌイ クロフォード(PSO2NGS)
ゲッテムハルト:10年前に市街地を襲ったダークファルスに大切な女性を殺されて狂ってしまった青年。グレンと同じく、それまで仲良くしていた少年と袂を分かち、敬語を使う女性を連れて戦場に立ち、エネミーを壊すような苛烈な戦いぶりを披露する。
レンヴォルト・マガシ:外見がよく似ている。
テバ:ブレスオブザワイルド及び厄災の黙示録の登場人物。「巨大な機械兵器に仲間を傷つけられ怨んでいる」「仇討ちを優先して上役の命令を無視してしまう」「一匹狼で中二な所もあるが実は素直で思いやりのある性格」「主人公を試して実力を認め仲間になる」など類似点が見られる。
ギルバート・マクレイン:過去設定がよく似ており、仇討ちの一件から主人公に心を許し始めるというのも同じ。ちなみにライターもNGSと同じく月光が担当している。