概要
2月1日配信の緊急クエスト「ハルフィリア湖の戦い」に登場するNGS史上最大級の超大型ボス。ストーリーでは5章の序盤で戦うこととなるが、緊急よりも大幅に弱体化している。
セントラルシティ近郊で戦ったダークファルスが自己修復を経て進化した最終形態であり、惑星ハルファの中心部であるハルフィリア湖にて戦うこととなる。
凶悪な進化を遂げたダークファルスに対し、アークスたちは総力を結集して最終決戦に臨む。
特徴
低空飛行しつつ本体が6つの分厚い盾を展開し、そこから伸びた無数の砲台で攻撃を行う。盾はエイジスから独立したユニットのようで、常に本体の周囲を浮遊して守っている。
盾を密集させた姿はさながら巨大なドーム。
この他、爪型の巨大パーツを背部から羽のように展開しており、これを用いることで数々の技を見せる。
初登場時の蛹形態では防御力に優れる反面、攻撃手段がレーザーとコア主砲くらいしかなく、後者に至ってはコアが露出するためリスクがあった。
逆に攻撃面を強化した戦闘形態では、攻撃のレパートリーは増えるが本体が剥き出しになるため防御面が弱くなってしまうという欠点があった。
一方エイジスは、盾を展開したまま砲台や複数の爪型ビットによる遠距離攻撃が可能であり、本体自身も攻撃ができるため上記の欠点が改善されている。
また上空を浮遊しているため攻撃がしにくく、飛行技術を持たないアークスにかなりの不利を強いて来る。
圧倒的な手数と鉄壁の防御。一見すると弱点などないように思えるが……?
戦闘
最初はハルフィリア湖全域を舞台に戦うこととなる。
パワーアップを遂げたダークファルスに対抗するべく、プレイヤーは新兵装「モバイルキャノンM2」を使用して鉄壁の防御に立ち向かう。
更にこれまで出会った仲間たちが後方から支援や援護をしてくれる。
盾そのものを破壊することはできず、砲台にもプレイヤー自身の攻撃が通用しないが、砲台にはモバイルキャノンM2の攻撃ならばダメージを与えられる。砲台の数が非常に多いため、マルチロックミサイルで纏めて攻撃するのが有効(最大で10か所ロックできる)。
地上では上側の砲台はやや狙いにくいものの、ステップ回避によって一気にPPを回収でき強力なカウンターも自動発動するという利点がある。下側の砲台が減ってきてあまり攻撃が届かないと感じたらウルトラハイジャンプで一気に高度を上げると良いだろう。
ちなみに上側の砲台はHPが低く、再生速度も速い。逆に下側はHPが高く設定されている。
モバイルキャノンM2を呼び出すには周囲のエネミーを倒すか、エイジスの部位を破壊してポイントを溜める必要がある。
このため基本的には上側の砲台を破壊してポイントを稼ぐとよいだろう。
大技は採掘リグよろしく4つの柱状のパーツを大地に突き刺してエネルギーを吸い上げ、天から極大エネルギー弾を振らせて来る。
このパーツを破壊するとモバイルキャノンM2用のポイントが大きく溜まり、全て破壊すると一定時間エイジス本体をダウンさせコアを直接攻撃することができる。
ダウン時間は短いので即座にモバイルキャノンM2のビームを撃ちこんでやろう。
ただし一つ一つが結構な硬さなので、1~2回目は攻撃を阻止するためというよりはパーツの破壊によってポイントを稼ぐのが主目的になる。1箇所に集中攻撃を加えよう。
ある程度ダメージを与えるとセントラルキャノンの援護射撃によりダメージを受けダウンするが、ある程度攻撃を加えると態勢を立て直して強力な攻撃の準備を始める。
ガード効果や無敵時間を貫通する強力なレーザー照射を2セット放ってくるため、地上に落下したエイジスの防御パーツに隠れて凌ぐことになる。2セット目の方が弱めだが、幾つかの防御パーツは1セット目の後に没収されるため注意。特にプレイヤーが一度隠れたパーツは没収されやすいようだ。
攻撃終了と共にそのまま第2ラウンドへと移行する。
システム不良によりモバイルキャノンM2が起動しなくなるが、このタイミングでランダムに仲間から支援が送られる。
モバイルキャノンM2が使えるようになったらまた砲台を攻撃するべし。ここを凌げばもう一息。
体力を0にすると以前と同じく位相空間に引きずり込まれ、PSOでのダークファルス最終形態を思わせる円環状のステージにて第3ラウンドとなる。
エイジスも背中に展開していた爪(羽)型の武装を使って更に激しい攻撃を仕掛けて来るが、武装部分にもプレイヤーの攻撃が通用するようになる。
胸部からコア主砲も使って来るが、こちらが防具をしっかり強化していれば即死級というほどの威力ではなくなっている。
というか武装や胸部にコアがついており、手数を増やすと本体の防御が脆くなるという弱点は変わっていない。
エイジスがフィールド中央部にいて武装も出していない時は、位置が遠い上にこちらの攻撃が通用しないため、ある程度の待ち時間が生じる。そのため溜め時間がある高威力の技が非常に効果的で、ハンター武器の特にソードはオーバーチャージ+アヴェンジによって特大威力のカウンターを安定して返せる。なおツインマシンガンは待ち時間中にエイジス本体を攻撃してチェインを稼ぐことが可能。
体力を半分近くまで削ると体色を赤くした最終ラウンドへと突入する。
エイジスが展開したダメージ床を浮遊足場で凌ぐことになるが、ここには攻撃ユニットが設置されており破壊する必要がある。
これを破壊すると破片になるためエイジスに直接投げつけて大ダメージを与えられる。エイジスの後ろにある3つ固まったユニットは特に大量の破片を出す。
一定時間が経過するか、もしくは攻撃ユニットを全て破壊するとすぐに浮遊足場を破壊して来るので下に降りて逃げるべし。既に設置された破片を全て投げてから最後に小さいユニットを破壊するようにすると無駄がない。
最後はエスカファルス・マザーよろしく周囲からエネルギー球を引き寄せ、超広範囲・超威力の大技で勝負を決めようとする。大爆発に加えてすぐに追撃が来るので騙されないように。
この大爆発もガード効果や無敵時間を貫通してくるので外周へ退避し、追撃の弾幕は数が多いので落ち着いて飛び越えたりカウンターを出し切るなどして対処しよう。弾幕が直撃すると多段ヒットで死にかねず、最後まで油断できない。
エネルギー球をあまりに多く吸われると逃げ場がなくなるため、エネルギー球の破壊も手加減は禁物。
放った直後はそのまま完全停止するので一気に勝負を決めよう。
ストーリー第5章では位相空間に引き込まれたところから戦闘となる。ストーリー用ということで大幅に弱体化している。
最期
以前と同様に位相空間を無効化され、主人公から斬撃を受けそうになる。だが、まだまだ余力を残しており、怒りの咆哮で主人公を後退させ剣を手放させる。
そこへセントラルキャノンの射撃を受け、更には逃げる暇さえも与えないほどの勢いで連射される。
ついに力尽きたかに思われたが、まだエイジスは倒れていなかった。しかし滞空する力も残っていないのか、かろうじて足場にしがみ付くという状態だった。
直後、仲間たちの声援が、想いがフォトンを通して主人公に届き、一気に力を引き上げさせる。
そしてダークファルスとの戦いで散った英雄の魂が主人公の背中を押し、今度こそ最後の激突へ。
最後の足掻きとばかりに分離させた爪を使って主人公を迎撃しようとするが全て躱され、一気にコアまで接近される。
先のセントラルキャノンの連射によって外殻を破壊されたためコアを守れず、蒼き閃光となった主人公の一撃によって貫かれ敗北。爆散し跡形もなく消え去った。
かつて圧倒的な力でエアリオタウンを滅ぼしたダークファルスだが、その最期はエアリオの地にて散るという皮肉なものであった。
言うまでもなくダークファルスの最大の敗因は、ハルファに降り立って間もない主人公を仕留め損ねたことである。
その正体と存在意義に関してはこちらのネタバレを参照(第5章の重大なネタバレを含むため閲覧注意)。
その後
2023年12月13日に更に凶悪な性能を得て復活したダークファルス・エイジスと再戦するクエスト「第二次ハルフィリア湖迎撃戦」が実装された。
芸兼こそ変わらないが、前回の戦いからアークスたちの戦闘データを収集したのか攻撃手段が追加され大幅にパワーアップを果たしている。
余談
名前の由来は、女神アテナが使う楯アイギスと思われる(グローバル版の表記が「Aegis」のため)。
ちなみにAGESだと逆から読むとSEGAになる。
ナーデレフの歌で苦しむ描写があるので分類上はドールズで間違いないようだ。消滅時のエフェクトもボスドールズ撃破時と同様の十字型の爆発となっている。
エアリオ、リテム、クヴァリス、スティア。これらのイニシャルを並べると「ARKS(アークス)」になる。
今回のダークファルスは「Aegis」なので他にも「R」「K」「S」で始まるダークファルスもいるのでは? とユーザーに考察されることも。
生放送にてダークファルス・エイジスの実装予定日は2月上旬と発表されていたが、正式な実装日は前日に発表された。
関連動画
関連タグ
ファンタシースターオンライン2_ニュージェネシス 惑星ハルファ ドールズ(PSO2NGS) ダークファルス(PSO2NGS)
ダークファルス(PSO2):1000年前のダークファルス。