ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

人間讃歌の編集履歴

2023-05-02 20:59:03 バージョン

人間讃歌

にんげんさんか

『ジョジョの奇妙な冒険』の登場人物、『ウィル・A・ツェペリ』のセリフ。

概要

荒木飛呂彦原作の漫画・アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」の登場人物で、第1部「ファントムブラッド」の主要キャラクターであるウィル・A・ツェペリセリフジャック・ザ・リパー戦にて、波紋法を用いた戦いの思考をジョナサン・ジョースターに伝授する際、上記のように「人間讃歌」の用語を用いた。


原作者の荒木先生は、この件について「コミックス第1巻のコメントで思いつきで書いたもの」と述べていたが、第2部以降も展開される肉体と精神の戦い作品独自の世界観から、シリーズ・作品を貫くテーマとして「人間讃歌」の表現が用いられることになった


全文

ノミっているよなあ……ちっぽけな虫ケラのノミじゃよ!

あの虫は我我巨大で頭のいい人間にところかまわず攻撃を仕掛けて、戦いを挑んでくるなあ!

巨大な敵に立ち向かうノミ……これは『勇気』と呼べるだろうかねェ

ノミどものは『勇気』とは呼べんなあ


それではジョジョ!『勇気』とはいったい何か!?


『勇気』とは『怖さ』を知ることッ!『恐怖』を我が物とすることじゃあッ!

呼吸をみだすのは『恐怖』!だが『恐怖』を支配した時!

呼吸は規則正しくみだれないッ!波紋法の呼吸は『勇気』の産物!!


人間讃歌は『勇気』の讃歌ッ!!

人間のすばらしさは勇気のすばらしさ!!

いくら強くてもこいつら屍生人は『勇気』を知らん!

ノミと同類よォーッ!!


解説

ジョジョの世界では「吸血」・「柱の男」・「殺人鬼」・「ギャングのボス」・「暴走神父」など人間性を超越した悪役が登場する。

しかし、「勇気」「友情」「愛」などの人間の尊い感情を持った主人公・仲間によって、悪は打ち負け、滅ぼされている。


そういった人間の素晴らしい部分を描き、称えており、ジョジョのメインテーマとされているのである。









イギーはいいのか?」と疑問符を浮かべる読者も中にはいるようだが、イギーは犬であると同時にアニメのオープニングの1つ・その血の記憶で公認されている勇者である他、ジョジョシリーズでは微生物の集合体にして人と遜色ない感情と知性を持つ超生命体というグレーゾーンなキャラもいるので、特例として黙認されていると思われる。


アニメでは

第1部OP曲『ジョジョ〜その血の運命〜』の2番にこの台詞を思わせるフレーズがある。


黄金の魂を

そして出会った 二人のために 戦いを


……1部で謳われた『人間讃歌』は、シリーズを通しての『黄金の精神』へと繋がっているのである。


関連動画


関連タグ

名言 セリフ台詞 黄金の精神 ジョジョの奇妙な冒険

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました