概要
引退馬事業での牧場の独立を目指して2018年に設立された引退馬牧場。正式名称にYogiboとあるとおり、Yobigo社とネーミングライセンス契約を結んでおり、牧場のいたるところにYogiboのクッションが置かれているため、寛ぎながら馬たちを眺めることができる(そしてこれが大きな契機となる)。牧場にはカフェや宿泊施設も設営され、またグッズ販売も行っているため、馬を眺めながら食事を楽しんだり馬に囲まれて一夜を過ごすことができる。
在籍馬たちの癖が強いことも特徴で、特にタニノギムレットの柵破壊は牧場の知名度向上に大きく貢献し(馬にとっても牧場の資金にとっても危険ではあるが)、アドマイヤジャパンのクッションを使いこなす姿に至ってはYogiboに正式にCM起用され引退馬牧場としては異例の銀行からの融資を受けるにまでなるなど大きな躍進を遂げている。
ちなみに本牧場は生産牧場のヴェルサイユファームの分場として設立された。ヴェルサイユファームは元宝塚歌劇団団員の岩﨑美由紀が代表を務めており、牧場名は宝塚歌劇の代表的な演目でもあるベルサイユのばらに由来する。
また「引退馬牧場」ではあるが、エタリオウやオジュウチョウサンなど他馬主から委託された現役種牡馬の繋養も行われている。
在籍馬
(公式HPの紹介順。カッコ内は馬の実績など特記事項)
アドマイヤジャパン('05京成杯、Yogiboを使いこなす馬として有名)
スカーレットレディ(ヴァーミリアンら重賞馬4頭の母)
ビービーガルダン('09スプリンターズS二着、'09阪急杯、同キーンランドC)
エタリオウ(生涯戦績1勝重賞2着4回、種牡馬)
グランドリビエール
アニバーサリー(競走馬名ペガサスマジック)
ロジクライ('16シンザン記念、'18富士S、種牡馬)
エンパイアペガサス(岩手競馬の英雄、種牡馬)
ジョウノボヘミアン
スイーズドリーム(父・ディープインパクト、母・スイープトウショウの超良血馬、種牡馬)
レディアイコ(オグリキャップの孫、Yogiboの虜になりつつある)
ルーカス(競走馬名サンレイラピッヅ)
オジュウチョウサン('16~20/22中山GJ、'16/17/21中山大障害、障害の絶対王者、種牡馬)
一時在籍馬
永眠
サンカルロ
オーシャンブルー