データ
初出 | 第2世代 |
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いりょく | 40(〜第5世代)→60(第6世代) |
めいちゅう | 100 |
PP | 10(〜第5世代)→25(第6世代) |
タイプ | あく |
わざ分類 | 物理 |
効果 | 自分が持ち物を持っていない場合、相手の持ち物を奪い取る。 |
英語名 | Thief |
概要
『ポケットモンスター 金・銀』(第2世代)から存在する技。第2世代で持ち物の概念が追加されたことで新たに追加された技である。
初登場からわざマシン46の座を死守している。
威力・PP共に対戦に使うには堪えられない性能ではあるが、相手の持ち物を奪い取ると言う面白い、と言うよりあくタイプらしい効果が備わっている。
但し「奪い取ったアイテムは自分が持つようになる」仕様上、持ち物なしの状態でなければ相手の持ち物を奪う事はできない。
第2世代では何故か「どろぼう」で相手を倒してしまうと持ち物を奪うことが出来ないという変な仕様になっていたが、第3世代以降は「どろぼう」で相手を倒してもちゃんと持ち物を奪える。
なお、第7世代現在、特定のどうぐやメガストーンやZクリスタルを奪い取る事は出来ない。
ちなみに第4世代まではトレーナー戦のポケモンからも道具が奪う事が出来た。
特に特定のトレーナーのポケモンが持つきんのたまやしろいハーブ、かえんだまやどくどくだまを奪い取る為にシナリオで採用するのは誰もが通った道だろう。
しかし、トレーナーから道具を奪うという行為が子供に悪影響を与えてしまう可能性を考えたか、第5世代からはバトル終了後に返却するようになった。
とは言え、野生ポケモンからは引き続き持ち物を奪い取れる為、今日もどこかで貴重な道具の為に野生ポケモンが道具を盗まれている。
おみとおしの効果で相手の持ち物が分かるので、意味もなく変なものを奪い取る必要が無くなる。
かたやぶりは特性・ねんちゃくの相手の持ち物を無理矢理奪い取る為にも有用。
実は「ハートゴールド・ソウルシルバー』であるトレーナーがねんちゃく+きんのたまをやらかしている。探してみよう。
タイプ以外上位技にほしがるがあったが、第6世代でタイプ以外が同性能になった。
習得者が違うのでまだ差別化は効くだろう。
…と同時に第6世代では威力が40⇒60、PPが10⇒25と見直されかみつくと威力とPPが同一となり使いやすくなったが、同時にはたきおとすがそれ以上に強化された為、対戦ではあちらが使われる。
但しハッサムやペルシアン等、特性・テクニシャンのポケモンは威力の補正により90に強化される為、その点では貴重なあくタイプの技として使える(はたきおとすはアイテムを落とさせると威力が65に戻る)為、エスパー・ゴースト対策として採用される場合もある。
ポケダンでも同じだが、敵が使うと風来のシレンに出るぬすっトドみたいに
アイテムを盗んだらワープして逃げるという厄介な技になっている。
第8世代では無補正性格にして、せいかくミントで性格補正すると、フィラのみ等を奪った時の混乱を防げる。
第9世代では道具を奪った際にモーションが変わるようになった。
又、野生戦で奪った場合バトル終了後に自動的にバッグに送られる仕様が追加され、いちいち画面を開く手間がなくなった。
なお、どろぼう後に逃げても道具はバッグに入る。
また、今作はシンボルエンカウントであり逃げた後もそのポケモンがその場に残り続ける。
そして、逃げた後の野生ポケモンは再び道具を持った状態になる。
つまり、エンカウント→どろぼう→逃げる→エンカウント→どろぼう→逃げる→エンカウント……で無限にアイテムを奪うことが出来る。泥棒とかいう次元じゃない。