プロフィール
* *
* + うそです
n ∧_∧ n
+ (ヨ(* ´∀`)E)
Y Y *
ミキサー大帝はキン肉マンに登場する超人。
概要
キン肉星王位争奪編でキン肉マンマリポーサチームの一員。笑い声は「ハーハーハー」。
ミキサーそのものの身体はパワー分離器となっている。
パワーだけでなく、生き物の身体を傷つけることなく、骨だけを抜き取ることも可能であり、犬を実験台にしてみせた。
アニメでは犬ではなく、コンクリートの柱をセメント(何故か袋入り)と鉄の棒に分離するに変更。本人曰く「鉄の棒は抜き取ったパワー」で「セメントは抜け殻となった身体」とのこと。
中堅として、キン肉マンと戦い、彼の火事場のクソ力を分離して一時的に超人墓場に追いやった。
その後、超人墓場から生還したキン肉マンにエルボードロップを食らわせ勝利した。
しかし、あろうことか自分の体のネジが一本キン肉マンに抜かれていたのに気付かず、調子に乗った結果次の対戦にて本作のマスコットキャラ同然のアレキサンドリア・ミートにバックドロップで敗れた。
体はバラバラになって再起不能なのは明らかだが、もともと特殊な体形と機能を持った機械超人なので、完全に死亡したかについては不明。
彼以外に公式戦でキン肉マンを破った超人は、キン肉マンの師、プリンス・カメハメ位しかいない(一応それ以前にも二人ほどいるが、どちらも非公式戦である)。
ただし本人はミキサーの技に頼り切っている節もあり、ミートとの対戦時も明らかに技術面で劣っており超人レスラーとしては素人と思わしき描写が多い。
キン肉マンを倒した時も
・邪悪五神の助けがなければ火事場のクソ力を分離できなかった。
・キン肉マンは試合前にザ・ホークマン、ミスター・VTRと二連戦しており、ボロボロの状態だった。
・その上、ミスター・VTRの横槍がなければキン肉ドライバーで負けていた。
などと、ほとんど袋叩きの反則勝ちに近い内容であり、とても実力で勝ったとはいえない有り様。
まともに戦っていたら勝ててたかどうかは怪しいところである。
また余りにアンフェアな試合内容にテリーマンとロビンマスクも流石にキレてスグルに加勢する為に行動を開始した。
しかし、自らキン肉マンの火事場のクソ力の危険性を指摘しそれを奪う策を提示したりミスター・VTRの力を利用した上でキン肉マンを破るなど策士としては有能な面を持つ。
実際に彼との対戦で火事場のクソ力を失った事が終盤までキン肉マンが苦戦を強いられる大きな要因となっていた為、王位争奪編に登場した超人の中でも特に強い印象を残した一人ではあっただろう。
ちなみに、出身地が日本となっているのは、その出自が夢の島に捨てられたミキサーだったからである。
なお、古い設定では超人強度700万パワーとされていたが、学研の超人図鑑では大幅に上方修正され、5900万パワーとなった。
原作でマリポーサが飛翔チームのメンバーは全員超人強度5000万パワー以上だという旨の発言をしているため、それと矛盾しないように合わせたのだと思われる。
余談
その役割と能力や作中の立ち回りを見てかファンからは
「寄生虫の方のサタンクロスと同じく邪悪神の手下」
という考察がされている(邪悪神にとっては火事場のクソ力を分離させるための捨て駒だったのかもしれないが)。
現在では邪悪神の直属の部下であるプリズマンの出自が
「知性の神がカピラリアのピースを改造した」という物なので
「飛翔の神が夢の島に捨てられていたミキサーに自身の持つピースを埋め込み生み出した」
という説が濃厚である。
なお、あまり突っ込まれないが、ミキサーは物を混ぜ合わせる道具であり、彼の能力は遠心分離機である。名前と外見はミキサーなのに、能力はその逆という奇妙なことになっている。