概要
ひぐらしのなく頃にに登場する架空の村。
土地神のオヤシロ様を祭っている。モデルは世界遺産である白川郷こと白川村。
麓には興宮という町があり、雛見沢村の住人もよく行き来している。
6月下旬には綿流しが行われる。元ネタはおそらく雛流し(流し雛)。
歴史
その昔、鬼ヶ淵村と呼ばれていたが明治維新頃に雛見沢村に改名された。ここらから衰退の一途を辿り、戦後には廃村の危機に直面するが、園崎宗平を中心とする村人たちによって復興を遂げる。
神話(昔話)
鬼ヶ淵には地獄の底へと続く底なし沼がある…ある日、そんな底なし沼から鬼が這い上がってきて村人を襲い始めたのだ。村人は当然太刀打ちなどできない、鬼に追い詰められ絶望的な状況に陥る。そんな時、オヤシロ様が降臨した。鬼はその威光に恐れおののき戦わずして膝を付き、オヤシロ様は鬼が村人と共生できるよう鬼に人間の姿を与えた。
しかし鬼は腐っても鬼である。人喰い鬼としての人喰いの欲はそう簡単には消えない。その血は永遠と続き、末裔は人を食べたくなって仕方がなくなる周期が訪れるといい、やがて生贄を捧げる儀式を始めた。それが臓物(ワタ)流しだという…(綿流しは普段使う布団に感謝する祭りと説明されていたが、どちらが正解なのかは不明)
主な住人
(雛見沢村在住者のみ記載する)
雛見沢村では園崎家、公由家、古手家の御三家が力を持っており、特に園崎家は様々な分野に顔を見せる大物の一家である。
前原圭一
「惨劇で体温がクールになる」でおなじみ本作の主人公ポジの男の子。両親とともに雛見沢村に引っ越してきた所から話は始まる。多くのヒロインたちに囲まれて惚れられまくっているけしからんヤツ。しかしヒロインに好かれるだけの何か理由があるのだろう。
前原伊知郎
前原圭一の父親。有名なのかは知らないが作家をやっているらしい。メスには目がないエロ親父。忙しくなると雛見沢村を抜け出して出張に行く。
前原藍子
前原圭一の母親。理想的なお母さんである。
竜宮レナ
「お持ち帰りされちゃう系女子」でおなじみ癖が強すぎる本作の顔とも言えるメインヒロイン。壮絶な過去の持ち主だが、純粋無垢で人想いな女の子。嘘を見抜くのが得意で、嘘をついた相手に詰問することはまあまあある。竜宮礼奈が本名。
竜宮保典
竜宮レナの父親。だらしのない自堕落な生活をしている。レナちゃんの教育に悪そう。
園崎魅音
「インチキおじさん登場」でおなじみ見た目は女性、頭脳は大人の気が強い女の子。女性らしく恥じらいの心はちゃんと持っているようである。園崎家の正式な跡取りで、興宮に園崎詩音という瓜二つの妹がいる。来世も双子がいいね。
園崎お魎
園崎家現頭主のオババ。見るからにボケていそうな感じだが、目は鋭く意外にしっかりとしている。雛見沢村を救った功労者らしい。
園崎茜
園崎魅音と園崎詩音の母親。通称「鹿骨の鬼姫」。お上品になることを目指しているがなかなかうまくいかない様子。母や娘たちとは比べ物にならないくらいに芯が強い性格。
北条沙都子
「お嬢様言葉を使ってるのにお嬢様に見えない」でおなじみ八重歯がチャーミングポイントのロリ。予測困難なトラップを仕掛けることを得意とする。北条悟史というにーにーがいたが現在行方不明。
古手梨花
「これは演技なのです、にぱー☆」でおなじみ長い髪と幼子っぽさが特徴のロリ。村人たちと三次元のオタク共から崇められていると言ってもいいくらいの人気を得ている。ここだけの話、本作でかなり重要な役を背負っているキーパーソン。古手家現頭主。
公由喜一郎
公由家現頭主のじいさん。雛見沢村の村長。
入江京介
雛見沢村唯一の医療機関、入江診療所の所長をやっている男性。野球チーム「雛見沢ファイターズ」の監督で、圭一たちからも「監督」呼びされている。妄想に浸りがちという近づきたくなくなるような悪癖がある。
鷹野三四
入江診療所の看護婦。オカルト好きで雛見沢村の暗部を探り、子供に言い聞かせて怖がらせるイヤミな女性。富竹ジロウとは仲が良く、よく共に撮影して歩き回っている。目を覆いたくなるような壮絶な過去を持つ。彼女の正体とは一体…
知恵留美子
雛見沢分校の先生。生徒想いなのは結構なことだが、その手のカルト宗教にでも入信しているのかと疑ってしまうくらいカレーに絶対的な好意を抱く変人。これからの健康面と精神面が気になる先生である。
海江田校長
雛見沢分校の校長。ご高齢のじいさんなのだが、ムッキムキのボディの持ち主で武道の達人。おそらく胸に7つの傷があり、手に貯めたエネルギーを発射できる系の人なのだろう。