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ポイントフラッグの編集履歴

2023-07-04 12:59:50 バージョン

ポイントフラッグ

ぽいんとふらっぐ

日本の元競走馬・繁殖牝馬。ゴールドシップの母親として知られる。

概要

日本の競走馬繁殖牝馬


名前の由来は1931年にアメリカから輸入された繁殖牝馬「星旗」から。

星旗はクレオパトラトマス(1935年帝室御賞典)、クモハタ(1939年東京優駿競走)などの産駒を残し、ポイントフラッグは母系でその血統を継いでいた。


小林英一オーナーは若い頃に野平祐二騎手と星旗の玄孫にあたる競走馬スイートフラッグのファンになり、馬主免許を得た後、スイートフラッグの妹アイアンルビーの孫のパストラリズムを人生初の所有馬とした。そのパストラリズムの5番仔として誕生したのがポイントフラッグである。


主戦騎手は後に息子ゴールドシップの調教師となる須貝尚介

須貝氏は現役時代のポイントフラッグについて「いい子だったのよ。あんなヤンチャな子が生まれるなんて思わなかった。父親の血が濃い。」と振り返っている。

また、生産者の出口氏曰く「気性が3歳の夏を越して一気に神経質になり、レースで結果も出なくなってしまった」とのこと。


大柄な芦毛牝馬で、加古川特別(2002年)には馬体重534kgで出走していた。


プロフィール

名前ポイントフラッグ
品種サラブレッド
性別
毛色芦毛
誕生日1998年3月23日
死没日2016年4月30日
メジロマックイーン
パストラリズム
母父プルラリズム
産地北海道日高町
管理調教師須貝彦三(栗東トレーニングセンター)
生産者出口悟
馬主小林英一

戦歴

2000年11月4日、京都3歳新馬戦でデビューし2着。

2週間後の京都3歳新馬戦で初勝利を収める。

その後3歳500万下、紅梅S、エルフィンS、チューリップ賞といずれも3位内に入線。

その後は桜花賞オークスエリザベス女王杯と走ったが3着以内に入ることはなかった。


因みに後にドリームジャーニーオルフェーヴルらの母となるオリエンタルアートとは加古川特別で一度だけ対戦があり、この時はオリエンタルアート11着、ポイントフラッグ15着だった。


2002年8月3日、マラヤンRATで競争中止となり、現役を引退。


引退後

故郷の出口牧場に戻り、2003年より繁殖牝馬となる。

9頭の産駒の内、最も有名なのはゴールドシップであろう。


また、ステイゴールドはポイントフラッグの気性のおかげで芦毛牝馬全般が苦手だったという噂もある。

「ステイゴールドは繁殖牝馬をそれぞれ事細かに覚えていて、癖のある繁殖牝馬だったりすると慎重にかかったりしていました」とのスタリオンスタッフの証言もあることから信憑性は高いと思われる。


ポイントフラッグの産駒は9頭のうち4頭牝馬がいたが、長女のハニーフラッグは予後不良、三女のポイントキセキは第一子を妊娠中に死亡し、後継牝馬は次女ミラクルフラッグと四女フラワーシップの2頭のみとなっている。


最後の産駒は2015年のゴールドフラッグ(父・ステイゴールド)。


2016年4月30日、この世を去った。お腹にはアイルハヴアナザーの子を宿していたが、お腹の子と一緒に旅立ってしまった。享年18歳。(旧馬齢19歳)


繁殖成績

生年月日名前性別毛色競走成績現在
2004年3月22日ハニーフラッグ芦毛フジキセキ15戦2勝死亡
2005年3月13日ポイントゴールド芦毛ゴールドアリュール2戦0勝引退
2006年3月25日カントリーフラッグ栗毛ティンバーカントリー4戦0勝引退
2007年3月11日ミラクルフラッグ栗毛スパイキュール28戦1勝繁殖牝馬
2008年不受胎ステイゴールド
2009年3月6日ゴールドシップ芦毛ステイゴールド28戦13勝種牡馬
2010年3月16日ポイントキセキ栗毛フジキセキ21戦1勝繁殖牝馬
2011年5月31日トレジャーマップ鹿毛ステイゴールド37戦4勝死亡
2012年不受胎ステイゴールド
2014年3月28日フラワーシップ黒鹿毛ステイゴールド6戦0勝繁殖牝馬
2015年4月10日ゴールドフラッグ牡→セン黒鹿毛ステイゴールド29戦3勝乗馬
2016年母体死亡アイルハヴアナザー

関連タグ

競走馬 01世代

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