※この記事には、『ひろがるスカイ!プリキュア』第15話で起こった事件のあらましが記載されています。本編未視聴者は、ネタバレ注意。
概要
『ひろがるスカイ!プリキュア』第15話の終盤に登場した巨大なランボーグ。
活躍
日ごとに10体のランボーグをスカイランドに召喚したバッタモンダー。ソラ・ハレワタール/キュアスカイや青の護衛隊によって次々と倒されていくランボーグ。
しかし、プリキュア以外の者が倒した個体はアンダーグ・エナジーとしてその場に残留し続ける性質を用いて、そこから合体して巨大な爆弾と化した。
バッタモンダー曰く「そのまま爆発すればスカイランドに壊滅的な被害が及ぶ」とした上で「プリンセス・エルを渡すかスカイランドを滅ぼすか選ばせてあげる(要約)」と置き手紙を残した。
シャララ隊長が「キュアスカイとキュアプリズムの合体技『プリキュア・アップドラフト・シャイニング』での浄化を提案し、ソラとましろはすぐに了承。いつものように円盤状の飛行物体を召喚してトラクタービームで吸い込み浄化しようとするが、その瞬間にランボーグから無数の腕が生え、円盤を掴んで吸い込まれないよう抵抗。さらには強靭な握力で円盤を破壊しようとする。
そこにグリフォンのワシオーンに騎乗したシャララ隊長が空を飛んでランボーグの腕を剣技により全て切断。この援護のおかげでプリキュアたちは超巨大ランボーグを浄化できた。
シャララ隊長の援護があったものの、今までのランボーグとは比較にならない強さをプリキュア(と視聴者)達に見せつけた。
代償
シャララ隊長がランボーグの腕を切断したと同時に、隊長はワシオーンから落馬。はるか地上へと落下していく。そこに、ランボーグから切り離された腕からアンダーグ・エナジーの奔流が放たれ、シャララ隊長はその直撃を受けてしまう。
戦いが終わった後、シャララ隊長の捜索が行われたが、その姿を見つけることができず、生死不明と言う結果となった。
また、プリキュアが疲労で倒れている隙にバッタモンダーは国王と王妃を昏睡状態に陥るなど、プリキュア達に代償を残す役目を果たしたと評価できる。
これにはさしものキュアスカイも「動くな!そこから1ミリでもエルちゃんに近づいたら……絶対に許さない!!」と激しい怒りを露わにした。
これに怯んだバッタモンダーは退却し最悪の事態こそ回避できたものの、二人の呪いを解くためにはランボーグを浄化した際に発生するキラキラエナジーが必要である事が翌週明かされ、エルとスカイランドの安全のためにもソラシド市へ戻る事を余儀なくされた。さらにキュアスカイに屈辱を与えられたバッタモンダーもこれをきっかけに標的をプリキュアに向け始め、ある隠し玉を手にその後を追う。
それはつまり、カバトンが居なくなって平和になったはずのソラシド市が再び危険に晒され、その末にキュアスカイに大きな試練をもたらすという負の連鎖も結果として生み出したとも言える。
関連タグ
ホシイナー:こちらと同じようにとある人物が召喚した個体は、多くの敵を葬ってきた大技に抵抗した場面がある。
デザトリアン:質量が大きい個体は必殺技の効き目が悪い点が共通。
超ゼッタイヤラネーダ:こちらも超大型の個体が登場した。
ニチアサキッズタイム
ギフト(ジュウオウジャー):物語の序盤で出るべきではない強さを誇る量産兵器で、製作者はアンダーグ帝国の幹部と同様、歪みに歪んだ弱肉強食思考の持ち主