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伊藤匠の編集履歴

2023-08-14 23:49:03 バージョン

伊藤匠

いとうたくみ

日本の将棋棋士七段。第52期新人王である。

概要(棋士プロフィール)

棋士番号324
生年月日2002年10月10日(20歳)
出身地東京都世田谷区
師匠宮田利男八段
段位七段
保持タイトル
竜王戦第37期より4組(5組-1期)
順位戦C級1組 (C級1組-2期)

同世代の棋士に藤井聡太竜王名人高田明浩四段がいる。

棋歴

年度主な実績
2013年度9月に宮田八段門下として11歳6級で奨励会入会。
2020年度第67回三段リーグで15勝3敗1位の成績を収め、10月1日付で四段昇段(プロ入り)。
2021年度第52期新人王戦決勝三番勝負で古賀悠聖四段を2連勝で破り、棋戦初優勝。第81期C級2組順位戦にて9勝1敗3位の成績となり、順位戦初参加のために51位という低順位ながら見事C級1組への昇級を決め、規定により五段昇段。また、年度成績は45勝10敗(0.818)となり、勝率8割台にて2021年度将棋大賞の勝率1位賞と新人賞を受賞した。第63期王位戦では予選でタイトル保持者である永瀬拓矢王座を下すなどし、自身初となる王位リーグ入りを決めた。王位リーグ紅組では3勝2敗の成績を挙げたものの、惜しくもリーグ陥落となった。
2022年度第35期竜王戦ランキング戦6組決勝で同世代の高田四段を下し、6組優勝を達成した。第48期棋王戦では予選を通過し、挑戦者決定トーナメントに進出。挑決トーナメントでは前期挑戦者の永瀬王座を破りベスト4入りと健闘するも、準決勝では羽生善治九段に、敗者復活戦では藤井聡竜王に敗れた。また、第81期順位戦は昇級争いのトップを走っていたが、最終戦で阪口悟六段に敗れ9勝1敗(4位)の成績となり、前期順位の関係(伊藤は前期C級2組から昇級してきたため、順位が低い)で頭ハネとなった。これは奇しくも藤井聡太七段(当時)の頭ハネと同様である。
2023年度第36期竜王ランキング戦5組準決勝で藤森哲也五段に勝利。4組昇級を決めるとともに、規定(竜王ランキング戦 連続2期昇級)により六段に昇段した。そして決勝で服部慎一郎六段との初手合を制し、ランキング戦5組優勝と2期連続の決勝トーナメント進出を決めた。挑戦者決定トーナメントでも出口若武六段、大石直嗣七段、広瀬章人八段、丸山忠久九段、稲葉陽八段と1組在籍棋士を含む5人抜きを達成。挑戦者決定戦三番勝負でも永瀬王座を2連勝のストレートで下し、5組優勝者が竜王挑戦を決める史上初の快挙を成し遂げた。また、規定により七段に昇段した。

棋戦優勝履歴

八大タイトル戦(登場予定も含む)

☆は永世称号資格保持

棋戦名獲得数(年度)登場回数(年度)備考
竜王-1回(2023年度)
名人--
叡王--
王位--
王座--
棋王--
王将--
棋聖--

獲得数:0期 (登場1回)


一般棋戦

棋戦名優勝回数備考
新人王戦1回 (2021年度)

計1回

余談

  • 得意戦法は相掛かり。
  • 中日ドラゴンズの熱狂的ファンであるが、最近は封印中。本人曰く「実は最近ほとんど見ていないんです。将棋に集中したいと思ったので…」とのこと。
  • 2012年1月に行われた第9回小学館杯争奪全国小学生将棋大会では、伊藤と藤井が準決勝で対局し伊藤が勝利している(伊藤は2位、藤井は3位)。
  • 2021年の第4回ABEMA将棋トーナメントでは「チーム藤井」の一員として参戦。見事優勝を果たした。
  • 2022年第5回ABEMA将棋トーナメントでは「チーム三浦」の一員として、2023年のABEMA将棋トーナメント2023では「チーム羽生」の一員として参戦した。

関連リンク

将棋 棋士 新人王

藤井聡太 高田明浩 …同世代の棋士

外部リンク

伊藤匠|棋士データベース|日本将棋連盟

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