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稲葉陽

いなばあきら

日本の将棋棋士八段。「関西若手四天王」と呼ばれる棋士の一人。
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概要

稲葉陽は日本将棋棋士。1988年8月8日生まれ。井上慶太九段門下(同門に菅井竜也八段ら)。棋士番号は269。兵庫県西宮市出身。豊島将之竜王名人糸谷哲郎八段、村田顕弘六段とともに「関西若手四天王」と呼ばれる棋士の一人である。
竜王戦は1組、順位戦はA級8位(2020年度より)。

棋歴

幼稚園時代に父親の影響で将棋を覚える。2000年9月、6級で奨励会に入会。2008年4月、四段昇段(プロ入り)。
2009年、初参加となる第80期棋聖戦においては、予選から大活躍。最終予選ではタイトル経験者でA級の谷川浩司九段、郷田真隆九段を、決勝トーナメントではこちらもタイトル経験者でA級の藤井猛九段らを破って挑戦者決定戦に進出。しかし、木村一基八段に敗れ、羽生善治棋聖への挑戦のチャンスを逃した。

2013年、第21期銀河戦決勝戦で橋本崇載八段を破り、全棋士参加棋戦初優勝。規定により七段昇段。

2015年度、第74期B級1組順位戦で10勝2敗(1位)の成績を収め、A級昇級と八段昇段を決める。
翌年、初参加の第75期A級順位戦では羽生善治三冠を撃破する活躍をし、8勝1敗の成績で初参加にして名人挑戦を決めた。佐藤天彦名人との番勝負は2勝4敗で敗退。

2017年度、第67回NHK杯戦では中学生棋士として話題になっていた藤井聡太四段を3回戦で破るなど順調に勝ち抜き決勝に進出するが、山崎隆之八段に敗れ準優勝。
2019年度、第69回NHK杯戦においても3回戦で当時絶好調の広瀬章人竜王を破るなどし、決勝進出するが深浦康市九段に敗れ、またもや準優勝におわる。

余談

A級順位戦において2年連続A級に初昇級した棋士が名人戦に挑戦することとなった上に20代同士の対局だったのは、1996年の羽生名人(前年に米長邦雄名人から名人位奪取)―森内俊之八段戦以来、なんと21年ぶりとなった。

基本的には、角換わり横歩取りなどを多く指す居飛車党である。 どちらかと言えば受け将棋であり、カウンターの鋭さには定評がある。

プロフィール上の出身地は西宮市だが、幼少期に同じ兵庫の加古川市に引っ越しており、加古川市出身として扱われることも多い。2017年現在も加古川市在住で、加古川市からは加古川観光大使委嘱されている。

兄・稲葉聡も同じ井上門下で奨励会に在籍していたことがある。兄は3級で退会するが、その後アマチュア選手として大活躍。若手棋士棋戦である第5回加古川清流戦にアマ枠として参加。決勝三番勝負で増田康宏四段を2勝1敗で破り、初のアマ棋士がプロ棋戦優勝を果たしている。

関連タグ

将棋 棋士 佐藤天彦 菅井竜也 羽生善治

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