図鑑データ
「ティアマト、合流します。戦闘・偵察・探索。その全てに対応可能です」
概要
韓国発のターン制SRPG『ラストオリジン』に登場するバイオロイド。
人類滅亡後にラビアタ・プロトタイプにより結成された改装バイオロイド部隊「ストライカーズ」のメンバーの1人。
元々はブラックリバー社の戦闘型バイオロイドで、X-05エミリー、X-02ウルと同じくXナンバーの試作機だった。しかしあまりに高コストだったことに加え、人間の命令を拒否するというバイオロイドにあるまじき欠点(これはラビアタ、無敵の龍、レモネードアルファのように『商品として作られた』バイオロイドではないのでエマソン法が適用されていないため)があったために、人類滅亡前には実戦の機会を与えられないまま後続機開発のための実験に参加させられていた。その間に人類が滅亡してしまい、同じく実験体だったネオディムなどと同様、幽閉されていたため難を逃れた。
滅亡後はラビアタと合流後、ラビアタの手で改装を受け、欠点を補強した上で鉄虫との戦いに身を投じている。
名前の由来はメソポタミア神話の創世記(エヌマ・エリシュ)に登場する、海の力を用い常に荒れ狂う原始的混乱をもたらす女神ティアマト。
2023年現在、イラストはハングル表記の「티아멧」の方がヒットする。
容姿
青いロングヘアと、頭に付いている能力を強化する為のヘッドセット装置が特徴。左肩にバーコードがある。
00の形式番号と髪の色、そして7本の剣を武器にしているところから、『機動戦士ガンダム00』に登場するダブルオーガンダムセブンソードが元ネタと思われる。
因みに彼女が使っている剣は、元々ラビアタが使っていたお古。
余談だがアクティブスキル1『対装甲ブレード』ではモーションの瞬間、まず3本のナイフを投げている。
また、イベント『不思議の国のチョコ女王』(2021.02.10-2021.04.23)では司令官(主人公)の部屋を訪ねる際、メイド姿になる。このメイドコスは課金スキン『貴方だけの一日メイド』として販売されている。
性格
人類滅亡前の実験機時代は当時のブラックリバーの最先端の技術を結集して作られ、模擬戦などで目標値に達しないと技術者や監督官達に殴る蹴る等の暴行を受けていたという。
さらに最新技術を1機しかないティアマトに使う訳にはいかず、他のバイオロイドで実験し失敗に終わるとそのバイオロイドが「破棄」されるのを間近で見てきた。(破棄される様を目を背けることも許されなかったという)
このため当初は極度の人間不信で、主人公にも「実験機だった時の事は話したくない」と語っており、胸タッチなどのセクハラにも露骨に冷めた反応をしていた。
鉄虫との戦闘があると、主人公の指揮も「不要です」と聞きもせずに出撃していたほど。
ただ、『不思議の国のチョコ女王』から主人公に心を開き、好意度が100を超えると「生き残った人間様が司令官で本当に良かったです」と感謝の言葉を口にする。
甘い物が大好きで、戦闘では勝利するとキャンディー瓶を取り出しキャンディーを頬張る姿を拝見出来る。
現在は同じストライカーズのランサーミナとはとても仲がいい。また、オルカではチーフエンジニアのフォーチュンにも心を許している。
また、他のバイオロイドは基本さん付け呼びである。
イベント『楽園への招待状』(2021.11.10-2021.12.22)ではオルカ内待機だったが、出撃の際はミナに「私が信じるあなたを、あなた自身も信じて下さい」とミナを奮い立たせて、事態を解決へと導く大活躍を見せた。
『不思議の国のチョコ女王』ではアウローラに主人公に渡す為のバレンタイン用チョコを作るのを手伝ってもらいそのまま親睦を深めたようで、その後も時間を見つけてはお菓子作りを教えてもらっているのをイベント『Project ORCA 〜スターナイトステージ〜』(2022.10.06-2022.11.30)でカミングアウトしている。スカイナイツのステージ終了後ミナ、アウローラと3人仲良くオルカ艦内のカラオケボックスに繰り出していた。
性能
攻守ともに隙のない高速の武装少女。
SSランクの攻撃機だけあって充実した火力回りの自己バフを持つほか、攻撃機としては破格の回避性能と反撃能力を持っており、単騎運用への適性が高い。
さらにパッシブスキル2『楔陣形』により広範囲にバフを撒くことができる上、アクティブスキル2『フルウェポンアサルト』は全戦闘員中ぶっちぎりの単独トップとなるとてつもないダメージ倍率を誇り、他の味方と組んで戦うアタッカーとしても非常に高性能。
同じストライカーズ所属のプランクスター・マーキュリーや高回避の味方への標的付与能力を持つC-79Gハベトロット等のサポーターと相性が良く、編成次第では味方の囮となって敵の攻撃を片っ端から捌きながら反撃で切り伏せていく、まさに一騎当千の戦いぶりを見せてくれる。
総じて単騎での周回から高難易度ステージでのアタッカーまで幅広く活躍の期待できる優秀な戦闘員と言える。
欠点はバフの範囲や射程の問題で配置が前方に限定されがちなことと、パッシブスキル3『迂回攻撃』の発動条件の問題で「運命の水晶玉」等の偵察効果付きの装備を持たせるか慈悲深きリアン等の味方への偵察付与スキルを持つ戦闘員と組ませないと初動でフルスペックを発揮できないこと。
保護無視能力がないのも高倍率単体アタッカーとしては痛いところ。
『フルウェポンアサルト』には反動があり、使うごとにHPが減るという点にも注意が必要。
また、設定を反映してか大破時の好感度の下がり幅が非常に大きい上、プレゼントを渡した時の上がり幅も低くなっているため、うっかり大破させてしまった場合リカバリが大変。
幸い、戦闘後の好感度の上がり幅に関してはむしろ高い方なので、積極的に周回に連れ回してあげるといいだろう。上がりきったら念のため「誓約の指輪」を渡して下がらないようにしてしまうのも手。
育成に関しては、単にアタッカーとして使うなら一般的な攻撃機のように必要命中・クリティカル100%確保の上で残りを攻撃に。単騎運用や標的をつけての囮にするなら回避極振りにして装備や味方のバフで命中を補うとよい。
フルリンク(他のゲームでいう完凸)ボーナスはバフ・デバフ+Lv2を推奨。
一見するとスキル威力+25%も魅力的だが、元から高威力の『フルウェポンアサルト』には効果が薄い。
関連イラスト
関連項目
関連リンク
公式動画