「たとえ世界中が敵になろうとも、俺は君の味方だ」
『KYUUN SET』
「変身…！！」
『LASER ON』
『KYUUN LOADING』
『READY FIGHT』
「願い続ける限り、いくらでも可能性はある…だから戦おう、お互いの幸せのために」
CV：水江建太
変身者
・キューン
概要
『仮面ライダーギーツ』に登場する仮面ライダー。デザイアグランプリのオーディエンスにして鞍馬祢音/仮面ライダーナーゴのサポーターであるキューンが変身する。
変身者が持つ理想の自分をプロデュース・コーディネイトする力「デザイン力」を読み取るレーザーレイズライザーによって設計された、キューン専用の仮面ライダーである。
キューンの思想が大きく投影されている都合上、デザイアドライバーやヴィジョンドライバーによる仮面ライダーとは一線を画すビジュアルと機能を持つ。
モチーフはグリフォン。恐らく推しである仮面ライダーナーゴが黒猫であるのにあやかったものと思われる。
変身ポーズ
ライザーを構えた後、左手で獣のような仕草を取った後腕をクロスする。
外見
基本形態にも拘わらず、四足歩行の翼の生えた巨大なライオンの姿をしており、仮面ライダー史上類を見ない基本形態である。
他のサポーターライダー同様右側半身が黒で、左半身が白、固有カラーが黄色となっている。ここもナーゴに合わせた色にしているのだろうか……？(ただしナーゴのモチーフは黒猫)
頭はタテガミめいて配置された入力デバイス「インリアライザー」によって前後に仕切られており、カードから顔が突き出したような容姿をしている。
スペック
| 身長 | 328.3cm |
|---|---|
| 体重 | 240.6kg |
| パンチ力 | 33.5t |
| キック力 | 46.8t |
| ジャンプ力 | 36.3m（ひと跳び） |
| 走力 | 2.4秒（100m） |
他のサポーターライダーと比較すると尖った部分はないが、それでもグリフォンがモチーフなのもあり、走力は他のジーンやケケラよりも速く設定されている。
飛行デバイス「ディメンションウイング」は高速飛行だけでなく仮想世界との往来をも可能とし、変身者の「切ない感情」につれて飛行速度が速まって行くとされる。楽しさや感動、愛憎などのポジティブな感情で強化される他のオーディエンスライダーと比べるとキューンのみネガティブ寄りである（喜怒哀楽の哀枠と考えると妥当だが）。
脚部の「デザイナリーレッグ」はキューンのデザイン力によってライオンの脚を拡張・強化した構造を持ち、空間を駆ける芸当が可能。そのため、一々重力操作でベクトランサーをタッチしなければならないジーンと比べると手間を掛けず空を移動が可能(もっとも、ジーンとは異なりこちらは敵の重力に干渉は不可能であり、相互互換と評価できる)。
ちなみに、サポーター用ライダーは多元視界の同時展開によりサポート対象の動向を常時確認可能となっているが、仮面ライダーキューン「のみ」カスタムチューニングされた耳に当たる「キューンイヤー」はどんな場所に居てもサポート対象(=祢音)の声を聴ける様にカスタマイズされている。
どこぞの悪魔もびっくりなストーカーっぷりである。
使用アイテム
デザイアグランプリの公認サポーターが持つ、武器兼変身銃。「そもそもキューンの見た目だとレイズライザーは使えないのでは？」との疑問があるが、後述のライザーベルトの能力を考えると仮面ライダー時には仮想世界内による遠隔操作で使用しているため、一応必殺技やサポート能力を発動する分には問題なく使えるようだ。
仮面ライダーに変身するために必要なカードデバイス。裏面にはナーゴのライダーズクレストが刻印されており、キューンの変身ポーズを取ると自然に正面からナーゴのマークが見える形となる。これがキューンの故意なのか無意識なものなのかは不明(どっちにしても中々アレではあるが)。
ベルト型エネルギーデバイス。
レーザーレイズライザーとの仮想世界を介したプライベートネットワークを構築・接続すれば遠隔操作を可能とし、ワイヤレスでのエネルギー供給を受ける。かなり見辛いが仮面ライダーキューンの状態でも腰に装着している。
必殺技
- レーザービクトリー
『FINISH MODE』
『LASER VICTORY』
レーザーレイズライザーのクロスオルタネーターを1回操作して発動。
- レーザーチャージ
『SUPPORT MODE』
『LASER CHARGE』
レーザーレイズライザーのクロスオルタネーターを2回操作して発動する補助技。
第30話ではナーゴに使用し、カード状のデバイスを形成しレイズライザーと合体させて長槍にした。
余談
- 変身者であるキューンの性格を反映し過ぎてしまったスペック故に、後者2つが明らかにストーカーのソレと変わらない様に見える為、「クリムゾンベイルの再来」「相手が女性だからベイルよりシャレにならない」等とネタにされている。
- また、変身前から「悪趣味」と評され始めたオーディエンスの中でも、特に「キモい」「気持ち悪い」と酷評されていたキューンだったが、上記の能力の判明で本気で引いてしまった人も出てしまった(フォロワーですら「流石にキモい」と漏らしてしまう人が現れる程)。一応、対象である祢音の家庭環境を考えると、今後の状況次第で彼女を救う決め手にもなり得るかも知れないが……。
- 後に第30話での再変身で祢音を救ったため、一応上記の評価をある程度覆せたと思われる。多分…。
関連タグ
仮面ライダーレーザー、仮面ライダー最光：基本形態が人型では無いライダー。
レジェンドライダー関連
