概要
仮面ライダーギーツに登場するベルトの1つ。初登場は22話。
レーザーレイズライザーで変身する仮面ライダージーン・ベロバ・ケケラ・キューンが共通して装備しているエネルギーデバイスである。
段々のある角ばった見た目でベースは黒。中央に紫のラインがあり、その左隣の一部が白い。
機能・運用
レイズライザーカードをセットしたレーザーレイズライザーの銃身パーツを腰にかざすことで、このベルトが出現・装着される。このためデザイアドライバーやヴィジョンドライバーのようにライザーベルトを携行する事は無い。
仮想世界を介したプライベートネットワークによって反応炉「レーザーリアクター」からワイヤレスでエネルギーを受け取り、ライダーの各部デバイスにエネルギー供給する役割を持つ(と思われる)が、遠隔操作が可能なためライザーベルトを操作する必要はなく、可動箇所も無い。
右側にはレイズバックルホルダーと同型のレーザーレイズライザー懸吊用ホルダーが備わっており、非使用時のレイズライザーはここにセットされている。
立体物
「DXレイズライザーベルト&レイズライザーカードセット」が、2023年3月4日と後半に差し掛かる時期にしては珍しく一般発売。カードはケケラとキューンの2種類が付属する。
劇中通りホルダーにレイズライザーをマウントできるが、やはり直接操作する箇所は無いので見映えを重視しない人にはそこまで必要無いかもしれない。
その「DXレーザーレイズライザー」も同日に発売。
- 懸吊用のホルダーは酷似では無く色違いのレイズバックルホルダーで、明記もされている。
- 因にベルト生成音はレイズライザーの起動音なので、タイミングを合わせて電源を入れるとそれらしい事が出来る。
更にデザイアドライバー、飛電ゼロワンドライバーに続くハイスペックベルト帯第3弾として「DXレイズライザーベルト ハイスペックベルト帯&レイズバックルホルダー」が2023年8月21日に発売。レイズライザーカードはメモリアルレーザーレイズライザーに全て付属するため、既存のハイスペックベルトシリーズ同様ディティールアップのための商品である。バックルが付属する関係上、デザイアドライバー版から価格が改定されたゼロワンドライバー版よりもさらに高価になっている。これの登場により、メモリアルレーザーレイズライザーと合わせて「もうCSMじゃねえか」と話題になっていた。
しかし、他のハイスペックベルト帯とは異なり、バックルとベルト帯が完全にくっ付いており、付け外しは不可能。構造上非常に巻き辛いものの劇中で外すシーンが存在しないのでこれだけならまだ良かったのだが、
- ベルト帯自体の長さは変わっていないが、バックルが小さい他デザインの関係上バックル側との接続部パーツも無い影響でナイロン部が多分に露出してしまいベルト留めで隠せない現象が発生
- 短くなってしまう現象を解消すべく購入者側で調節不可のナイロン部が予告無しに今までのハイスペックベルトよりも伸ばされており、腰に巻かずとも販売ページでは可能だったベルト留めでのカバーが不可能
- 事前予告に反してベルト帯が塗装されておらず成型色でウェルドラインが見える
- んでもって何故かベルト帯の「裏側だけ」は塗装されている
…こんな風に、販売ページを見て購入者が期待していた代物とは程遠い仕上がりとなってしまっていた。
元々、他のハイスペックベルト帯と比較しても単純に値段が若干高い(ハイスペックベルト帯は基本的に、5~6,000円、レイズライザーベルトは8,800円、ゲーマドライバーはキメワザスロットホルダー込みで8,800円となっており、専用造形があるとは言ってもホルダーが2つ付属している場合のハイスペックベルト帯と比べても明らかに高い)ベルトになっていたり遊び方が限られている(他のハイスペック帯は多くの変身アイテムと連動して遊べるが、レイズライザーの場合は巻いてレイズライザーを装着する程度しか遊び方が無い)事もあり、それだけに期待を寄せていた購入者からは不満の声が上がってしまった。メモリアルレーザーレイズライザーにも多数の不具合が確認された(こちらは交換品対応を実施)事も重なり、「値段不相応」、「詐欺」、「バンダイはサポーターライダーに恨みでもあるのか」、「どうしてこうなった」とマイナス寄りに話題になってしまっており、好意的な感想は0までは行かないながらも非常に少ない。
当然ながら購入者からバンダイ側への問い合わせは相次いだようだが、バンダイからの返答は「ベルト帯は塗装している、ウェルドラインが出ているのは仕様」(※)「ナイロンベルトやベルト帯の短さは仕様」、「返金対応等は無し」の対応で、購入者からはさらなる怒りの声が上がってしまっている(そもそも、2023年の年末に発送されたPREMIUM DXのレーザーレイズライザーの音声ミスやCSM2.0のファイズギアのミス等が立て続けにあったので不信感を抱いてしまったファンが増えてしまった)。
(※)…ウェルドラインとは、パーツの成型時に高頻度で発生する発生自体は防ぎ様が無い成型不良。DX玩具のベルト帯などでもよく見られるが、上から塗装すれば普通は見えなくなるのでこれまでのハイスペックベルト帯でもそのような手法が用いられていた。要するに、塗装しているなら見えるハズが無く明らかに矛盾している。裏側だけ塗装されているのを見るに、発注ミスもしくは伝達ミスとしか思えない仕上がりになっている。
オマケに、この直後に、次回作のライドケミーカード(ライドケミートレカ)のパック3弾でもカードの印刷ミスが発覚し、現行作品の一般販売ですらミスが出てしまう販売体制にファンからは色んな意味で今後を心配され始めている。
余談
- 変身シークエンスは全てレーザーレイズライザーで行われるため、変身前の装着するベルトではあるが変身ベルトではない(実際、変身アイテムとして扱われているのはレイズライザーである)。デルタドライバーやソードオブロゴスバックルのような連動型という可能性はあるが。
- 人型ではない上に体高が低いため、仮面ライダーケケラのページでは紹介されていない(仮想世界に存在していて直接装備していない可能性もある)。
関連タグ
サポーター(仮面ライダーギーツ) オーディエンス(仮面ライダーギーツ)
ソードオブロゴスバックル:似たようなポジションのライダーベルト。