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メケメケZの編集履歴

2023-09-01 20:09:13 バージョン

メケメケZ

めけめけぜっと

クレヨンしんちゃんの劇中劇「アクション仮面」に登場する悪の組織、ブラックメケメケ団首領にしてラスボス。

「ようこそアクション仮面。私がブラックメケメケ団首領、メケメケZだ!」

CV:青野武


概要

アクション仮面シリーズの初代ラスボスであり、クレヨンしんちゃんに登場する劇中劇のキャラでアクション仮面の最強の敵である。

厳格でありながら倒された部下(一般怪人や戦闘員まで)の数を隅から隅まで把握するという何気なく部下思いな面もあり、コレだけでも上に立つ者として不足は無いだろう。当初は表舞台に立たず、ブラック四天王という強力な怪人4名、ウミウシ長官ビジョー、チンパン総督モンキッキ、カマキリ将軍ギリギリ、イグアナ大臣ズビズバに幹部を担当させて自らは通信で指示を与えていた。うちビジョーとギリギリは女性幹部であり、放送時(90年代前半)を考えても、その点でかなり先進的といえる。幹部全滅を受け、本格的に自らが動き出す(この時、幹部4名、怪人52名、戦闘員739名がアクション仮面に敗れたと述べているため、ここまでが約1年間ほどの放送期間だったのでは?という推測も)。

姿を現した時点からタバコをよく吸う愛煙家でもあり、アニメで彼が登場する時には大抵はタバコを加えている。そしてタバコのポイ捨てをよくするためアクション仮面から「タバコのポイ捨てはやめろ!!」と如何なる場面であろうとよく注意される。因みに「私は帰って熱いコーヒーが飲みたいのだよ!」と言うセリフがあるあたりコーヒーが好きらしい。


外見

見た目はキカイダーのような左右非対称

カラーをした骸骨顔。胸に赤色の「Z」が描かれてるのが特徴である。カラーリングは右半分は少し淀んだ黄色で、左半分は紫色である。

顔の表情は、白い歯がむき出しで妙に笑ってるように見えるが、目尻は下がっててどこかもの悲しげに見ているようなデザインをしている。因みに口(歯)の開閉は可能でありそれでタバコを加えたり煙を吐いたりすることが可能である。(ただし喋る時は開閉しない。)


戦闘力

悪の組織の首領だけあって、アクション仮面を幾度も苦しめるほどの戦闘スペックを誇る。

移動速度や攻撃速度も非常に素早く、目で追うことすら不可能な程のスピードを出すことも可能である。

  • ブラックビーム

両腕を前に突き出して、両腕に展開される発射口から放たれる黒色の電撃光線。

アクションビームを相殺し、圧倒する程の威力がある。

  • 加速による分身(仮称)

高速移動を最大限に活かした分身で最大7人分まで増やすことが可能である。しかし、3人までしか分身出来なかったアクション仮面との戦闘で分身は途切れた。ただ、その後も苦しむ素振りを見せていないため肩慣らし程度だったのだろう。

  • ブラックビーム・ボール(仮称)

メケメケZの人差し指からノーモーションで放たれる黒色の光弾。

アクションビーム・ボールを放とうとしたタイミングで放ち、無力化した後アクション仮面を壁に打ち付けるほどの強力な技である。

  • 変わり身の術

木を身代わりにした護身術。

これを使ってアクション仮面との戦闘を離脱するといった活用をしている。


劇中の活躍

アクション仮面が基地に乗り込んで来た際に初めて対峙。ここで激突を繰り広げる。

最初は遊んでいたためアクション仮面との戦いを楽しんでいたが「もう飽きた」と言ってからは終始圧倒。アクション仮面がアクションビーム・ボールをチャージすると、それよりも早く攻撃してイニシアチブをとった。

しかし立ち上がって来たアクション仮面はミミ子の協力によってふたたびアクションビーム・ボールをチャージして放つ。しかもミミ子の力を合わせたためビーム・ボールは普段よりも大きく強かったためメケメケZは驚愕、攻撃を受け止めきることも出来ず、腹部を貫かれて敗北。貫かれた腹部からはメカ部品が覗いていた。その正体がロボットであったメケメケZはそのまま爆発四散した。かくしてテレビ番組・アクション仮面は最終回となる…。


…と思われたが、実は自身より遥かに力が劣る身代わり(コピー)のロボットに過ぎなかったことを立体映像で明かして、本人はその場を去っていった(…好評のために番組延長ということだろうか?)。

次なる展開ではミミ子を拉致しての再登場を果たす。

ここでもアクション仮面を相手に優位に立つが、最後の激突の際に変わり身の術を行い、アクション仮面が倒したものは丸太であり、メケメケZは再会を期す言葉を残し、さっさと姿を消してしまった。


メケメケZとの決着は映画版で描かれている。

側近であるメケメケYの犠牲によりアクション仮面のパワーアップユニットを手にし、それを用いて強化変身を果たす。最早アクション仮面では太刀打ちできないほどの強さとなり、一方的に蹂躙して勝利した。

そして夜の街にてアクション仮面と再戦。ここでも圧倒するがミミ子の援護によってアクション仮面もパワーアップを果たし、アクションウルトラハイパースペシャルビームとの鍔迫り合いとなる。

一気に力を炸裂させたアクション仮面に押し切られ、最期は潔く敗北を認めながら光線に飲み込まれ消滅した。


余談

アクション仮面の敵の中でハイグレ魔王パラダイスキングと比べるとやや劣るが人気のあるキャラであり、アニメや映画でもちらほら彼の姿が見られる。

その他にもクレヨンしんちゃんの公式グッズ化もされている為、伊達にアクション仮面のラスボスを演じてはいないのかがよくわかる。


関連イラスト

メケメケ…メケメケ団


関連タグ

クレヨンしんちゃん アクション仮面

悪の組織 ラスボス 悪のカリスマ 理想の上司 愛煙家

スカルマン:おそらく元ネタ。

仮面ライダースカル半分こデザインのヒーローの番組に登場する渋い骸骨キャラ。ただしこちらは善玉である。


メケメケ:『魔法陣グルグル』に登場する生き物だったり、『学校のコワいうわさ 花子さんがきた!』に登場するモンスターだったり。

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