社会人野球
しゃかいじんやきゅう
説明
企業の野球部やアマチュアのクラブチームといった社会人で構成されるチームによる野球である。ノンプロともいう。
日本では規定上は、加盟登録条件を満たすすべてのアマチュア野球チームが登録可能なため、場合によって大学や専門学校などのチームも加盟可能(2016年現在、専門学校8チーム・大学2チーム加盟。)であり、大学生や専門学校の生徒がクラブチームに所属し選手登録することも可能だが、野球協約により日本学生野球協会所属団体(つまり高校野球や大学野球のチーム)に登録されている部員は登録できない。(定時制高校の生徒の場合は18歳以上から加盟できる。2002年の規約改正により、日本高校野球連盟に選手登録をしていない選手であれば、現役の高校生であっても日本野球連盟に選手登録することができることとなっている。また通算で高校3年・大学4年をこえる選手は学籍を残しながら日本野球連盟に選手登録することも可能。)
硬式野球チームの大部分は日本野球連盟に所属して活動を行っている。(草野球チームを含めた社会人軟式野球チームは、別の管理管轄下で活動している)
フィクション(特に漫画)では高校野球とプロ野球の間に挟まれるせいか、大学野球と同様に題材として扱われることは非常に少ない。
関連タグ
※主に硬式野球について記載。
社会人野球チームを持つ企業
(☆はクラブ含めて複数チームを持つ企業。★は関連会社のチームも含む。)
日本生命 パナソニック JR東日本☆ JR西日本 JR東海 JR四国 JR九州
NTT東日本 NTT西日本 日本通運 東芝 セガサミー 明治安田生命 西濃運輸 日立製作所
富士重工 トヨタ自動車★ ENEOS 東京ガス ヤマハ 三菱自動車☆ 三菱重工☆ JFEスチール☆
Honda☆ 新日鐵住金(現・日本製鉄)☆★ 沖縄電力 TDK 七十七銀行 王子(旧:王子製紙) 四国銀行
日産自動車☆・・・2010年より硬式野球部・九州硬式野球部が休部したが、硬式野球部は2025年、九州硬式野球部が2024年(休部後クラブチーム『苅田ビクトリーズ』を結成し引き継ぐ。このチームを部に昇格)より活動再開予定。
主な大会
地区連盟主催大会(主催:日本野球連盟に属する各地区連盟)
都市対抗野球大会(主催:日本野球連盟・毎日新聞社。7月中旬〜下旬開催)
社会人野球日本選手権大会(主催:日本野球連盟・毎日新聞社。11月開催)
全日本クラブ野球選手権大会(主催:日本野球連盟・毎日新聞社。8月後半〜9月前半開催)