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編集者:ダニーO
編集内容:一部分に追記

注意

8月24日から小説が発売されていますが、ネタバレ回避のために、9月7日以降、できれば該当次週の週末以降(18日または25日)までは、公式によって発表された情報以外の重大なネタバレ情報(怪獣の能力、出自、正体、顛末など)を書き込むことをご遠慮ください。

これに関する賛否の意見(例:どこまでの範囲ならば情報を解禁するべきか否か)は、『GAMERA-Rebirth-』の記事のコメント欄に書き込んでください。

データ

体長
  • ???
体重
  • ???
年齢
  • 不明
能力
  • 超振動ブレード
  • 電磁波
  • 鱗弾
  • 伸縮性のある胴体
  • 地中潜航
  • 機動性と運動能力

概要

GAMERA-Rebirth-』に登場するギロンの通称。

映像作品では、CRでの客演や『パシフィック・リム』シリーズにおけるオマージュやイースターエッグをのぞけば、初登場の『ガメラ対大悪獣ギロン』以来、約54年振りの出演となる。

そのシルエットは、やはり「包丁が怪獣」になった外見で、最もデザインが変動しているジグラと比べると、比較的にリメイクされたデザインである事が解りやすい。しかし、刃の峰の部分がノコギリ状になっており、また、口の部分も異様な形をしていて、他の敵怪獣たちと比べると生物らしさが控えめな異形さが際立っている。

ニウエで卵が発見され、それが孵化したとされる。

生態

頭部の刃は「超振動ブレード」といい、振動させることでチェーンソーのように切り裂いたり地中に潜ることも可能。更に尾部にある電磁射出器官を使い、鱗装甲の一部を高速発射する「鱗弾(うろこだん)」という攻撃を行う。

また、昭和版と同じく高い跳躍力を持つ(昭和版とは異なり、両脚からジェット噴射を行うという設定はない)が、こちらは宙返りを含むアクロバティックな挙動もみせている。海中から突然飛び上がってヘリポート上のヘリコプターを瞬時に破壊しており、ガメラに対しても火焔弾を避けた上で宙返りを行いながら空中から斬撃を繰り出すなど、凄まじい身軽さと機動性と頭部の切断力を有しているのが確認出来る。

また、見た目とは対照的に泳ぎも得意と思われる。

余談

  • 鱗弾は、昭和版のギロンで実現できなかった「背びれを弾丸として発射」する能力に様相が近く、下記の様に、瀬下がメカゴジラで描きたかった描写の再現とも言える。
  • オリジナルギャオスの肉片を取り込んだ巻貝が変化したとされる「G-ギロン」をのぞけば、初の地球産ギロンになる。
  • 「ギロンをリメイクするなら頭をチェーンソー式に」というのは多くの人々が妄想してきたことであり、実際、『ガメラ3』を記念して数々の漫画家やイラストレーターから提供されたイラストにも、その様なアイディアがみられた(『ガメラ3 バニシングブック』に掲載)。
  • 地中を移動する能力を持つのは、(ギャオスの幼虫をのぞけば)シリーズでは徳間ガメラマザーレギオンに次ぐ三体目となる。
  • 南太平洋のとある島の発掘現場で発見された卵が孵化するというのは、バルゴンジャイガーにも通じる設定となっている。
  • 従来の手裏剣ではなくて鱗を発射する設定になっているが、昭和のギロンでも、企画段階では背びれを武器として発射する案があった。
  • ギロンの中国語表記は「基龍」であるが、こちらのギロンはオリジナル版よりも胴体の造形などが「龍」を思わせる感が強まっている。
  • ネタバレになるが、このギロンとの戦いでガメラが負った傷の描写は、過去作におけるとある怪獣との戦いで別のガメラが負った傷とかなり類似している。

関連動画

関連タグ

GAMERA-Rebirth- ギロン 怪獣(GAMERA-Rebirth-)

スーパーギャオス:体の部位を超振動させて推進力を得るという設定があり、アルビノギャオスでもこの能力を発展させた戦闘能力が付与されている。

メカゴジラ(アニメ映画):本作のギロンの鱗弾は、瀬下寛之が構想していたメカゴジラの武装の一つと描写に類似性がある。

ゴモラ頭部を超振動させて地中を移動する怪獣。

とよさきあき:デフォルメした記念イラストを投稿している(参照)。

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