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バンドウ・ヤスノブの編集履歴

2023-09-16 10:26:13 バージョン

バンドウ・ヤスノブ

ばんどうやすのぶ

バンドウ・ヤスノブとは、特撮『ウルトラマンブレーザー』の登場人物。

演:梶原颯


概要

特撮テレビ番組『ウルトラマンブレーザー』の登場人物。

1998年4月22日生まれ(25歳)、2021年4月に「GGF」へ正式入隊。階級は「3等特尉」。漢字表記は「坂藤泰信」(「地球防衛隊勤務記録」のプロフィールより)。


アースガロン」の開発にも関わるメカニック担当で、関西弁で喋る同機の操縦士(標準語で喋る時に、方言を喋る人独特の訛りを見せている)。「SKaRD」に配属される前は地球防衛隊「GGF」の輸送機部隊でパイロットを務めていた。

兵器や機械の整備も得意としており、気に入った機械には名前をつけて愛でる密かな趣向を持っていて、アースガロンのことを「アーくん」と呼んでいる。ただし、本人はそういう趣向をあまり人前で出したくない性分であり、馴染みのコインランドリーの乾燥機を「クルル」と呼んで話しかけているのをゲントに見られて退かれた時は、すごく落ち込んでいた。


思ったことをズケズケ口にして周りを引かせることもあるが、裏表や嫌味はなく、人懐っこい愛されキャラ。

アースガロンのマニュアルとして広辞苑並み(下手すればそれ以上)もある分厚い本(無数の付箋付き)を用意しており、専門的な知識をさも基礎知識かのようにサラッと言い流すという、典型的な知識ヲタ&機械ヲタを絵に描いたような性格をしている

一方で、怪獣に対しては駆除するべき相手と割り切っているのか、生まれたばかりの子供を守ろうとするデマーガに対して、アースガロンに同席していたナガラ・テルアキは攻撃に躊躇いを見せた中、ヤスノブは嬉々とした様子で攻撃を仕掛けている

趣味はあやとり


仕事に対する熱意は人一倍あり、頼まれたことは快く引き受けてくれるが、それ故に無理しすぎる性分で頼まれたことは断れず、それが祟ってオーバーワークに陥ってしまうお人好しぶりも。

また、SKaRD内の中でも階級が三等特尉と1番下なのもあってかチーム最年少のエミにも敬語で接している。


童顔でメカニックだが意外にも体を鍛えており、服を脱いだら引き締まった肉体が露わになる(もっともメタい話、演者の梶原の趣味が筋トレであるからである。つまり、撮影のために鍛えたのではなく、元々趣味で鍛えていただけ)。


各話での動向

第2話にてゲント隊長が隊員達を集めに行った際には唯一合流できなかったが、これはアースガロンの調整に回っていたためで、その間にも移動指揮車をチューンナップしたり武器の手描きマニュアルを用意したりと陰ながらサポートしていた。本格的な合流は同話の終盤から。


3話のタガヌラー戦では、タガヌラーの攻撃で機能停止したアースガロンのテイルVLSを撃つようにSKaRDCPからアンリに指示し、弾道を遠隔操作するというアシストを披露。


4話の冒頭では対レヴィーラ戦のため、新兵器の開発に専念し、その後ナグラ・テルアキと共にアースガロンに搭乗してレヴィーラと交戦する。レヴィーラに効果的だという大手会社ノヴァイオが開発した細菌兵器FK1を込めた新兵器のアンプル弾で体内に直接撃ち込むが、予想よりも早くレヴィーラがFK1に耐性を持ち始め、アースガロンの目前まで迫った所で漸く退散した。この事から、まもなくレヴィーラにFK1が効かなくなる事をテルアキと共に危惧する。

その夜、ノヴァイオの内偵をしてたエミの作戦(仲違いしたフリをして、エミを囮にノヴァイオの真相に関する決定的な証拠を入手する、というもの)のためゲントと共に指揮車で待機してると、あっさり引っかかった曽根崎達を見て水族館でのゲントとエミの演技力を称賛する。その後、「俺が行く」と言ってエミのGOサインも待たずに行ったゲントのフリーダムさに「むっちゃ自由やん」と困惑しつつも、暴走し始めたレヴィーラの対処のためSKaRDCPで待機してるテルアキとアンリに出動要請した。

その後ウルトラマンの援護のため、エミの作戦をアースガロンに伝えるため通信をアースガロンに直接繋げている。


第5話では、GGFが開発した新装備メガショットのテストのため秋田の市之字村を訪れ、整備のためにゲントやメガショット開発チームと共に演習場のテントで待機。

ゲント達と共にメガショットの射撃性能に感心してると、銃火器の爆音により、メガショットが設置してある山=ドルゴが目を覚ましてしまう。

エミとアンリの幼馴染であるミズホの持ってきた古文書に書かれていた御神体を持って元あった祠に位置する脳幹へゲントとアンリが向かう間、万が一に備えてテルアキと共にアースガロンのメンテのため整備班の陣頭指揮を執る。

整備が終わるとテルアキと共に再出撃し、アースガロンで軽々と側転しつつメガショットの土台を狙撃してブレーザーを援護した。


メインを務めた第6話では、エミにジャミング機能付きの腕時計の開発を、アンリから報告書の添削を、ゲントに依頼されていたオフィスのPCの修理等「大丈夫です」と言って全部ひきうけてオーバーワークで倒れてしまった(一応ゲントは、ヤスノブの顔色が悪い事に気付いて案じてはいた)。

さらに、プライベートでは家の近くのコインランドリーにある乾燥機に『クルル』と名付けて話しかけている所を、テルアキの実家のトマトを持ってヤスノブの様子を見に来たゲントに見られてしまった。お取り込み中悪かったとゲントが去っていくと、それと入れ替わりでカナン星人ハービーが現れ、最近発生していた暴走事故の黒幕であることを暴露。オーロラ光線を照射したアースガロンを利用した地球侵略を止めようと追いかけようとするも逃げられてしまう。その際、(オーロラ光線を照射されて慌てて脱ぎ捨てていたため)上半身裸のまま追いかけようとして某監督に似ているコインランドリーの常連客に気持ち悪がられてしまっている。

そして、ストレスを溜めさせていたことに対する謝罪と共にクルルに呼びかけ、アジトへのゲートを開けてもらい、コミュニケーションを取りに戻ってきたゲントに「アースガロンに注意して下さい!」と言い残しゲートへ入って行った。


袖ヶ崎海岸へワープしたヤスノブは、カナン星人のアジトへ単独で潜入。制圧を試みるも、ハービーに背後を取られてしまい失敗。そして見せしめとして、駆けつけたSKaRDの仲間たちがアースガロンに襲われる様子を見せられる。

ブレーザーが現れ操られたアースガロンと対峙するも、苦戦を強いられるばかり。その様子を見ていたヤスノブは隙を見て逃げ出し、アースガロンに呼びかける。


「やめてくれアースガロン!君の敵はウルトラマンやない!君の役目はそんなことちゃうやろォォ!!」


ブレーザーはアースガロンを何とか抑えつけるも、アースガンがヤスノブのいた展望デッキに被弾し落下してしまう。その時、助けてくれたのは正気を取り戻したアースガロンだった。救助を終えたアースガロンは機能を停止、逃亡を図ったハービーもスパイラルバレードで撃墜され事なきを得た。

その後、ゲントと共にクルルの手入れをしていたところ、


ゲント「俺たちはチームだ。気兼ねなく相談しろ。クルルにだけじゃなく」


と言われ、アースガロンとも仲良くなりたいと弱音をこぼすと、ゲントに「もうバッチリだろ?」と言われる。今回の件について、声が届いたのか単なる誤作動かハッキリしないと話すと「お前の声が届いたんだよ」と返され、心機一転アースガロンともクルルみたいに仲良くなりたいと奮起した。すると、それに返事するようにクルルが物音を立てたのだった。


7話では、熱い猛暑の中アースガロンの新装備であるmod2の実戦投入に向けて最終調整をしているが、6話の件もありゲントからはちゃんと休めと言われている。

8話では、前回ウルトラマンですら破れなかった強敵ニジカガチの弱点である顔のコアを破るためにを破るためにゲントがMod2の使用を提案した際にはまだ未完成できちんとしたテストをしてないのもあり躊躇うも今のSKaRDにはそれ以外の選択肢が無いため急いで取り付けた。その際ゲントにどうなっても知らないと言うとゲントからは『テストじゃ本気を出せないだろ』と返されぶっつけ本番でMod2を装備したアースガロンにゲントと共に乗り込みニジカガチと交戦する。

9話では、ニジカガチ戦でのダメージがかなり大きく暫くは出せないにもかかわらずハルノから24時間でアースガロンのメンテを終わらせろという無茶振りが来た際には整備班長になんで伝えればいいねんと愚痴っている。

余談


  • ニコニコ動画では演者の梶原の肉体美に対するネタの他、歴代ウルトラシリーズのメカニックが便利屋として扱われていることから「ノブえもん」というあだ名をつけられている(実際、第6話冒頭でエミやアンリから仕事を頼まれる様子が、某猫型ロボットがメガネの少年に泣きつかれる様子に見えなくもない)

関連項目

ウルトラマンブレーザー SKaRD


ホリイ・マサミ:『ウルトラマンティガ』より。関西弁で喋る防衛チーム隊員の前例。発明家でもあり、彼の発明は後のシリーズでも活躍するほどである。


野比のび太:趣味・特技があやとりの人物繋がり。あやとりが趣味で彼を思い浮かべた人も多いと思われる。ただし、便利屋な立ち位置的に、ドラえもんの方が近い。

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