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演:山田朝華


概要編集

ウルトラマンブレーザー』第5話「山が吠える」に登場するゲストキャラクターで、ミナミ・アンリの幼馴染。神社の娘である。

幼い頃から生き物の声を聞くことができるという不思議な力を持っており、周りの人間には信じてもらえず、唯一アンリだけが信じてくれていた。幼い頃はアンリと共に、守り神ドルゴを祀る祠へお祈りに行っていた。


アンリとは今でも仲がよく、再会した時は互いに思わず秋田弁で話してしまったり、アンリが危機に陥ると、怪獣が直ぐ近くで暴れている危険状態にもかかわらず、逃げずにアンリの安否を心配した。


GGFが新兵器「メガショット」の性能テストのため、資材を運ぶ通り道にあったドルゴの祠を撤去し、その際から頻発して起こる地震からドルゴの助けを求める声を聞き、性能テストを中止するように呼びかけ続けていた。

ドルゴの事は実家にあった古文書と祖母から聞いた話で知っていたが、決定的な証拠がない上に、GGFも念のために周辺の土壌調査をして「(怪獣と思われる)生命反応がない」という結果が出たため迷信として扱われてしまう。


更に性能テスト中止を呼びかけているのはミズホただ1人であり、他の村人達はおそらくドルゴをただのおとぎ話の創作として受け取っていたと思われる(今回の事件の解決後、村人達はドルゴを守り神ではなくただの怪獣として危険視していたことを公式Twitterの潮流新聞にて記されている)。

その時、偶然アンリと再会し、アンリに性能テストの中止を進言して欲しいと頼むものの、一隊員としての責務もあるため止められなかった。


  • 一応、アンリにも立場があることを理解した上で頼んでおり、ミズホ自身も決定的な証拠がない事は自覚しているので強硬な手段に出ることはなく、「SKaRD隊員の知り合い」としてテントの中に待機することを許されている。

そして、メガショットのテストの際の轟音でドルゴが目覚めるが、メガショットが設置してある山自体がドルゴというまさかの事態が発生。幸い温厚な性格だったため、アースガロンを機能停止させた事を除けば、湖の水を飲んで二度寝しただけで済んだが、一時間後には目覚める上に、メガショットがGGFのコントロールを受け付けず暴走状態になってしまう

メガショットによる被害を危惧しSKaRDがドルゴを討伐する事を考え始めていることを察し、祠が撤去された時に回収しておいた御神体を取り出し、これを元の位置に戻すことでドルゴを大人しくさせることができると進言する。

だが、確実性がない上にもし効果がない場合は危険に晒すことになるため、先程信じてあげることができなかったアンリが代わりに行くことを進言する。


そこへ本部に待機していたアオベ・エミが、アンリから受け取った情報を元に、科学博物館に展示されてあった古文書の続きを見つけ出した。そこに描かれていたのは、睡眠を司る脳幹部分に御神体を突き立てる絵であり、この絵から睡眠のツボを刺激することでドルゴを大人しくさせる科学的根拠ができたため、御神体を元の位置に戻す作戦が執行される。


  • ただし、御神体が効かなかった時のことを想定してアースガロンを復旧し、ドルゴ討伐の準備も同時におこなった。この事にミズホは表情を曇らせるも、反対はしなかった。

最終的に、ウルトラマンブレーザーやアースガロンの活躍でドルゴの背中に設置されたメガショットが取り除かれ、アンリが三戦立ちして祠の跡に御神体を突きつけたことでドルゴが再び1000年の眠りについた。

この際、ドルゴからの感謝の言葉をアンリと共に聞き、ドルゴが倒されずに済んだことに安堵するのであった。


後に潮流新聞にて、ドルゴの再活動を危惧する人々の声に対し、「ドルゴは守り神だから、こちらが余程な事をしない限りは大人しいままである」という旨のコメントを発している(GGFも一応数日に渡ってドルゴを監視し、脳波が安定し長い睡眠状態になっており再活動する可能性が低いと結論づけている)。


余談編集

演者の山田氏は、ウルトラマンX第6話、第7話のゲスト宇宙人ゴールド星人テルのキーマンとして登場している。

その話を担当したのも辻本貴則監督であり、X6話は辻本監督ウルトラマンの現場初登板の回でもある。


関連タグ編集

ウルトラマンブレーザー ミナミ・アンリ

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