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大豊娘娘の編集履歴

2023-09-20 07:40:37 バージョン

大豊娘娘

だーふぉんにゃんにゃん

ゲーム『ARMORED CORE Ⅵ FIRES OF RUBICON』に登場する企業「大豊核心工業集団」のマスコットキャラクターである。

概要

まず大豊娘娘を語る上で大豊の歴史を語らねばならない。

大豊はかつてベイラム経済圏内にて展開されていた出前と町中華をウリとする飲食チェーン店であった。大豊娘娘はその頃から存在しており、その頃はチェーン店によくあるパッとはしないものの可愛らしいマスコット然した姿であった。


ベイラムが軍事力を強化する上で上質なレーションが求められるようになるのだが、ベイラム上層部の人間が大豊の作る中華料理は栄養抜群に加え日持ちし、味も上質であるという特色に目を付ける。

ベイラムは早速大豊にレーション製作を依頼。完成した中華料理のレーションは各地に展開されているベイラム部隊に支給され、このレーションは非常に高く評価された。これを機に大豊は正式にベイラムの系列企業に参画することとなった。


やがて大豊は戦地においてもレーションの運搬作業を担う、「戦場の出前屋」として活躍するようになるのだが、ここで一つ重大な問題が発生するようになる。

大豊の中華料理を主体としたレーションはあまりにも美味であったが為に、戦地では度々兵士間で奪い合いにまで発展する事があったのだが、独立傭兵や他企業までもがその味の虜となり、大豊の輸送機を襲撃してレーションを根こそぎ奪う掠奪行為が頻繁に行われるようになったのである。

無論護衛を付けていたが、ベイラム本社としては運搬に兵力を割きたくない考えであったため、基本MTが2、3機配備されるのみで、高性能なACが配備されるのはごく稀であり、一騎当千の実力を有する独立傭兵や数で襲撃してくる他企業に対する護衛としては非常に心許ない物であった。


そこで大豊は心機一転、兵器開発に参画。護衛として十分な性能を発揮出来るよう十分な火力と継戦能力を両立した兵器や堅牢な設計のACパーツの製造を推し進めるが、次第に本来の目的を見失ってしまい「樹大枝細」という境地に達した大豊は大豊核心工業集団に名を改め、飲食物関連事業から撤退。兵器開発を中心としてしまったのである。

一応今でもレーションの製造は続けているが、約60種近くあったレパートリーも僅か7種までに減少。しかしその質の良さは未だ高く評価されている。


一飲食チェーン店のマスコットに過ぎなかった大豊娘娘も完全に過去の遺物扱いされ、数多く展開されていた大豊の飲食チェーン店共々闇に葬り去られてしまっていたが、突如転機が訪れる。

そう、アーキ坊やの誕生である。アーキバスが生み出したアーキ坊やに対抗意識を燃やしたベイラム本社は急遽ベイ太郎を発表するものの当初は非常にウケが悪く、アーキ坊や一強の時代となっていた。

大豊はこれを対岸の火事として静観していたが、ある日広報担当が倉庫奥深くに眠っていた大豊娘娘が描かれた飲食チェーン時代の看板を発見。気まぐれに自身の趣味を交えて軽い気持ちで大胆にアレンジした大豊娘娘を自社製品のPRと共に公開すると、瞬く間に全宇宙で話題となる。


「樹大枝細」を体現したかのような美少女キャラクターは一部界隈で大ウケし、これを好機と見た大豊は美少女キャラクターとして生まれ変わった大豊娘娘の関連グッズをいち早く製作。その売り上げは僅かに人気が出てきていたベイ太郎を一瞬で追い抜き、企業の枠をも超えて活躍していたアーキ坊やに追い縋る程であり、時期によってはアーキ坊やをも超える事さえある超人気者となったのである。


更に大豊は娘娘コンテストと称して年に一回、一般公募から今年の大豊娘娘のデザインを決めるコンテストを開催しており、皆様ご存じの通り多種多様な外見の大豊娘娘が数多く生み出され、毎回賑わいを見せている。


そして企業合同イベントの際は大豊が採用したキャンペーンガールによるリアル大豊娘娘も毎年恒例の事業となっており、アーキ坊やとベイ太郎の乱闘を背景にしながら行われる写真撮影が人気を博している。


現在では飲食チェーン時代の姿も子ども向けのイベントで着ぐるみとして登場したり、グッズも多数作られるようになり、レーションの包装にも描かれている。

波瀾万丈な歴史と多種多様な姿を持つ大豊娘娘。彼女はちびっ子から大人にまで親しまれる人気キャラクターとしての地位を確立したのである。


真実








以下、本作ストーリーの重大なネタバレはあんまり含まれておりませんので注意!












察しの良い人はもうお気づきだろうが、大豊娘娘は完全な二次創作キャラクターであり、上記概要も完全なデタラメである。



ゲーム『ARMORED CORE Ⅵ FIRES OF RUBICON』に登場する企業「大豊核心工業集団」が掲げるコンセプト「樹大枝細」(中心たるコアは大きく、他は最小限に)を超解釈した傭兵たちが生み出してしまった架空の看板娘である。


ビジュアルは描き手によって異なるが、「樹大枝細」は概ねワガママボディな中華美少女として表現される傾向にあり、企業ロゴに用いられている芥子色や赤色が反映される事が多い。大豊娘娘は毎年あるいはイベントごとに抜擢されるキャンペーンガールであるという解釈も産まれており、その姿形はしばしば変遷する。

娘娘」は中国語で貴婦人や女神に対して使われる尊称であり、企業の繁栄を願って生み出されたであろうキャラクターへのネーミングとしては申し分ない。

企業としてはベイラムグループの一勢力である大豊が、キャラクターコンテンツではアーキバス社すら下して売り上げトップを独走しているという設定も持ち上がり、何とも奇妙な立ち位置を得ている。


また、現在の路線になる以前に活躍していた「マスコット時代の大豊娘娘」に思いを馳せたり、企画会議の様子を勝手に補完したり(清渓川構文よろしく樹大枝細の社訓に反する意見を述べた社員が処分されるという内情を描いた二次創作も多く見られる)、企業主催のイベントでカメラに囲まれる大豊娘娘の衣装をまとったコンパニオンのお姉さんたちを幻視したりと、派生する幻覚もユニーク寄り。

中には、大豊製AC「天槍」の頭部パーツが控えめな性能である事に因んで、実はアホの子という業の深さを感じさせる概念もあるとか。

ファンアートの多くはイラストの形態だが、中にはVHS画質のCMを“発掘”してくる剛の者も。


誕生の経緯

大豊娘娘

ゲーム『ARMORED CORE Ⅵ FIRES OF RUBICON』に登場する企業のマスコットキャラクターを考案し始めた傭兵たちのお遊びがネットミームと化し、先陣を切ったアーキ坊やや対抗勢力ベイ太郎に次いで生み出された、あくまでもファンメイドの大豊社イメージキャラクターである。


アーキ坊やが点けた火は爆発的に燃え広がり、『AC』シリーズでも前代未聞の作中企業のマスコットキャラクターを創造するというムーブメントは瞬く間にコミュニティへと浸透、活発な議論が交わされるようになった。

着ぐるみタイプのアーキ坊やと残念系ゆるキャラのベイ太郎が場外乱闘を始める一方で、大豊のマスコットキャラクターの方向性として提案されたのが、「樹大枝細」を体現したボンッキュッボンなチャイナっ娘という萌え路線である。可能なかぎり発信源を辿ると、とあるユーザーがしたためたメモと、それをヒントに他のユーザーが描き起こしたビジュアルに行き着くことができる。

同じ土俵で競う事なくマスコットガールというフィールドへ斬り込んだ「大豊娘娘」はマスコット第3勢力へと踊り出し、先んじて二次創作界隈を賑わせていたエアオールマインドの美少女化ファンアート路線に、にわかに勃興した企業キャラブームの勢いを上乗せした独自のコンテンツへと急成長を遂げ、困惑する傭兵たちに新たな衝撃を伴って迎えられた。


大豊核心工業集団について

ベイラム傘下の星外系企業の1つであり、重量タンク脚や大型グレネード、ガトリングといったガチタン御用達の重量級のパーツを製造している。企業名から元は中国系である事がうかがえる。

重量級パーツに強い拘りを見せ、どっしりとした作りのコアと身軽な印象の手足を持つ重量AC「天槍」を生産している(手足を重厚に作るとその重さで機体が振り回され、姿勢制御に影響を及ぼすといったデメリットが考えられる)。

2脚パーツなどはすっきりした膝下に比べて大腿部が太ましい作りになっており、コア(上体)との接続部分が見事にくびれているため、大豊娘娘を“天槍の擬人化”と捉えるのもあながち間違いではない。そこに「樹大枝細」の精神さえ込められていれば、鋼鉄のロボットも萌えマスコットも同じ場所に辿り着くのだ。

天槍そのものに不埒な感情を抱き始めた場合は、少し冷静になった方が良いかもしれないが……。


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