説明
管理職とは、簡単に言えば部下を指揮・統括して組織の運営に当たる立場の者を指し、一般的な会社では部長・課長・係長がこの管理職に該当する。
管理職の最高位である部長の上は取締役会などの所謂「幹部」「役員」クラスになるので、部長は中間管理職には該当せず、部長より地位が低い課長と係長が中間管理職と呼ばれている。つまり、中間管理職とは管理職の下に就いている管理職のことである。
中間管理職は上層部と末端を繋ぐパイプ役のような役割を担っており、上司からの命令に従いつつ現場で部下達を上手く統率して仕事が円滑に進むよう取り仕切らなければならないため、心労やストレスが非常に溜まりやすい立場にある。
そのため、一般的な会社以外でも「部下を指揮する立場にいながら自分も上位の指揮下にいる立場」にある者や役職を中間管理職と呼ぶことも多い。
例えば、警察組織では警部も中間管理職に当たる立場にあり、部下たちを事件や事故の現場で統率し、警視庁では警視長・警視監といった上層部、時には本庁のトップである警視総監の相手をしなければならない大変な役職でもある。
関連タグ
野原ひろし ブンビー 銭形幸一 目暮十三 杉下右京 久保田博士 ヒルマ・ゲント
利根川幸雄:正確には幹部で中間管理職ではないが、会長が横暴なせいで中間管理職という名の閑職として扱われている漫画がある
ハドラー:魔王軍の魔軍司令(三流魔王)時代は、まさに絵に描いたような「中間管理職」だったが、超魔生物化し主に裏切られた後は、中間管理職という名の束縛から完全に払拭した。
次長課長:お笑い界の中間管理職